最初の記事はやはり英国関連に決めました

。
これは特に目先のポンド動向に直接影響を与える材料では全くありませんが、英国に住み税金を払っている人間の一人として大事な発表だったので自分への記録という意味から記事にしました。
*予算編成方針取りやめそもそも論から始めますと、1990年代から英国では予算案が年2回発表されるようになりました。
財政年度が変更される4月に本予算発表 (前月の3月に発表という事もあったように記憶しています)、そして 半年後の秋に Pre-Budget Report (PBR 予算編成方針)発表という段取りです。
PBRというものは簡単に言ってしまうと、本予算から半年経過した時点で、成長率やインフレ率予想がどの程度現状に沿ったものであるかを見直し、必要であれば成長率やインフレ率予想の修正を発表します。同時に財政収支に偏りが生じた場合は改めて財政政策変更の発表も行いました。
2年前の古い記事で恐縮です

が、念の為にPBRに関する
過去記事のリンク を貼っておきます。
*どうして今年から取りやめになったのか?私が日本に一時帰国している9月上旬 オズボーン財務相が「今年からPBR発表を中止することに決定した。」と発表したようです。同氏が挙げている一番の中止理由は、PBRの準備に要する人件費削減。「削減」がキーワードですね、今年の英国は....
*PBR取りやめ後の予算削減計画発表の日程は?「総選挙終了から50日以内」に限定された緊急予算案が6月に発表され、そこで新政権の財政政策に関する大まかなガイドラインが示されました

次は10月20日に「各省庁予算削減計画」が発表

その後 11月末~12月上旬にかけて PBRの代わりに「Autumn Statement」 (何と訳せばよいのか悩みます

が、経済白書 としておきます)発表という段取りのようです。
*10月20日 各省庁予算削減計画これに関しては詳しい記事を来週にでも書きます。
*Autumn Statement (経済白書)とは?PBRの代わりに発表される経済白書となりますが、現政権下で新たに設置された予算責任局 (OBR)により、ここからの経済成長率やインフレ率予想を含めた「英国経済の現状と今後の予想」が発表される予定になっています。これに関しては、もう少し時期が近づいてきたら再度記事にしたいと思います。
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