お早ようございます。窓明け全開マーケット開始しました。
何度か このブログでもご紹介しています ベガス方式の日足トンネル (24EMAと28EMAがトンネルになる)から 毎日の終値(ロンドン午後9時を使用)の差をグラフにしたものです。このグラフはユーロ円(紺色)ドル円(ピンク)そしてドルスイス(黄色)の終値差チャートです。

(1)は昨年5月 ワシントンG7で 不均衡是正の為「中国などアジアでは一段の為替柔軟性が不可決」と表明 +中国が米債券保有高を減らすべきと発言した +ブッシュ政権ドル安黙認の観測記事等が重なり 一気にドル売りが加速した時 (2)は中国株が大幅下落し 円キャリー手仕舞い観測が浮上 (3)は 今回のサブプライムから端を発したクレジットクランチ懸念
このチャートを見て 気が付いた点
*黄色のドルスイスですが 今回の動きは (1)(2)に比べ 日足トンネルからの変動率が一番小さい。つまり キャリー通貨が円からスイスへ移行した可能性 又は 既存のスイスロング/円ショートの手仕舞いが出た とも考えられる
*紺色のユーロ円ですが (2)同様の下落幅だとすると あと1円強下落余地あり
*ピンクのドル円ですが 現在のところ (1)>(2)>(3)の下落幅ですが ユーロ円同様 あと1円くらい下落余地あり
円キャリー手仕舞いだ、信用収縮だと騒いでいる割に 下げ幅が 思いのほか 地味な通貨に比べ 米株は大胆。このチャートは S&P500(現物)の日足トンネルからの差を描いたチャートです。

これは ドル円と全く反対で (1)<(2)<(3)。月末を控え 最後の絶叫売りが出る危険性あり。ブルを続ける理由が あまり見当たらないのは100も承知なのですが チャートを眺めていると ここから 再度Higher-Highを狙いに行く可能性が十分にあるように思えてなりません。特に 次の四半期一度のQuadruple Witching(9月)のオプションストライクは 1525が現在のところ 一番 狙われやすいストライクになりそうです。少なくとも そこまでは試しに行くと思うんだけどなぁ... 1438/40が下抜けCloseしたら 1525は諦めます
今回の円キャリー手仕舞い相場(3)は (2)の時と比べてずっと深刻だと個人的には思っているので 米株上げを期待している自分自身が信じられない。何かが間違っているんです、私の中で。
とりあえず 前回の円キャリー手仕舞いは 下げた後の上げが加速度的に早かった事。今回 値戻しに手間取っているようでしたら 人生のショートを賭けます
月曜日は基本的に取引しませんので 火曜日から頑張ります。とりあえず 各通貨の窓埋めがどうなるか見てみましょう。
ps
ベガス4時間方式の週足 5SMA-21EMAの差ですが ユーロ/ドル ポンド/ドル ドル/スイス ドル/円 ドルインデックス(DXY)が 優等生しております。それに対して ドルカナダは いんちきシグナル多発。オージーとNZDも ストップを200ポイントくらい置かないと危ない。ポンド円もしかりです。まだ 記録期間が短い(今年4月から)ので カナダやオージー君達に三行半を突きつけるのは酷ですよね... 記録は気長に続けますが 実際の取引は 優等生4通貨に当面 限ってみようと思います。
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