ジャクソンホール経済シンポジムでの
パウエルFRB議長の講演 について、シンクタンクや銀行のエコノミストたちの見解です。
エコノミスト Aさんインフレに関する言及は、ややDovishな印象を受けたが、現在マーケットが抱いている「穏やかな速度での利上げ」をひっくりかえすような内容ではない。我々は、今でも9月と12月の利上げを予想している。
当然であろうが、マーケットでは12月利上げについては、まだ確定とは思っていない。しかし、我々は9/12月ともに利上げをすると考える。
エコノミスト Bさんパウエル議長のコメントを聞く限り、特に目新しい内容は見当たらない。アメリカ経済が強い限り、政策金利は穏やかに上昇する。唯一の警告は、万が一 世界的ななんらかのイベントが起きた場合だろう。
エコノミスト Cさん今回の講演を聞いて、FOMC理事達の間で、12月の利上げの必要性について意見が分かれているのではないか?と感じた。もちろん、講演内容は先日のFOMC議事録と似ているが、ほんの小さなDovishな影が見えた
エコノミスト Dさん米経済は堅調で、個人消費もしっかりしている。この状況であれば、中央銀行としては、金利の正常化を継続し、政策金利をニュートラル金利まで持っていく必要があるだろう。もし、中央銀行がそういう動きを、何らかの理由で躊躇した場合、リスクが台頭する。つまり、FEDは後手に廻らず先手を打つべきである。

個人的には、パウエルFRB議長は、本日のこの講演でトランプ大統領による中銀への介入に対し、断固たる姿勢を取るべきだったのではないか? と思っています。具体的にどうすればよいのか、正直 よくわかりませんが

「経済の状態を見ながら物価安定の維持を優先しながら、中央銀行は金融政策の決定をする。決して政治的な圧力により金融政策の決定を行なうべきではない。」
という感じかなぁ もし自分が話すなら・・・・
来週 8月29日(水曜日)、トレイダーズ証券さんの主催で、ロンドンの自宅からオンライン・セミナーを行ないます
ロンドンから生放送、欧州市場のスペシャリストが秋相場を語る!
8月29日 (水曜日) 20時から21時まで 定員: 200名様どなたでも参加できます。
この日は、翌日に米ジャクソンホール経済シンポジウムを控えておりますので、欧州の話題に加え、アメリカについてもお話しさせていただけると嬉しいです



詳細は、バナーをクリックしてください!


初回入金10万円以上」+「取引1Lot」で、書籍【ずっと稼げるロンドンFX】をプレゼントいたします


