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イタリア長期金利下落しているが・・・

イギリスは8月最後の祝日も終りましたし、毎日 小さいストーブをつけながら仕事していることもあり、完全に夏という言葉は来年までお預けです。


本日は、イタリア長期金利 (10年物国債利回り)が、昨日の3.2%台から3.1%台へ低下 (国債価格上昇) しています。




* 8月19日のジョルゲッティ政務次官発言
そもそもの事の起こりは、8月19日でした。

イタリアのジョルゲッティ政務次官は、

「We hope the European Central Bank's quantitative easing program will be extended to help protect the country from financial speculators  ECBの国債購入を含む量的緩和策が延長されることを望む。そうなれば、投機筋の動きから、我々を守ってくれることになるだろう。」

と発言したそうです。このニュースは、ブルーンバーグに載ったものですので、私は確認できておりません。



* 本日の報道
本日、イタリアの La Stampa紙は、

「a government representative had called the ECB to pass a new program on bond purchases in order to shield Italy's debt from financial speculation.    政府関係者は、イタリア国債を投機筋から守るため、ECBに国債購入に関する新しいプログラムを要請した」

と書かれているそうです。

これを受け、イタリア国債が買われ、長期金利が下落しています。そして、先ほどのオンライン・セミナーでもお伝えしましたが、今週金曜日に予定されている格付けの発表で格下げが行なわれないようにとの配慮が、この記事には託されているようです。




* ディマイオ副首相の発言
そして、つい先ほど、イタリアのディマイオ副首相は、

「もしイタリア国債に対し投機筋の攻撃がされたとしても、イタリア政府は、誰に対しても ヘルプなど求めない。そして、もしイタリア国債が投機筋の攻撃対象となったと仮定した場合、その理由はイタリア経済に関することでなく、政治に対してであろうと推測する。」

と語っているようです。


今週金曜日の格付け発表は、気をつけたいと思いますが、個人的にはまだ「格下げ」になるとは思っておりませんが、見通し変更は十分可能性としてあるかもしれません。



イタリア Next debt crisis









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[ 2018/08/30 01:07 ] 欧州関連 | TB(-) | CM(0)

8月29日(水) ロンドンからオンライン・セミナーやります♪

本日 8月29日、トレイダーズ証券さんの主催で、ロンドンの自宅からオンライン・セミナーを行ないます 


ロンドンから生放送、欧州市場のスペシャリストが秋相場を語る!
8月29日 (水曜日)
20時から21時まで
定員: 200名様

どなたでも参加できます。

一昨日 資料作成が終了しました。私は普段あまり事前にセミナー内容をお伝えすることは いたしませんが、今回は

英・独・イタリア それぞれの抱えている問題、特に政治を中心に資料をまとめています。

9月からの相場に向け、ヨーロッパの 「今」 を理解していただけたら 嬉しいです
 





どなたでもご参加できいますし、事前申込の必要はございません
セミナー当日(開始1時間前からログイン可能)に、下記の「セミナーに参加する」ボタンよりご参加ください。
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2冊目の本



[ 2018/08/29 19:14 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

「Make America Great Again」 とドル高

今年から FXプライムbyGMOさん で、私のWEEKLYレポート『松崎美子のロンドン発WEEKLY為替市場見通し』の配信が始りました。

こちらは、FXプライムbyGMO会員限定 ですので、レポートをご一読いただき、ぜひトレードにお役立てください。



2017年1月、大統領就任演説でトランプ大統領が語った「Make America Great Again 再びアメリカを偉大な国に!」。この言葉は多くのアメリカ国民の心に響いたはずです。その後、トラポノミクスという「規制緩和、大規模な減税、インフラ投資」を柱とした経済政策が発表され、アメリカ経済は力強く拡大し、それに伴いドルも順調に値を伸ばしています。

しかしここにきて、トランプ大統領がドル高を歓迎しない発言を始めています。果たしてドル高はそろそろ終盤に近づいてきたのでしょうか?それについて考えてみたいと思います。



米 トランプ Make america great again








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ドイツからトルコへの金融支援は、実現するのか?

私はWSJ紙にお金を払っていないので読めませんが、あるFX会社さん(英語)がその記事を簡単にまとめたものを読んでみたのですが、内容は

「ドイツ政府はトルコに対し、緊急金融支援をする用意がある」


まだ内容は確認されておりませんが、ドイツの言い分としては

1) トルコ経済が本格的にメルトダウンした場合、中東地域全体にそれが拡大したり、それが原因で中東和平がさらに崩れるリスクがある

2) もし今後トルコの経済状態がさらに悪化し、トルコに留まっている難民だけでなく、(中東危機になった場合は)新たな難民が中東から欧州大陸に移動してくるのを防ぎたい


という理由がある模様。



* IMFによる支援じゃないの?
難民問題 と 国際通貨基金(IMF)、このあたりの線引きって、どうなっているのでしょう?

もしかして、IMFはあくまでも経済が悪化した場合の援助。難民問題は国連系の「国連難民高等弁務官事務所」の管轄なのかもしれません。

百歩譲って IMFが援助するという話しになった場合 私が心配しているのは、IMFでの議決権は一国一票ではなく、出資額によって決定されており、たしかアメリカの議決権は17%くらいあったはずです。 果たしてトルコへの援助にアメリカがクビを縦に振るのかも疑問ですね



どうして、今 難民問題がクローズアップされると マズイのか 

明日のオンラインセミナーで詳しくお話しいたします
 


               


明日 8月29日(水曜日)、トレイダーズ証券さんの主催で、ロンドンの自宅からオンライン・セミナーを行ないます。9月相場におけるヨーロッパ関連の注意点を、しっかり頭に入れてくださいね


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8月29日 (水曜日)   20時から21時まで   定員: 200名様


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[ 2018/08/28 22:52 ] 欧州関連 | TB(-) | CM(0)

メルケル首相の野望

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 




欧 メルケル 




8月23日、欧州中央銀行(ECB)次期総裁人事を巡るメルケル首相の選択に関し、驚きの報道 がありました。

ドイツ最大の経済新聞であるハンデルスブラット紙が最初に報道しましたが、それ以外の関連報道もあわせて読んだ私なりの考えを書いてみたいと思います。






今回のコラム記事の主な内容は、


・the 5 Presidents (5人の大統領)

・メルケル首相の野望

・メルケル首相が欧州委員会委員長職に固執する訳

・果たしてドイツ人が欧州委員会委員長になれるのか?

