先週金曜日のニューヨーク時間午後から本日(月曜日)にかけて、久しぶりにドルが下落しています。

しかしこの下落の前に何が起きていたかというと、8週間連続でドル・インデックス 週足は陽線で終わっています・・・
下のチャートの緑のハイライトのところが、8州連続の部分です。
長くマーケットを見てきましたが、
日足や週足の『連続陰線、陽線』って、割と高い確率で、6~7本続くと、一旦終了することが多いので、8週間連続はかなり凄い記録だと思います。

で、一番お伝えしたかったのは、ドルの動向以上に際どいのはユーロだよ

ということ。
こちらはECBが毎日公表している
ユーロ実効レート 。

このように赤い点線のところで、かなり長い期間に渡り サポートされているんです。
下抜けしてくれれば楽になるのに・・・

と思いながら見ていますが、何度も期待を裏切られてきました

お伝えしたかったことは、
① このままドルも調整の下げを継続、同時にユーロも下抜けした場合



ユーロ/ドルの通貨ペアは、どちらも下げで動きづらい。
ユーロ・クロスの方が動きが良いかもしれません。
② このままドルは調整の下げ。ユーロはサポートされ、再度上昇



ユーロ/ドルの上昇ですね。
③ 結局 ドル下げは長続きせず、ドルは再度上昇。ユーロ実効レートは無事に下抜けした場合



当然ですが、ユーロ売り/ドル買いが湧き出てくるでしょう
④ 結局 ドル下げは長続きせず、ドルは再度上昇。ユーロ実効レートも下げ止まり、上昇に転じる



それぞれの上昇速度により 通貨の動きが予想しづらい。
ま、そうこうしているうちに、木曜日のECB理事会になるので、そこは是非とも ガツン と一発

お願いします