先週 6月20/21日に開催されたEUサミット(首脳会談)
本来なら、この席で、Spitzenkandidaten (欧州議会選挙後に欧州委員会委員長を選出すること) が出来なかったので、6月31日にあらためてサミットを開催して、そこで決めるようです。
ユンケル委員長が10月末に任期満了で退任します。2009年のリスボン条約では、欧州議会選挙でもっとも議席数が多かった会派から、欧州委員会委員長を選出すると決められたのですが、歴史はまだ浅く、2014年にはじめて導入されました。
そして、この決定方法には憲法的な保証がないため、マクロン仏大統領が 待った

をかけたのです。

マクロンさん曰く、なにもこの選出方法に拘らなくても、いいじゃないか? ということですが、もともと 欧州議会最大会派:EPPの委員長候補: ウェーバーさん(ドイツ)にしてみれば、たまったものではありません。
* 2014年の選出プロセス(タイムライン)2014年にユンケル委員長が選出されたときは・・・
5月 欧州議会選挙
6月 EUサミットで委員長候補を選定
7月 欧州議会本会議において、新委員長が選出
11月1日 新委員長就任
となりました。
今年は、マクロンさんの反対で、選出ができなかったので、6月30日に・・・ ということですが、どうなるのでしょう?
この問題は、廻りまわってユーロにも影響を与えかねないため、ちょっぴり心配している私です 


ポンド関連通貨のスプレッド、大幅縮小


2019年4月1日(月)より、3月末まで実施している下記4欧州通貨ペアのキャンペーンで提供している現行のスプレッドを「通常スプレッド」とします。