・2019年欧州議会選挙における最大の問題点

・ここからのマーケット





コラム記事の一部をご紹介しますと、

>>> 「5人の大統領」のうち、4人の任期が2019年に満了となります。欧州議会議長のタイヤーニ氏と、欧州委員会委員長のユンケル氏はともに1期目ですので、任期延長は可能です。しかし、ユンケル氏は1期で退任することを公表しており、来年秋には、①EU大統領 ②欧州委員会委員長 ③ECB総裁の3人が交代することになります。

当然ですが、この重要な3人の後任人事を巡り、水面下では既に候補者選びが進んでいる模様です。<<<





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・ユーロ円0.5銭や、ポンド円1.2銭も結構狭い

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[ 2018/08/25 02:55 ] 欧州関連 | TB(-) | CM(0)

ジャクソンホールのパウエルFRB議長講演、エコノミスト達の感想

ジャクソンホール経済シンポジムでの パウエルFRB議長の講演 について、シンクタンクや銀行のエコノミストたちの見解です。


エコノミスト Aさん
インフレに関する言及は、ややDovishな印象を受けたが、現在マーケットが抱いている「穏やかな速度での利上げ」をひっくりかえすような内容ではない。我々は、今でも9月と12月の利上げを予想している。
当然であろうが、マーケットでは12月利上げについては、まだ確定とは思っていない。しかし、我々は9/12月ともに利上げをすると考える。



エコノミスト Bさん
パウエル議長のコメントを聞く限り、特に目新しい内容は見当たらない。アメリカ経済が強い限り、政策金利は穏やかに上昇する。唯一の警告は、万が一 世界的ななんらかのイベントが起きた場合だろう。



エコノミスト Cさん
今回の講演を聞いて、FOMC理事達の間で、12月の利上げの必要性について意見が分かれているのではないか?と感じた。もちろん、講演内容は先日のFOMC議事録と似ているが、ほんの小さなDovishな影が見えた




エコノミスト Dさん
米経済は堅調で、個人消費もしっかりしている。この状況であれば、中央銀行としては、金利の正常化を継続し、政策金利をニュートラル金利まで持っていく必要があるだろう。もし、中央銀行がそういう動きを、何らかの理由で躊躇した場合、リスクが台頭する。つまり、FEDは後手に廻らず先手を打つべきである。



米 パウエル議長 





個人的には、パウエルFRB議長は、本日のこの講演でトランプ大統領による中銀への介入に対し、断固たる姿勢を取るべきだったのではないか? と思っています。具体的にどうすればよいのか、正直 よくわかりませんが 

「経済の状態を見ながら物価安定の維持を優先しながら、中央銀行は金融政策の決定をする。決して政治的な圧力により金融政策の決定を行なうべきではない。」


という感じかなぁ もし自分が話すなら・・・・







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[ 2018/08/24 23:52 ] 米国関連 | TB(-) | CM(0)

『トランプ大統領の「口先介入」とここからのドル

11月11日という縁起の良い日から、YJFXさんのご好意で隔週コラム記事を担当させていただくことになりました。 



米 トランプ 保護主義


今に始まったことではないが、トランプ大統領の為替や金利水準に関する「口先介入」にはうんざりする。中国やEUを為替操作国として非難しつつ、自身はドルの水準に関する発言を繰り返している。

そもそも国際通貨基金(IMF)の業務のひとつである「加盟国経済と金融情勢のモニター業務」の中で、「不公正な競争上の優位を得るための為替操作を行わないこと」が定められているにも関わらず、世界の基軸通貨のドルを保有するアメリカの大統領が為替レベルに関する言及をしているのだから、始末が悪い。

今回のコラムでは、最近のトランプ大統領のドルに対する発言について、感じたことを書いてみたいと思う。



   


こちら  から、どなたでもお読みいただけます!





コラム全体のご紹介は、下のバナーをクリックしてください。そこからも記事が読めるようになっています。

               

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ユーロ圏PMI  8月速報値 結構いい!

本日はユーロ圏PMI 8月分の速報値 でました。

まだ自分の表を作成しておりませんが、結果を書きます。


* 総合PMI
ユーロ圏
7月 54.3   8月 54.4
2ヶ月ぶりの強さ


ドイツ
7月 55   8月 55.7
6ヶ月ぶりの強さ


フランス
7月 54.4   8月 55.1
4ヶ月ぶりの強さ




* 製造業PMI
ユーロ圏
7月 55.1   8月 54.6
21ヶ月ぶりの弱さ 


ドイツ
7月 56.9   8月 56.1
2ヶ月ぶりの弱さ


フランス
7月 53.3   8月 53.7
3ヶ月ぶりの強さ




* サービス業PMI
ユーロ圏
7月 54.2   8月 54.4
2ヶ月ぶりの強さ


ドイツ
7月 54.1   8月 55.9
6ヶ月ぶりの強さ


フランス
7月 54.9   8月 55.7
2ヶ月ぶりの強さ


すべて「速報値」ですので、数字を出すときに必要な資料の85%程度のものを使って、計算されています。

もしこの調子でいけば、ユーロ圏第3四半期GDPは、前期比で +0.5%程度となるそうです。

ちなみに、ユーロ圏GDPは、(前期比)

Q1 +0.3%   Q2 +0.4%  と来てますから、じわじわ 改善しているようです。



しかしなぁ・・・ Tweetしましたが、 次期ECB総裁がバイトマンさんじゃない可能性
これが気になって気になって 

明日のセントラル短資FXさん のコラムで、自分の考えを書いてみようと思います。

楽しみにしてくださいね 








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[ 2018/08/23 21:16 ] 欧州関連 | TB(-) | CM(0)

ロンドンFXチャンネル 【Brexit 白紙離脱に関する最近の動き】 動画アップしました!

ロンドンFXチャンネル動画をアップしました 

こんな遅い時間になってしまい、本当にごめんなさい 


本日の動画でお話しさせていただいた内容は、「白紙離脱」に関する最新情報   です 

是非ご覧ください 


ほとんどの方が申し込まれたと思いますが、もし 実効レートに関する無料レポートを、まだお読みでない方は、 こちら  から、どうぞ 



今回の動画は  これをクリックしてくださいね!

