8月からスタートした
「FXの流儀」というサロン では、メンバー全員で FX短期取引の練習を始めました。
ええ、ええ・・・ 私は短期取引が苦手なんですけどね・・・

本日からはじめて、今朝から2回取引して、1勝1敗
でも、最初は勝ち負けは気にせずにとにかく徹底してストイックになる。
半年くらい練習して、この取引を自分のものにしたいと思っています。ご報告しますね♪
* イタリア予算案を巡り、長期金利上昇 イタリアの国債利回り(長期金利)が上昇しています = 国債価格は下落
9月27日(木曜日)に、イタリア政府は予算案の概要を発表しますので、今週に入り俄然 このネタが多くなってきました。
(全然関係ないですが、英国も党大会シーズンたけなわで、昨日から労働党の年次党大会が始まり、Brexit色一色です。ポンド乱高下するから気をつけてね!)ということで、話しをイタリアに戻しますね
* 同盟:主席経済アドバイザー ボルギさんの発言連立政権のひとつである同盟の主席経済アドバイザー: ボルギさんがいろいろ発言しました。
私もはじめて知ったのですが、ボルギさんはイタリア下院予算委員会のトップのおじさんだそうです。
それにしても、ドラギ とか ボルギ とか、紛らわしい・・・

で、ボルギさんによると、
・2019年度のイタリア政府財政赤字対GDP比は、2.5%くらいとなる予想
・経済活性化に対する政策に力を入れている
・そのため、マーケットも受け入れてくれると予想する
・イタリアのユーロ離脱は、あり得ない
ちなみに、トリア伊経済相は、赤字対GDP比を 1.5~1.9%に押さえたがっていますので、同盟のボルギさんが2.5%と言ってから、イタリア国債が売られ、長期金利が上昇しています。
ボルギ発言を聞いたあるドイツ系銀行のエコノミストの感想としては、
「マーケットでは、イタリアの財政赤字対GDP比は、1.6~2.5%程度を予想していたので、同盟の赤字ターゲットは予想内。反ユーロに関する発言もないため、今後は独伊のイールドスプレッドは、200bpsくらいまで縮小するのではないか?」
ということです。ちなみに、この方が話した時のイールドスプレッドは、241bps
イールドスプレッドに馴染みがない方のために説明しますと、
ドイツとイタリアの長期金利差(イールドスプレッド)が 現在の241bpsから200bpsくらいまで縮小する という予想で、
この通りに動けば、ユーロにとってはポジティブです。どうしてか?と言えば、イタリア国債の利回り(長期金利)が下がり = イタリア国債が買われ、ドイツとのスプレッドが縮小するという予想だからです。
* ドラギ総裁議会証言ということで、ドラギ総裁の議会証言でブログが中断されましたが、ドラギ総裁の「vigorous」という単語を使ったのは、すごいと思いました。
今週金曜日にユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報が発表されますが、強い数字なのでしょう。
しかし、これだけドラギさんが自信を持って、
・ユーロ圏の物価上昇(コアも含め)が強くなってきている
・労働市場もタイトになってきている
ということは、「金利の正常化」に向けたECBの動きがどうなるのか、非常に興味あります。
何度も何度も書いていますが、来年は欧州議会選挙があるので、その前にマイナス金利の解除には、動けないかもしれませんが、マーケットがどのあたりで「最初の利上げ」 或いは、「再投資の減額/停止」 を織り込んでいくのか、目が離せませんね。
面白い展開になりそうです。
米 英 欧 金利の正常化となると、残された日本はどうなるのか?
欧が正常化に動けば、スイス スウェーデン デンマークが続きます。

初回入金10万円以上」+「取引1Lot」で、書籍【ずっと稼げるロンドンFX】をプレゼントいたします



