FT紙が独仏英伊スペイン在住の5,253名(年齢:18~64歳)を対象に「次期ECB総裁」についてアンケートを取りました(実施時期:2011年1月05~11日)
*一番人気はドイツ連銀総裁:ウェーバー氏 
FT紙では ’驚いた事に’

という書き出しでウェーバー氏が一番人気である事を伝えています。
どうして驚きなのかと言えば、ウェーバー連銀総裁は昨年ECBが決定したユーロ加盟国の国債買い取りに真っ向から反対しており、一部の欧州高官達の間では ’緊急事態であるのに全く柔軟性を見せない頑固やオヤジ’ という悪評が立ったようです。しかし今回のアンケートの結果は、
国境を越え「世界最強の中央銀行」という位置づけを守り抜いた旧ドイツ連邦銀行の長を次期ECB総裁に という結果
フランス、スペイン共にそれぞれ26%づつの人達がウェーバー氏を次期総裁に一番好ましい人としています。この26%という数字は自国の中銀総裁を推す数字よりも高いのが特徴
イタリアでは自国の中銀総裁を!という人達が26%、ウェーバー氏を!という人達が25%となっており、依然としてウェーバー人気健在です。
*2番人気はフィンランド中銀総裁これは 「自国の中銀総裁を除いて、誰にECB総裁になって欲しいですか?」という質問への回答から得られた結果のようです。市場関係者の間では ’独ウェーバー 対 伊ドラギ’ の一騎打ちとばかり思っていましたが、アンケートの結果ではフィンランドに軍配が挙がったようで これには私自身も驚きました
(ECB総裁人事に関しては古い記事で恐縮ですが、
これをお読み下さい)
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