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過去の動画をもう一度見直したい方は、ブログ左の 「カテゴリー」にある 【ロンドンFXチャンネル 動画】からご覧になってください。

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[ 2018/08/23 01:02 ] ロンドンFXチャンネル  動画 | TB(-) | CM(0)

新興国、次はブラジル 

昨日、トランプ大統領の個人弁護士を長年務めたマイケル・コーエンさんが有罪

そして、トランプさんの選対本部長を務めたポール・マナフォートさんも、脱税や銀行詐欺などで有罪判決を受けました。

昨日の米株式市場では、S&P500株価指数の強気相場は3,452日となり、過去最長記録(1990年11月━2000年3月)と並んだため、今朝の欧州も株高でスタートが予想されましたが、コーエンさんとマナフォートさんの有罪判決のニュースで、下げから始まっています。現時点ではミックスですね・・・



* ブラジル・レアル
今週はトルコが大型休日のようですが、トルコリラ安は、南アフリカ・ロシア・インドルピーと続き、本日はブラジル・レアルです

昨日から 「明日はレアルだ~」というTweetが目に付いていたのですが、本当にそうなりました 

ドル/ブラジルレアル

ただし、米ジャクソンホール経済シンポジウム待ち・・・という感じが強いです。

ドル円が200日線で跳ね返された形になっていますが、戻りも重いですね・・・





このあと Brexitに関するブログが続きます。ちょっとお水 持ってきますね 







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[ 2018/08/22 19:17 ] 新興国関連記事 | TB(-) | CM(0)

2018年 ジャクソンホール経シンポジウム

今年から FXプライムbyGMOさん で、私のWEEKLYレポート『松崎美子のロンドン発WEEKLY為替市場見通し』の配信が始りました。

こちらは、FXプライムbyGMO会員限定 ですので、レポートをご一読いただき、ぜひトレードにお役立てください。



秋以降の金融政策を占ううえで、注目度ナンバーワンのイベントがジャクソンホール経済シンポジウムです。これが終わると、本格的な秋相場のスタートですが、季節的なサイクルでは、特に株価は夏に天井をつけ秋に向かい大きな調整(下げ)が入ることが多いため、通貨の変動幅も大きくなりがちです。

今週は、ジャクソンホール経済シンポジウムでの注意点について書いてみました。



米 パウエル議長 







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英国、公的部門財政収支、黒字~~~

休暇から戻り、歯医者さんに行って、娘の引越し手伝って、今 帰宅しました。

明日から通常営業に戻りますので、よろしく御願いいたします 



*  英国の財政収支、大きく改善 
車の中で聞こえてきたニュースものほとんどが、この報道でした。そのくらい、英国にとって「黒字」というのは、非常に珍しいというか、ある意味 まぐれ かもしれませんけどね・・・

本日発表された7月・公的財政収支は、予想の11億ポンド黒字に対し、20億の黒字となりました。この数字は、2000年以来の強いもの。改善した理由は  ①税収が大きくアップした ②今年1~4月期の赤字総額が、128億ポンドとなり、この数字は前年同期比マイナス40%となった    が、挙げられています。

今回の発表を受け、英国の財政均衡化が、早ければ2019年か20年にも達成可能ということです。

が、来年はBrexitということもあり、あまり楽観しすぎるのも危険かもしれません。

Brexit のタイミングもあって、来年度の予算案は、今年11月に発表予定となっています。ハモンド財務相にとっては、Brexitに向けた財政確保がより柔軟になることは、嬉しいですね♪





* 恋愛リアリティー番組 「ラブ・アイランド」効果
私の家には10年以上、テレビがないので、見ておりませんが、イギリス人の間で最も人気があるテレビ番組が、恋愛リアリティーショーである「Love Island ラブ・アイランド」


ラブアイランド




イケメン・美女が南国の島で共同生活をし、ロマンス合戦を繰り広げるないようです。

私は見たことがないので娘に聞いた話ですが、ここに出演する男女は、イケメン/美女でスタイル抜群。

男女とも、この番組の影響を受けたのですが、反応の違いが面白いです。

女性の場合は、番組出演の女性達が着ている「過激なビキニ」を真似することが流行っています。

それに対して男性陣は、もっと基本的なこと。つまり、お肌や髪の毛の手入れに、お金を使っているそうです。

今朝発表された調査によると、男性用の基礎化粧品売り上げは、前年比 16%アップ  

それに加えて、今年はイギリスも夏が暑かったので、飲料の売れ行きが良かったそうです。

そうなると、Q3 GDPにも期待持てるのかな?














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[ 2018/08/21 22:55 ] 経済 | TB(-) | CM(0)

トランプ大統領の発言でドル下落

今回は、トランプさんのTweetではなく、ブルーンバーグの記事のようですが、先週 開催された募金集めの集会で、トランプ大統領は

「Powell hasn't been cheap money Fed.
パウエル議長は、チープマネー(低利で安く、価値の低いドル)を提供するFED議長では、なかった」

と文句を言った・・・ 

と、その集会に出席した3人の関係者が語った ようです。


それに加え、FEDの利上げについても苦言を呈した模様


エルドアンか、お前は?  と言いたい気分



アメリカ トルコ






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[ 2018/08/21 01:06 ] トランプ大統領 | TB(-) | CM(0)

8月相場は動く!

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ポンド 8月





マーケットには数々のアノマリーがあります。ここ数年よく目にするものとして「ジブリの法則」があります。これは、金曜日の夜にジブリ作品が放映されるとマーケットが荒れやすいというもので、特にアメリカの雇用統計の発表とジブリ放映が重なる場合、市場参加者は特に緊張します。

私自身はあまり気にしておりませんが、これを丁寧に調べていらっしゃる方が書いたブログを以前拝見した時に驚いたのですが、「ジブリと雇用統計が重なる日は、約9割の高い確率で、雇用統計の数字が予想を下回る」 と書いてあり、これは覚えておこう!と、その時に思いました。

これらのアノマリーの中に、「8月はドル安/円高になりやすい」というものがあります。そこで、今回のコラムでそれについて検証してみようと思います。





今回のコラム記事の主な内容は、


・月足の値幅と方向性
ドル円
ポンド円
ポンド/ドル

・8月は円高になりやすい理由
ヘッジファンドの「45日ルール」
米国債償還と利払い
日本の輸出業者による夏休みのドル売りオーダー

・まとめ






コラム記事の一部をご紹介しますと、

>>> 米財務省は、四半期ごとに定例入札(クオータリー・リファンディング)を実施します。毎年2月15日と8月15日が特に有名ですが、5月と11月にも実施されます。

米財務省は、定例入札について詳細を発表しています。もしご自分で見つけたい方は、Googleで 「Official Remarks on Quarterly Refunding by Calendar Year」と入れて検索してみてくださいね!<<<



ps 休暇に出ており、更新が遅れたこと、お詫び申し上げます 








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[ 2018/08/20 23:50 ] 初心者向け | TB(-) | CM(0)

ドイツSPD党、トルコへの金融支援に前向き?

