イギリスは8月最後の祝日も終りましたし、毎日 小さいストーブをつけながら仕事していることもあり、完全に夏という言葉は来年までお預けです。
本日は、イタリア長期金利 (10年物国債利回り)が、昨日の3.2%台から3.1%台へ低下 (国債価格上昇) しています。
* 8月19日のジョルゲッティ政務次官発言そもそもの事の起こりは、8月19日でした。
イタリアのジョルゲッティ政務次官は、
「We hope the European Central Bank's quantitative easing program will be extended to help protect the country from financial speculators ECBの国債購入を含む量的緩和策が延長されることを望む。そうなれば、投機筋の動きから、我々を守ってくれることになるだろう。」
と発言したそうです。このニュースは、ブルーンバーグに載ったものですので、私は確認できておりません。
* 本日の報道本日、イタリアの La Stampa紙は、
「a government representative had called the ECB to pass a new program on bond purchases in order to shield Italy's debt from financial speculation. 政府関係者は、イタリア国債を投機筋から守るため、ECBに国債購入に関する新しいプログラムを要請した」
と書かれているそうです。
これを受け、イタリア国債が買われ、長期金利が下落しています。そして、先ほどのオンライン・セミナーでもお伝えしましたが、今週金曜日に予定されている格付けの発表で格下げが行なわれないようにとの配慮が、この記事には託されているようです。
* ディマイオ副首相の発言そして、つい先ほど、イタリアのディマイオ副首相は、
「もしイタリア国債に対し投機筋の攻撃がされたとしても、イタリア政府は、誰に対しても ヘルプなど求めない。そして、もしイタリア国債が投機筋の攻撃対象となったと仮定した場合、その理由はイタリア経済に関することでなく、政治に対してであろうと推測する。」
と語っているようです。
今週金曜日の格付け発表は、気をつけたいと思いますが、個人的にはまだ「格下げ」になるとは思っておりませんが、見通し変更は十分可能性としてあるかもしれません。
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