私事で恐縮ですが、今週から取引をストップしています。それでも毎日PCをつけて毎日3時間程度の間 相場動向は見ていますが、やはり真剣度が欠けますね、ポジションを取らないと ...

既に「来年の相場予想」を考える

時期に来ているのですが、最近 欧州安定化基金 (

参照) のうちのひとつであるEFSF増額/使用目的の変更等に関する議論が過熱しているように感じられます。それに加えて、ブログ読者の方からメイル・フォームを通じて「最近日本でもEFSFという言葉を耳にしますが、正直あまりよく分かりません」という質問を頂きました。

総額7,500億

内訳は 1)EFSF 4,400億ユーロに及ぶユーロ圏政府保証付き欧州金融安定ファシリティー 2)EFSM 600億ユーロの融資を可能とする欧州金融安定メカニズム 3)IMF支援 2,500億ユーロ
丁度時間がありますので、本日より数回に渡り EFSFについて一緒に勉強していきたいと思います。
初回の本日は、「EFSFとは何か?」を調べてみましょう。
もしお時間が許せば、EFSFに関する過去記事として、セントラル短資FX(株)さんの
セゾン外貨FX コラム(12月7日記事) そして
ブログ記事 をお読み頂けると幸いです。
*EFSF (European Financial Stability Facility) 欧州金融安定ファシリティー・
ユーロ加盟国のみを対象とした金融支援枠
・格付け: Moody's Aaa / S&P AAA / Fitch AAA
・最大支援可能総額: 4,400億ユーロ

最上級格付けが維持されている限り、総額の120%(5,280億ユーロ)まで保証可

但し、支援対象国による万が一の返済遅延を考慮し、一部の金額をキャッシュバッファーとして積み立てる義務がある

キャッシュバッファー積み立てにより最高級格付け維持が可能となる

それに加え、4,400億ユーロを超える保証となった場合、ドイツに限り 連邦議会による承認が必要となる
・金融支援決定手段: ユーロ圏加盟国財務相による全会一致
・融資申請期限: 原則として2013年6月30日迄

但し、ユーロ圏加盟国全会一致であれば延長が可能
・融資期間: 5~7年の予定
・融資資金調達手段: EFSF債券発行
・債券発行主体: EFSF
・債券保証主体: ECB拠出割合に応じ、ユーロ加盟国による保証 (下

のグラフ参照)
・調達通貨: ユーロとなる予定であるが特に規定/制約はない

ユーロ加盟国による保証配分は
ドイツ 27.13%、 フランス 20.38%、 イタリア 17.91%、 スペイン 11.9% となっており、この4ヶ国で全体の約80%弱となっている。
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