こんにちは!

本日ロンドンに帰ります。

朝ニュースをチェックしていたら、目に入ったのが 2つ



* バークレイズ銀行 AUD売り推奨
私は売買してませんが、バークレイズがAUD売り推奨を出していました。

AUD売り/ドル買い  
ターゲット 0.7170
損切り  0.7390

根拠として
・米豪中央銀行の政策金利の金利差に注目
・米中貿易摩擦懸念



* ドイツSPD党の党首 「トルコ金融支援に前向き」
ドイツの伝統的2大政党の1つである社会民主党(SPD)のアンドレア・ナーレス新党首は、

「同じNATOの一員として、今回のトルコ危機をドイツは無視できない。トルコの経済安定については、ドイツに限らず、どこの国でも望んでいることだと認識している。」


と語りました。



エルドアン ユーロ





そして、同じSPD党出身の外務相は、

「トルコ危機が悪化した場合  最も被害を受けるのは、他でもないヨーロッパである。これは何も経済的なことだけを話しているわけではなく、難民問題の面からも重要だ。

ないとは思うが、イランや北朝鮮が核を持っていることも気になる (これは、そういう国にトルコが近寄って、核を手に入れるという意味なのでしょうかね・・・)」

と語っています。


特にメルケル首相のコメントなどは、出ていません。




私は短い休暇が終り、本日の(日本時間)23時頃に、ロンドンへ戻ります 





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トルコ・ショック、世界へ拡大するか?

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8月に入り一気に悪化してきた「トルコ・ショック」。最初の頃は、「アルゼンチンの次は、トルコか・・・」と軽い気持ちで構えておりましたが、ここにきて単なる通貨安問題の域を超え、ヨーロッパの問題にもなりそうな勢いです。

私はディーラー現役時代に、ポンド危機・アジア通貨危機・ロシア危機/米LTCM破綻を経験しました。引退して自宅から働くようになってからは、アルゼンチン危機・米サブプライム危機とリーマン・ショック、そして皆様のご記憶にも新しいスイス・ショックが起きました。

ブログやTwitterを通して情報配信しながら感じたことですが、かなり多くの個人投資家さんたちは、10年前のリーマン・ショックすら経験していないということです。つまり、通貨危機や金融ショックのマーケットを体験したことがないため、事態を甘く見すぎて対応が後手に廻ることにもなりかねません。

果たして「トルコ発世界金融危機」になるのか、「トルコ・ショック」のまま消え去るのか現時点ではわかりませんが、私なりの考えを書いてみたいと思います。




トルコ エルドアン






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イタリア・ジェノヴァで高速道路が真っ二つ!

全く 為替に関係ないことでごめんなさい!

今朝のロンドン国会議事堂前のテロとは全く関係ありませんが、たった今 イタリア北西部のジェノヴァの高速道路が、真っ二つに割れたそうです。

ありえます、そういうこと?

これがイタリアの新聞のオンラインに載っていた動画

被害者数などは、全くわからない。 たぶん10分前くらいに起きたはず。現地は雨模様





[ 2018/08/14 19:57 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

英国雇用統計、う~ん・・・・

毎月中旬になると発表される英国の雇用統計、そして消費者物価指数(インフレ率)


本日は、雇用統計 の発表でした。


* 失業率
前月 4.2%   今回予想 4.2%   結果  4%

43年ぶりの良い数字 



* 賃金上昇率
Total Pay (ボーナスを含む)
5月 2.5%  6月予想  2.5%    結果 2.4%  


Regular Pay (ボーナスなし)
5月 2.7%  今回上方修正され 2.8%

5月 2.8%  6月予想  2.7%    結果 2.7%  


英 CPIと賃金 2018年6月分
(クリックすると拡大します)

失業率が驚くほど良かったことを受け、ポンドは最初 大きく上昇しましたが、賃金関連の数字が あまりパッとしなかったこと

あと、今朝 英国会議事堂のそばで、またしてもテロがあったこと 

この2つが、ポンドの頭を重くしています。



トルコもさきほどのエルドアンさんの演説で、動きが鈍いですね

これはまた後ほど・・・・





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[ 2018/08/14 19:46 ] 経済 | TB(-) | CM(0)

安定の「トルコリラ安」

3月から始めたファンダメンタルズ・カレッジの受講生さんたちから、1990年代に起きた 「XXXX危機」   についての質問がいくつか来たので、この週末は予定変更して、1990年代の通貨危機を調べていました。

やはり壮絶な戦い(政府や中銀、IMFなど)が繰り広げられていました 

当時は私 銀行のディーリングルームで勤務していましたが、一番覚えているのが、1992年 ポンド危機。次が、1998年 ロシア危機です。このロシア危機のあと、米LTCMの破綻が続いたことが、特に印象的です。





* つい今しがた起きた「牧師釈放」のデマ?
帰宅直後、 「さてと今日のリラは、どのくらい下がってるかなぁ?」とTwitterをチェックしたら、いきなり目に飛び込んできた 「在トルコ米大使館、ブランソン牧師を8/15釈放」 というヘッドラインが・・・・

