本日より BoE金融政策会合がはじまり 明日昼に結果が出ます
先月CPIが出た頃は 90%の確率で8月再利上げがマーケットに織り込まれていましたが それは 現在 2%の確率にまで下がっています。
ある通信社のアンケートによれば 20人のエコノミストに問い合わせたところ 20人全員が明日は据え置き(5.75%のまま)を予想。20人中8人は 5.75%が今回の利上げのピークと予想 (つまり 利上げサイクルは先月の0.25%上げで終了)。誰一人として 今後 英国の金利が6%以上になると予想していない という結果も出ました。半数以上のエコノミスト達は 2008年中に利下げサイクルがはじまると予想
私も明日のBoEは金融政策変更なし と予想しています。私は 車の運転中に ニュースと討論だけを流すラジオをいつも聞いているのですが ここ数ヶ月 特に <過去の利上げの効果が確実に出始めている>というフレーズを耳にする機会が異常に増えました。住宅ローン支払いに苦しむ人のニュースであったり、不動産の価格上昇がやっと穏やかになったニュースであったり、あと5年後に迫ったロンドン・オリンピックの財政負担をどこへ持っていくかで 庶民の懐が 如何に 連続した利上げで 余裕がなくなっているかのニュースであったり さまざまです。
インフレ懸念はあります。原油も高い、食料品も高い、何もかもが高い(ロンドンは 特に) しかし 洪水の被害の財政支出を考慮しても ここで あえて利上げを押し切らなければならないほどの切羽詰りを感じません。
最近のサブプライムから端を発したクレジットマーケットの不安定さも 据え置きに僅かでしょうが影響を与えるのかな...とかも考えたりしています。
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うーーんためになります。3段攻めのぽちさせていただきました。
ちょっと教えていた大体のですが、イギリスのレポートを読むと
大学の学費の上昇が、CPIを押し上げていると書かれているのを見かけます。
日本とかアメリカでも大学の学費は上がっているのですが、
なぜ、イギリスだけ学費の高騰がCPIに影響するのでしょう。
もし、心当たりがあれば教えていただけますか?