お早ようございます

。早朝から霧に覆われていたロンドンですが、先ほどから本当~~~に久し振りの



が顔をのぞかせています。
*テレビニュース報道今年に入ってからのテレビ放送を振り返ってみると、第一報として報じられた報道内容としては
1月初旬

VAT上げ関連ニュース と 死体で発見された女性を殺した犯人探し
1月中旬

VAT上げ関連 と エジプト関連がチラホラ
1月下旬

エジプト関連 と 英マイナス成長
2月最初

エジプト関連 と 原油高/インフレ懸念
現在

インフレ/景気/財政政策
私はいつもBBCニュースを中心に見ています。もちろん Skyニュースや米CNN、Foxも見ていますが、毎日必ず1時間じっくり見るのはBBCです。やはり毎日同じテレビ局のニュースを見る利点は、各ニュースにかける時間配分や報道順位などの比較が可能だからです。
先月下旬に英第4四半期がマイナス成長となった時は、エジプト関連報道の合間をぬって その報道がされていました。しかし報道の「主役」はあくまでもエジプト。しかし先週後半くらいからでしょうか.... 英国関連報道が主役に変わってきています。
*雇用関連そういう報道の中で一番目を引く

のが雇用関連ニュースです。
日本で報道されているかどうか判りませんが、医療品最大手であるファイザー社は世界規模でのコスト削減計画を発表しました。その背景には2011年は同社の目玉商品であるリピトールやバイアグラなどのパテントが切れる為、収益がドッと落ち込む事が挙げられています。
当然コスト削減は英国にも波及し、同社の研究開発センターの中で最も古く一番貢献されたと言われる英ケント州サンドウィッチにある工場/研究所全ての閉鎖を発表

これによりそこに勤務する2,400人の従業員は全員解雇

既に政府が発表した各省庁歳出削減計画により、今年に入ってから各地方自治体が1000人単位での雇用削減を発表しており、これらの失業者が果たして民間セクターでの雇用を獲得出来るのか

と懸念されていた矢先に、(受け入れ先である)民間部門でのこれだけ大規模な解雇の報道です。これは我々英国に住む人間を暗い気持ちにさせました。


ところが、昨日ニュースを聞いていたら 米マイクロソフト社が英政府と連携して1,000人のアパレンティス(見習い実習生)の受け入れを発表

それに続き、最近ドンドンのし上がってきた大手スーパーのモリソンズが、最大12,000人

のアパレンティスを雇用すると発表。12,000人かよ~~?

と私は心から驚きました。
この記事で紹介したように 英国での3大スーパーは Tesco, Asda そして Sainsbury'sです。しかしこの2年くらいかな?モリソンズ(Morrisons)がガンガンにTVコマーシャル攻撃を開始したんですね。
たまたまこの週末に行かなければならないところがあったので車を運転していたら、パッとしない大手家電販売店とカーペット/家具屋さんのある広い敷地があったのですが、それらのお店は撤退し その代わりにデ~~ンとモリソンズが建っているのを発見

。 帰宅途中に興味本位で寄ってみたところ、5日前にオープンしたばかり

と言われました。とにかく安い、安い

。
そして他のスーパーとの一番の違いは社員教育だな... と感じました。商品陳列や売り場の社員に対し最高の教育を施しているのは 私がいつも行くWaitroseというスーパーですが、ここは最高級品を売るデパ地下的スーパーなので当たり前ですよね。しかしこれだけの低価格で客を引くモリソンズの魚売り場とか肉売り場のオッサン達の対応には目を見張るものがありました。テレビで見る同社のコマーシャルでも 各売り場担当者の「商品知識とフレンドリーな接客態度」を前面に押し出しているのですが、実際に行ってみたら 本当にその通りだったのです。働いている人が誇りを持って自社の商品を販売しているんですね。
話しが逸れてしまいました

これだけ元気なスーパーが 12,000人のアパレンティスを雇用するのであれば、少しは英国の将来は明るくなるのでしょうか?
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