し か し、どこのニュースかが、はっきりしません。

自分の経験上、出元がはっきりしないヘッドラインに飛びついて、何度も高い授業料を払っているので  ちょっと慎重。

FXとか投資って、即効性が非常に重要なんですが、目に飛び込んできたニュースが 「正しいのか?Fakeなのか?」
この見極め力も必要

難しいッス・・・ 


在トルコ米大使館のホームページにも載ってないことを確認して、とりあえず Fake News扱いしました。

で、結局 否定されています。この否定は、ロイターなどがきちんと報道してますから、安心です。




* エルドアンさんが大統領である限り、アカンでしょ、これ?
トルコって大好きな国で、トルコ語の勉強して3ヶ月も旅行した国なので、こういう状況を見るのが辛いです。

が、エルドアンさんは 支持出来ません。 

正直、今後どんな対策が出ようが、中途半端に中銀が利上げしようが、このトルコ危機は続くように思います。



エルドアン ユーロ




一番マズイのは、ヨーロッパの銀行のトルコに対するエクスポージャーが デカイこと。

そして、このトルコ危機が拡大してから私が常にチェックしているのが、トルコへのデクスポージャーが大きい銀行がある国々の国債利回りです。


トルコ ヨーロッパ飛び火
(クリックすると拡大します)


全て10年物国債利回りですが、スペイン、イタリア、そして規模は小さいですがフランス。全ての国の国債利回りは上昇 (国債価格下落)

比較しやすいように、最後にドイツも加えましたが、いかにドイツ国債は欧州の「安全資産」という認識かがわかります。

イタリアの3%乗せは、痛いです

一番エクスポージャーが大きいのはスペインなんですが、イタリアはトルコ以外にも予算案などで先行き不透明感が高いため、国債利回りがなかなか下がりません。

今後 3%台が 「日常の風景」 となった場合、利払いなどの財政負担が重くのしかかるでしょう。



ということで、長々書きましたが、FXプライムbyGMOさん の明日のコラムで、もっと詳しく書かせていただきます。イタリア 非常に気になるので・・・








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[ 2018/08/13 21:51 ] 新興国関連記事 | TB(-) | CM(5)

トルコリラに関する情報

きちんとした文章にまとめる時間ないので、Twitterで呟いたこととか、そうじゃないこと、ランダムに書きなぐります。
ごめんね





今年に入ってからのトルコリラを取り巻く状況 + 新経済モデルの内容

トルコと欧州についての「マズイこと」

トランプ大統領、トルコに対する関税を 「倍返し」 Tweet


トルコ・リラの急落を受けて、南ア・ランドやアルゼンチンペソ、ハンガリー、メキシコ、ブラジルなど、他の新興国通貨へ、飛び火  しています。ブルーンバーグが追っている 「24の新興国通貨」全てがマイナス


FT紙で問題となったイタリアのUniクレジット銀行株の取引停止 下落制限にひっかかったようです


エルドアン  プーチン大統領に電話。経済結束を要求


トルコ株式指数(名前 知らんわ)  マイナス8%
MSCI トルコETF  本日1日でマイナス21%   2013年高値からは マイナス70%以上


いくらスイス中銀が、いつ介入するかわからない・・・と言っても、さすがにこの局面ではスイス高にならざるを得ないわな・・・
ユーロ/スイス 5月の安値 切った・・・


エルドアン大統領発言  支離滅裂 w

・手持ちの外貨をリラに替えることが、最善策
・タンス預金している外貨や、手持ちの金を、リラに替えることが最善策
・FXプライスの動きに釘付けになっては、いけない
・木を見ず、森を見ること  ウケル w
・生産性/輸出/労働市場の強化することが、最善策



全然話しが違うけど、例えば 今朝 ロンドンの空港で、トルコにホリデー行くので、ポンドをトルコリラに両替した人は、トルコに到着したら、リラがポンドに対して20%も安くなっていたと知ったら、怒り狂うだろうな・・・ 



ちょっと一旦ブログ更新します。またここに書き込んでいくと思うので、時々 チラ見 してね!










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[ 2018/08/10 23:11 ] 新興国関連記事 | TB(-) | CM(2)

トルコと欧州について、かなりマズイ展開が思い浮かんでしまいました・・・

今年に入ってからのトルコについて詳しく書いた記事 がありますので、お時間があれば是非お読みください 




* 本日のFT紙の記事
もう既に東京でもニュースになっていますね・・・ 遅くなってごめんなさい


本日のFT紙によると、トルコにエクスポージャーが大きい欧州系銀行として

1) スペインのBank Bilbao Vizcaya Argentaria銀行  額は、833億ドル
2) フランスのBNPパリバ銀行   額は、384億ドル
3) イタリアのUni Credit銀行   額は、170億ドル

この3つの銀行の名前を挙げました。


昨日までは、トルコの問題でしたが、本日のFT紙の影響もあり、今後のトルコ/欧州系銀行・金融機関に関する問題点は、

・  トルコの銀行危機 
・  トルコの銀行危機から生じる欧州系銀行へのネガティブな影響  
・  最悪の場合(ないとは思うが)、欧州でのクレジットクランチ (信用収縮) のリスク = 銀行の貸し渋りなど
  


と広がりを見せるかもしれません。


欧 トルコ




* ECBの心配点 
FT紙によると、欧州中銀(ECB)が特に心配していることとして、

・ トルコ国民は極端な自国通貨安に対して、ほとんど無防備である点
・ 特に企業の外貨建てローンがデフォルトする危険性が高まってきた点

を挙げているようです。これらを受け、本日のトルコに対するCDSは、379bpsとなり、2009年4月以来の高さ



全然話しがそれますが、いつだったか このブログに 「トルコはイギリス人の夏休みの行き先トップ5くらいに入る人気国ですが、数年前から トルコのレストランなどでは、ユーロ紙幣での支払いを御願いされることが増えた・・・ という話しを聞いた。」 と書いた記憶があります。やはり現地の人も、既に数年前からマズイことになりそうな予感   してたんですかね?




* 欧州とトルコとの関係
まぁ、地理的に近いということもあり、トルコ危機になると、欧州も無傷では、いれません。

ユーロ加盟国; 19ヶ国のトルコに対する輸出額は、630億ユーロ(2017年)
貿易収支は、ユーロ圏が黒字となっています。


もし、今後 トルコ経済がガタガタになり、ユーロ圏からの輸入ががた落ちとなれば、ユーロ圏の財政収支やGDPにも影響を与えるかもしれません。



しかし、なによりも重要なのが、難民問題  なんですよ・・・・

半分忘れかけてた難民問題が、あらためてクローズアップされるかもしれません。

欧州は 難民問題でトルコに借りがある 立場ですから、もし本格的にトルコ危機が悪化した場合、どこまで強硬姿勢に出れるか不透明。

さらに悪いことに、トルコに残っている難民達も、トルコ経済が本格的に悪化してきた場合(リセッションとか・・・)、難民はトルコを離れ、EU各国に流れてくるのではないでしょうか?

