英中銀四半期インフレーション・レポートが昨日発表されました。その内容、そして私が受けた印象は金曜日のまね得コラムで詳しく書かせて頂きます

インフレ・レポート発表と同時に行われたキング総裁記者会見の内容は、予想よりハト派的な内容となり、それを受けてポンドが下落しました。
*バークレイズ銀行の見解インフレ・レポート発表前は今年11月に0.5%利上げ

年末時点の政策金利は1.0%へ という見解を示していました

しかし同レポート発表後には、今年5月、8月、11月それぞれ0.25%利上げ

年末時点の政策金利は1.25%へ と内容を改めた様子。2012年末時点での政策金利水準予想は2.5%となっています。
*RBSの見解同レポート発表前はバークレイズ銀行と全く同じで今年11月に0.5%利上げを予想していたようです

レポート発表後になって利上げ時期を前倒し

今年5月に最初の0.25%利上げと変更

その後 再度0.25%利上げし、年末時点の金利水準は1.0%へ。2012年は上半期と下半期 それぞれ0.25%づつの利上げを予想し、2012年末金利水準は 1.50%
同行はバークレイズと比べ 年末時点の金利水準は低めを維持していますが、利上げ時期に対しては積極的で、早ければ来月にも利上げがある可能性を排除しない

と付け加えている模様。
これら以外では野村と英商工会議所が同じく利上げ時期を5月に前倒ししているようです。
*ロイター社が行ったアンケート結果水曜日のインフレ・レポート発表後、ロイター社が50名のエコノミストを対象にして行ったアンケート結果を紹介しますね!
・50名中 10名 (20%)のエコノミスト達は、2011年度第2四半期に利上げ予想

先週行ったアンケートでは、70名のエコノミスト中 8名(約11%)が同じ意見を示しています
・50名中 22名 (44%)が第3四半期に利上げ予想

先週行ったアンケートでは、70名のエコノミスト中 24名(34%)が同じ意見を示しています
・マーケットは現在 今年6月までに0.25%の利上げを完全に織り込んでいます

先週の時点では10月までに0.25%の利上げを織り込んでいた
・年末の政策金利レベルの平均値は 0.75% + 2012年には各四半期ごとに最低でも0.25%づつの利上げ実施を予想

2012年末時点での金利水準は2.0%
・英成長率に関するエコノミスト達の予想は、2011年各四半期ごとの成長率として0.4~0.5%くらい
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