今日のロンドンは昨日より若干暖かく、気温はマイナス2度、体感温度 マイナス8度まで上がってきました。
本日、メイ首相は「4度目のBrexit演説」を行ないます。
時間はロンドン時間 13:30 日本時間 22:30
* 洩れ聞こえてきた演説の内容本日の演説は5つのポイントから成り立っていると言われています。その5つとは・・・
1) EUは、英国での国民投票で、国民がBrexit(EUからの離脱)を選択したことを尊重すべき

この意味は、英国政府が国境や法律を設定する権限を持つ
2) EUと英国間で決定されたBrexit内容を、順守する
3) EU、英国双方の市民の仕事と安全を保証する
4) Brexitの合意内容は、モダンでオープン、外向的で耐久性がある欧州の民主主義に沿った形にすべき
5) 最終的に欧州連合(EU)とその市民の繁栄を約束する内容
* 英国に住む私が知りたい内容1) 北アイルランド国境問題の行方
2) 離脱後の英国とEUとの関係

単一市場と関税同盟との関わり方ですね・・・
3) 私たち英国に住む人間の法的な決定権は、欧州なのか?英国なのか?
4) 移行期間は、本当にあるのか?
5) EUからの移民について
ちなみに、過去3回の中でも一番重要だったランカスターハウスでの演説 (2017年1月17日)の時は、ポンドは上昇しました。
その前の2016年10月の保守党・党大会での演説では、窓明け下落。
さて、本日はどうなるのか
追記: 今 ちょっとTweetしたのですが、メイ首相のBrexit姿勢に対し、EU側は何度も 「You can't have your cake and eat it」 と繰り返し言っているのですが、本日の演説会場にロンドン市民がケーキを持参する光景が・・・

日本人に馴染みのない 「you can't have your cake and eat it」 この意味ですが、今回のBrexit交渉を例に説明すると、
英国は単一市場や関税同盟からは完全に離脱することを決定。
しかし、自動車部品やその他一部の物は 「例外的」に関税を免除することを希望
この矛盾した態度を指しています。
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