ちなみに、シリアからの難民だけでも、現時点で たしか300万人ほど、トルコの難民キャンプにいるはずです。


難民がヨーロッパに入ってくると、また難民問題でメルケルさんの立場が弱くなる・・・  10月にバイエルン州議会選挙があり、メルケルさんのCDU党の姉妹党であるCSU党の戦績が悪いと、ドイツで政治危機が復活する   とかいう不安もありますが、それ以上に、難民流入を拒否する国やそれ以外の国で、ますます 反移民を支持するポピュリズム政党の人気が高まる可能性 が出てくるんです。

既にイタリアでは、反移民で人気を得た同盟と、ポピュリズムの5つ星運動の連立政権が誕生しています。こういうことは、難民問題やギリシャ危機が発覚するまでは、ある意味 あり得ないことでした。しかし、今は現実です。


私が東京に行った時に、セミナーでお伝えしたこと、覚えてますか?

2019年5月には、欧州議会選挙 あるんです 










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[ 2018/08/10 22:06 ] 新興国関連記事 | TB(-) | CM(0)

新興国危機の「グラウンド・ゼロ」になりかねないトルコ

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 


トルコ 暴落





どんどん上昇するインフレ率、止まるところを知らず下がり続けるトルコ・リラ、そして関係が悪化したアメリカからの経済制裁の可能性。どれを取っても、トルコリラを買う材料が見当たりません。さらに心配なのは、このような高インフレ/通貨安という環境は、トルコに住む人々の生活を苦しくし、企業の競争力を奪いますので、景気回復のきっかけが見つからず、最悪の場合は暴動が起きるリスクと背中合わせです。

今年はアルゼンチン危機がマーケットを騒がせましたが、ここにきて市場の関心はトルコへ移っており、一歩間違えば新興国危機の「グラウンド・ゼロ」になりかねないと心配している投資家も多数出てきているようです。

そこで今回は、大統領制という独裁体制が始まってちょうど1ヶ月後のトルコを、振り返ってみたいと思います。





今回のコラム記事の主な内容は、



・トルコ危機の主な要因

・今年に入ってからのトルコリラ円の推移

・トルコ中銀、またもや緊急利上げに動くか?

・トランプ大統領による制裁の可能性

経済制裁発動の可能性
トルコにとって大打撃

・国際通貨基金(IMF) 「準備充実度指標(RAM)」

・「新経済モデル」発表
7つの項目

・ここからのトルコリラ

トルコリラ実効レート
ここからのトルコリラについて考える





コラム記事の一部をご紹介しますと、

>>> 昨年11月にロンドンで開催されたロイター年次フォーラムで、そこに出席した英系大手投資顧問会社CEO氏が、「ポートフォリオにある手持ちのトルコリラのポジションを全て閉じた。」 と発表。その理由は、、「トルコ系金融機関による対外借り入れの増加と、上昇するインフレ率を考えると、早ければ来年にもトルコは金融危機に陥る危険性がある。新興国の中でも、トルコという国について我が社は特に心配している。あの国で大きな事故が起きるのは、火を見るよりも明らかであろう。対外債務、経常赤字、不動産ブームの継続性に対する疑問、政治・・・ トルコを取り巻く問題点を数え上げたらキリがない。」 <<<




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[ 2018/08/10 16:32 ] 新興国関連記事 | TB(-) | CM(0)

ホリデーシーズンに「ポンド急落」、英国中が大騒ぎ

ロシア・ルーブルの下げがかなりキツイですが、私が住むイギリスのポンドも、結構きています。

今朝の新聞一面は、ボリスの失言    と、ホリデーでのユーロへの両替レートがかなり低くなっており、イギリスの旅行者が打撃を受けている    というものがメインでした。




* またしても ボリスの失言
7月に外務相を辞任したボリスが、英テレグラフ紙の自身のコラムで、イスラム教の女性の服装について、マズイことを書きました。


そもそもの内容は、「公共の場での女性のベール着用禁止」を支持する記事だったようですが、その中で


「イスラム教徒の女性は顔を覆ったブルカを着用しているが、あれは銀行強盗か、郵便ポストにしか見えない。そもそも女性だけが顔を隠すことを’当たり前’とすること自体が、おかしなことで、女性イジメと同等の意味を持つ。」

と書きました。

これを受け、イスラム系イギリス人の保守党支持者から、正式な抗議が来ていることはもちろん、
もし 将来ボリスが首相となったり、保守党の党首となった場合は、保守党から離党するという議員も出てきています。

この失言を受け、メイ首相にボリスの言動をもう少し取り締まるよう要請が出たようですが、正直 全く効果ないと思います。


Burka.jpg




英国のスカイTVが早速 世論調査を行い、その結果が出ましたが、

・ボリスの発言内容は、イスラム教の女性に対する差別言葉ではないと思う   60%
・明らかに差別言葉だ   33%

・ボリスは、今回の失言について誤るべき  45%
・誤る必要なんて、ない    48%

ということで、イギリス人も特にボリスの失言を、失言とは思っていないとも受け取れます。

お隣のフランスでは、2010年に公共の場でのベールやスーカーフ、ヘルメットなどで顔を隠すことが禁止される法令ができています。最近はデンマークも、同様の法令を発動しました。

私はずっと数学を教えるボランティアを15年やっていて、そこの3割くらいの生徒がソマリアからの難民でしたので、バルカをかぶる女性を見るのには慣れていますが、最初はやや抵抗があったのも事実です。




* ヨーロッパへの旅行者、イタタタタ・・・・ 
実は私も来週から短いホリデーに、イタリアへ行くことになりました。そのため、本当にイタタタタ・・・と感じています 


英 Brexit No deal ポンド安
(クリックすると拡大します)


