今の若い人は、仁義なき戦い とか、知らないんだろうなぁ
* 関税同盟を巡る駆け引き先日 動画で説明しましたが 英国議会では関税同盟残留に関して、意見が割れています。
この英国議会での動揺をうまく使ってきたのが、EU側です。うまいですね~
* EUからのオファー今朝わかったことですが、EUは 「もし英国が関税同盟に残留するという選択をした場合に限り、今後交渉がはじまる貿易交渉において、かなり英国の要望を聞き入れる準備がある」 というアプローチをしてきたようです。
* 関税同盟に残留する場合の問題点英国はEUから離脱する これがBrexitです。
しかし、関税同盟に残るということは、関税に関しては 「EUの取り決め」 に永遠に従わなければいけないという義務が残ります。
これが意味していることは、EU-英国間の貿易交渉だけでなく、例えば英国と日本との貿易交渉についても、2国間独自の条件が設定できず、EUと日本の条件をそのまま英国は受け入れること意味しています。
現在は、トルコがEUとの間で関税同盟を築いていますが、トルコは相当不満を漏らしていることもあり、英国は二の足を踏んでいる状態とも言えるでしょう。
* Brexit委員会本日、メイ首相はBrexit委員会を招集すると伝えられていますが、時間を調べてもわかりません。午後4時までは判ったので、そのあとなのかもしれませんね・・・・
先日 動画で説明しましたが これを書いたあとも、メイ首相は ビジネス界や与野党の議員から、関税同盟残留について真剣に検討して欲しいというアプローチを受けています。
アイルランドも国境問題が一気に片付くので、非常に前向きです。
現時点で判っていることは、関税同盟に残留するのなら、辞任する! と脅しをかけたジョンソン外務相やフォックス貿易担当相は、本気で辞任するつもりではないらしい・・・ ということで・・・・
