この記事 でも書きましたが、今週木曜日から、EU首脳会談(サミット)が開催されます。
昨日のバーコウ英議会議長の介入により、3度目の本採決 (3rd Meaningful Vote MV3) がサミット前に出来なくなってしまったため、メイ首相は交渉期間の延長を正式に要請するそうです。
というか、既にトゥスクEU大統領宛に書簡を書き始めていることが、確認されました。ただし、延長期間などの詳細については、わかりません。
この期間延長についてですが、EU27ヶ国でも意見が分かれております。
つい先ほど、フランス政府関係者が発言したそうですが、それによると
・ 英国の交渉期間延長は、自動的に認められるものではない
・ 最悪の場合、EUサミットで即答せず、数日間 時間がかかる場合もある
・ 期間延長の目的を明確にしない限り、承認できない
・ だらだらと時間稼ぎをするための延長であれば、承認できない
このような内容でした。
この中で特に驚いたことは、 「EUサミットで即答できない可能性」 について言及している点です。
私は、遅くても金曜日のEUサミット終了時に発表されるコミュニュケで、延長承認が正式に書き込まれると思っていたからです。
メイ首相、大丈夫かな・・・
既に、保守党からも、内閣不信任案決議という噂まで出ています


意外とご存じない方がいらっしゃるかもしれませんので、あらためてご紹介



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