これは本日のガーディアン紙一面ですが、赤く囲んだ部分が、ポンド安による旅行者の悲鳴の部分
黄緑の丸が、ボリス失言問題です。


以前もブログで書いたと記憶していますが、BBCニュースの為替/株価の報道では、ユーロ/ポンドではなく、ポンド/ユーロです。

つまり、1ポンドについて、何ユーロか? です。



現在のユーロ/ポンドが 0.899台ですので、ポンド/ユーロは1.11 

「ついこの前まで 1.15台だったよ!」 と説明しているのが、新聞一面写真の右側のチャート。


そして、さきほど聞いて驚いたのですが、今朝のイギリスの各飛行場にある両替屋さんでは、

本日のポンド/ユーロのレートが  な ん と   0.94   


両替屋は、どの国に行っても、とんでもないレート出してきますね・・・

私がイタリアに行く頃も、このくらいのレートは当たり前。もっとヒドイかもしれません。








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本日のポンド下落の背景

帰宅後、いろいろ調べてみましたが、やはり 英国のEU離脱の交渉がうまくいかず、 英国の「白紙離脱」 の可能性がかなり高まってきた・・・ ということがメインです。



* 「白紙離脱」に関する数々のコメント
 すぐ下の記事 にまとめてますので、是非お読みください。

その中でも特に、最後の2つ

カーニー総裁のラジオインタビューと、フォックス貿易相が具体的に 「60%」 という数字を出して、「白紙離脱」の可能性について言及した部分が、ポンドの売りに繋がっています。



* 英国12番目の富豪 「白紙離脱に全財産賭ける」発言 
英国の「ハーグリーブズ・ランズダウン」 という総合投資サイトのオーナーであり、英国で12番目に大富豪のハーグリーブズさん

この方、大の離脱支持のおじさんなんですが、今朝 「政府はBrexitに対し全く自分達の意見を持っていない。自分の全財産は36億ポンド (約5400億円) あるが、それを全部賭けても構わない」  と発言し、話題になっています。

もしかして口が滑っただけなのかもしれませんが、強気に出てます。



* メイ首相、9月にも「白紙離脱」の閣議開催か?
ブルーンバーグ が出した記事で、他の通信社からは、まだ出ていません。なので、ブログに載せるのは躊躇しましたが、これだけ動いているので、載せることにしました。

最初のところを訳すと

「メイ首相は、Brexit交渉が決裂した場合に備え、政府として準備をするためにも、9月早々に閣議を開催する方針だ。
トップレベルの閣僚のみによる閣議となるようであるが、そこでは白紙離脱となった場合について、協議する模様。

それとは別に、;EUと英国との間で交渉合意とならなかった場合も、アイルランド国境問題の解決に向け、動いている。」



ということのようです。

英 メイ首相 No deal








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英国の「白紙離脱」を巡る報道

11月11日という縁起の良い日から、YJFXさんのご好意で隔週コラム記事を担当させていただくことになりました。 



英 Brexit No Deal 


この3週間ほどで、EUそして英国それぞれから「白紙離脱」についての言及が増えてきた。

まずそれらの発言を順を追ってまとめてみたいと思う。

   


こちら  から、どなたでもお読みいただけます!





コラム全体のご紹介は、下のバナーをクリックしてください。そこからも記事が読めるようになっています。

               

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アメリカのイラン制裁再開で原油高→資源通貨(ポンドも!)高

イラン制裁についての詳しい記事は、私の過去記事を参考 にしてください。もっと詳しい記事も書けるのですが、とりあえずこれで大まかな内容は把握できると思います 


* トランプ大統領、イランに対する制裁再開
トランプ大統領は昨日、イランに対する制裁を再開する大統領令に署名しました。上のリンク記事 でも書きましたが、今年5月にアメリカは2015年に成立した核合意から離脱しましたが、とうとう制裁の再開を決意したようです。


* トランプさんのTweet
そして、25分前に、トランプさんがTweetしています。

トランプ イラン
(クリックすると拡大します)

赤い線を引いた部分の意味は、

「イランと取引をしている人(国)は、アメリカ合衆国との取引は出来ない。そこをわかってくれ!」

という感じです。



* 欧州での対応
このアメリカの一方的なイラン制裁再開を受け、欧州委員会は、「欧州の企業は、アメリカがやろうとしている経済制裁に沿う必要は、ない。欧州は欧州のやり方がある。もし欧州基盤の企業でアメリカの動きに沿うつもりであれば、必ずその旨を報告するよう、通達する」 という感じの警告を今朝発表していました。


* 原油価格じわじわと上昇  資源通貨も上昇
ちょっと勢いが鈍ってしまいましたが、今朝のこの報道を受け、欧州時間スタートから、原油価格や資源通貨 (NOK、AUD、NZD、CAD そしてどういう訳かポンドも・・・) が買われる局面がありました。


ブレント イラン後


今回の制裁対象は原油だけでなく、金をはじめとする貴金属、黒鉛、アルミニウム、鉄鋼、石炭なども対象となっているはずです。

イランは以前の制裁が課されるまでは、原油輸出高が世界で5番目くらいでしたが、制裁停止されてから現在に至っても、まだ本調子が出ていない感じです。その矢先の再開ですので、かなり国内情勢は厳しいのではないか?と思います。



* トルコリラもぶっとぶイラン・リヤル安 
トルコリラの下落に歯止めがかからず、日本の個人投資家さんたちも苦しい展開を強いられていらっしゃる方がおられると思います。

が、このチャート見て 

イラン リヤル
(クリックすると拡大します) 

イラン・リヤル売りが止まらず、史上最安値更新中 

エルドアンもびっくり 







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2冊目の本



[ 2018/08/07 19:16 ] トランプ大統領 | TB(-) | CM(0)

イタリア財政問題、予想より早めにユーロを打撃

今年から FXプライムbyGMOさん で、私のWEEKLYレポート『松崎美子のロンドン発WEEKLY為替市場見通し』の配信が始りました。

こちらは、FXプライムbyGMO会員限定 ですので、レポートをご一読いただき、ぜひトレードにお役立てください。



ユーロが1.1500をめぐる攻防を続けています。

7月に日本に帰った時に行ったオンラインセミナーで、イタリアの予算案内容を巡り、秋口くらいからユーロにネガティブに働く可能性を、私はお伝えしました。しかし、既にこの材料でユーロが売られてきています。




イタリア Next debt crisis






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Dovish Hike となった英中銀からの発表

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 



カーニー総裁 インフレ




英国発ビッグイベントとして定着してきたSuper Thursday! この日は英中銀が、1)政策金利/資産買入プログラム(QE)額 2)議事要旨 3)四半期インフレーション・レポート(以下、QIR Quarterly Inflation Report) 4)総裁・副総裁の記者会見 を行ないます。ポンド取引に従事する者にとっては、絶対に見逃せないイベントです。

