ポンドが対ドルで グイ~ンと行きました。
材料は、これのようです。
* オランダとスペイン、ソフトBrexit に賛成か?私はForexlive を見たのですが、そこにはブルーンバーグの記事として、
「オランダとスペイン財務省は、Brexit交渉において、英国とEUとの関係を極力近づける努力をする点で協力すると合意した。」
と出ていました。残りの25ヶ国が反対すれば終わってしまう話しなんですが、ちょっとだけ明るいのかな?
* お! 欧州議会からの噂も出てきたぞ 



これは、でかいニュースだわ
「EU parliament seeks to soften proposals on forced relocation of clearing houses
欧州議会は、クリアリング業務の移転の強制について、態度を軟化か?」
これ でかい~~~~~~~~~~~~~~~
一人で興奮してすみません

* ユーロ・クリアリング って何?クリアリング業務とは・・・
代表的なデリバティブ(金融派生商品)であるユーロ建て取引のクリアリング(清算・決済)業務のほとんどが、ロンドンを拠点として行なわれています。
このクリアリングをする機関を、クリアリング・ハウスと呼んでいます。
1日のクリアリング取引高は、約1兆ユーロ
クリアリング・ハウスで働く人は、数千人と言われていますが、その関連業務 (担保管理、法律専門家など) を含めると、数万~10万人とも言われています。
ユーロなのに、どうしてロンドンなの

という素朴な疑問が出てくると思いますが、これには理由があります。
ユーロ建てなので、当然 欧州中銀(ECB)は自分達のユーロ圏で行なうことを主張しました。そこで裁判になったんです。
結果、EU司法裁は、 「ECBには証券取引のクリアリングに関する監督権限がない」 という判断を下し、欧州の金融の中心地としてロンドンで実施する・・・・ ということになりました。
そして、今度は英国がEUを離脱する。シングル・マーケットに残るのなら、問題なかったのですが、現時点で英国政府は ハードBrexit を前提として協議しているようなので、金融サービスそのものの提供が出来なくなるという前提で、今度こそはクリアリング業務はユーロ圏で・・・ と、ECBは再度主張しています。
もし ECBの希望通りになったとしても、まずは 監督権限を得るための動きが必要になるのは、間違いないでしょう。
1月24日(水曜日) 20時~「ポーランドズロチ取扱記念】第3回「2018年のユーロ、ポンド、ポーランドズロチ相場とマーケット全般を展望する」
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