本日も 気温は マイナス4度、 体感温度 マイナス11度のロンドンです。
スコットランドとかにはあるのかもしれませんが、少なくともロンドンには スノータイヤもチェーンもありません。
なので、もう4日間も家に閉じこもって、外に出ていません。窓越しに自分の車を見たら、氷柱がたくさん 下がっていました
* こじれてきたBrexit昨日のブログ記事 の続きになりますが、なんだか EUサイドも英国サイドも、挙げたこぶしの落としどころ 譲らない感じですね。
本日 トゥスクEU大統領がロンドンを訪問していますが、それに先立ち昨日 欧州委員会は、
「欧州委員会がまとめた英国のEU離脱に関する条約の原案」を公表しました。
ここでは、昨年12月のEU首脳会談で合意した 「はず」 の、北アイルランドの取り扱いと、欧州司法裁の位置づけについて、一方的にEUサイドの希望を押し付けてきた形になっており、メイ首相は、
「このような条件を受け入れる首相は、英国には いない」 と怒り心頭



しかし、普段でも、ひとつの国を引っ張っていくとは、相当大変なことだと認識していますが、特にBrexitの現在、メイ首相の任務のキツサって もう言葉に表わせないのでしょうね・・・
たまたま先日、古いドラマ 「Change」 キムタクさんのを拝見しまして、総理大臣という椅子の重みをあらためて感じた私でした。
* A Game of BrinkmanshipEUと英国間でのBrinkmanshipだけでなく、メイ首相ご自身が、保守党 そして英国議会のハード/ソフトそれぞれのBrexitを支持する議員たちの意見をどのように取り入れるのか? それもここからの大事な部分です。
ソフトBrexitに寄った選択をした場合、メイ首相/英国に住む私たちに降りかかる問題ベルファスト合意を順守するため、メイ首相は関税同盟に残留する道を選んだと仮定した場合
・保守党の超ウルトラハードBrexit支持議員たちの反逆が始まる
・保守党48名以上の議員の署名があれば、「保守党の党首交代選」が実施できる

首相交代の可能性
・ソフトBrexit案が議会で否決された場合、メイ首相は責任を取って辞任させられるかもしれない
・メイ首相が辞任し、超ウルトラハードBrexitの首相が誕生した場合、EUとの交渉をやめ、「白紙での離脱」となるかもしれない
予定通り、ハードBrexitを選択した場合、メイ首相/英国に住む私たちに降りかかる問題メイ首相はランカスターハウスの演説通り、「単一市場と関税同盟からも離脱する」ハードBrexitを選択した場合、
・保守党内のソフトBrexit議員と野党が協力して、メイつぶしにかかるかもしれない
・ハードBrexit案が議会で否決される可能性
・もし、議会で否決された場合、メイ首相があらためて解散・総選挙を選択するかもしれない
・もし解散総選挙となれば、現時点での世論調査結果では、保守党・労働党 五分五分
・もし、労働党が政権を取ったら、英国は少なくとも関税同盟には残る可能性が高まる
・英国の態度がはっきりしない場合、アイルランド共和国がBrexit内容に「拒否権」を発動する可能性
と書いているうちに気が滅入ってきました。
外は吹雪、くどいですが寒くて外に出れなくて、美味しいコーヒー飲めなくて

さ~~~~てと、たっぷり愚痴を言ったので、台所にいって、この前 買ったコーヒー豆を使って、自分でコーヒー入れてきますね
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