今回のコラムでは、8月2日に開催されたSuper Thursdayでの発表内容を紹介しながら分析し、今後のポンド取引について考えてみたいと思います。





今回のコラム記事の主な内容は、


・事前予想

・英中銀からの発表

政策金利・量的緩和策規模
議事要旨

・総裁・副総裁記者会見の要点

・四半期インフレーション・レポート

GDP予想
インフレ見通し
賃金上昇率
主要国政策金利見通し
今後3年間の利上げ回数
民間予想

・8月2日Super Thursday総括
1) 9対0での利上げ
2) 適切な均衡実質利子率(R-Star)についての見解を披露
3) Brexitについて
4)貿易戦争

・MPCメンバーの変更

・ここからのポンド

記者会見でのポンド下落の理由
ここからのポンド






コラム記事の一部をご紹介しますと、

>>>カーニー総裁の答えを総合すると、来年3月末に白紙状態で英国が離脱した場合は、政策金利に関しては①現状維持 ②利下げ、いずれかの選択を迫られると答えています。 <<<




4月より、口座保有者のお客様のみが閲覧可能となりました。

どうぞごゆっくりお読みください 






「これまで以上に“アクティブ”なトレード環境の実現」のため、今春、サービスを大幅にリニューアル

・ユーロ円0.5銭や、ポンド円1.2銭も結構狭い

・1回あたりの最大注文可能数量は300万通貨


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[ 2018/08/05 04:52 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(0)

英中銀 Super Thursday 同時通訳ライブ やります + BOE予想

本日 日本時間20時20分くらいから、英中銀 Super Thursday ライブ!を中継します。
生まれて初めてのライブですし、機械にからきし弱い私ですので  途中で切れちゃったり、おかしくなったりするかもしれません。しかし、何度かやれば たぶん慣れてくると思います。

ということで、私のYouTubeに登録お願いします 

登録は、画像をクリックしてください 
           

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* 英中銀予想  7対2 或いは 8対1で利上げ
う~ん 結構意見分かれていて、

7対2 で利上げ (据え置き2票は、カンリフ副総裁とラムズデン副総裁)
8対1 で利上げ (据え置き1票は、カンリフ副総裁)

このいずれかのようです。



* 利上げ織り込み度
91%の確率で利上げされる ということです。



*四半期インフレーション・レポート内容は?
前回5月のインフレレポートでは、

GDP
2018年 1.4%
2019年と2020年 1.7%

現時点で、2018年英GDPは、1.3~1.6%予想ですので、ほぼ変化なし?

インフレ率(CPI)
2018年 2.2%
2019年 2.1%
2020年 2%

これもほぼ こんな感じかな?と思います。

というか、GDPにせよ、インフレにせよ、Brexitの交渉結果次第・・・ という苦しい立場であることに変化なし

雇用関連指標
Brexitでもあまり影響を受けていないのが、雇用関連指標。特に失業率とかですね

英中銀は特に、賃金上昇率を注視しており、穏やかに3%程度に上昇するという見解です。ちなみに最新の数字は、2.5%あたり。つまり、英中銀の見解より低い

ここが問題なんです。

賃金がなかなか上がらない ということは、「労働市場のゆるみ(Slack 或いは Gap)が、英中銀が予想するより、「大きい」可能性があるということにもなり、そうなると 利上げを急ぐ必要ないよね? という結論になります。

この点を、カンリフさんやラムズデンさんは 結構気にしています。
それに反して、ソーンダースさんなどは、「労働市場の緩みは、もうほぼなくなった。使い切った」 という見解を示し、ずっと利上げ票を入れている ということです。

英中銀の5月のインフレレポートでは、「労働市場の緩み」として、GDP 0.5%程度  としていますので、今回 この数字をいじるのか?そこも注意必要です。


* 利上げ後についての言及
現時点での英中銀政策金利は、0.5%

今日 0.25%利上げがあれば、0.75%になる

そして、英国での予想は、2019年末で、だいたい 1%くらいかな・・・  という感じですので、今後問題となるのは、

1) 次の利上げ時期は いつ?  今年? 来年?  今年の場合、Hawkish

2) 次は本当に「利上げ」なのか? それとも、利下げとかもあるのか?   利下げの可能性に言及するようであれば、かなりDovish

3) 今年は 今回の利上げで終りなのか?    一応 マーケットでは今回で終りと見ているため、万が一 もう一回 11月に利上げとかいう話しになれば、相当 Hawkish

4) 本当に来年利上げは1回だけなのか?     3)と同じで、一応 マーケットでは来年も1回利上げと見ているので、万が一 2回とかいう話しになれば、相当 Hawkish


もう 延々と疑問が沸いてきます。

これらの問題点に対する答えは、インフレレポート/声明文/記者会見 ではっきりすると思います。


ということで、ブログ 早めにあげたいので、これで終了。

20時の発表は Twitter で書きます。
20時20分から ライブ  よろしく 







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[ 2018/08/02 19:32 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(0)

トルコリラ、また落ちた・・・アメリカ、制裁準備の報道

Brexitのニュースばかり追いかけていたので、トルコまで手が廻らなかったです・・・ 



今から10分くらい前に、

「アメリカ政府、トルコに対する経済制裁リストの準備」

というヘッドラインが出て、トルコリラ円は22.70台から22.40台へ下落しました。


アメリカ トルコ




*  グローバル・マグニッキー人権責任法に基づく制裁
恥ずかしいですが、アメリカとトルコの間で監禁騒ぎが起きていること、知りませんでした 

いろいろな報道を読むと、アメリカ人牧師アンドリュウ・ブランソンさんがテロ容疑で2年間に渡りトルコで収監されており、先月末に自宅監禁となったようです。

この問題を巡り、アメリカはグローバル・マグニッキー人権責任法に基づき、トルコに対し経済制裁を課す可能性が出てきたそうです。

冷静に考えれば、今までの 「制裁」というのは、ロシアに対するものが多く、もし 今回本当にアメリカがトルコに課した場合、NATOメンバー同士の制裁という形になります。


トランプ大統領も、エルドアン大統領も、どちらも挙げた拳を先に下ろす人ではないでしょうから、ちょっと不安ですね・・・






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[ 2018/08/02 01:43 ] 新興国関連記事 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX (株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
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