詳しいことは、金曜日の
セントラル短資FXさん
のコラム記事で書きますが、大まかな内容をざっくり書きます。
* またしても、ボリス先週金曜日、ロンドンの地下鉄駅でテロ

が起きたあの日、ボリスが 「自分の描くBrexit像」 を新聞に載せました。日本ではどうかわかりませんが、英国では議員がこの手の投稿を新聞に載せる場合、党のトップ (この場合は、メイ首相) の了解を得てから載せるのが、一般的なやり方だそうです。
しかし、ボリスはその規則に従いませんでした。

記事が載った直後、テロが発覚し、メイ首相が急遽 COBRA会議 (国家的危機に直面した際、その危機への対処を主導する英国を代表する緊急事態対策委員会。別名をテロ対策本部) を招集している最中に、ボリスは わざわざ首相官邸に電話をして、この記事内容を知らせたと言われています。
* どうしてボリスは、そんなことをしたのか?一言で言えば、「メイ首相、貴女はBrexit交渉で、英国を引っ張っていく力はありませんよ」 ということを伝えたかったからです。まぁ、はっきり言えば、正面きって、首相にけんかを売ったということでしょう。
このブログでも何度も書いているように、メイ首相はお飾りのようで、全く権限も力もありません。しかし、10月早々 党大会もあり、今 この瞬間、首相交代をするには時間が足りないため、とりあえず年内、長ければ2年のBrexit交渉が終わるまで、メイ首相が継続するという見方が一般的です。
* 保守党内部の動きテロで大変なときに、このような党の規則を破った閣僚が出てきたことに、最初は保守党議員も驚くと同時に怒っています

週末になると、メイ首相に 「ボリスをクビにするよう」 多数の保守党議員が訴えました。この人たちも、特にメイ首相が大好きだという訳ではないのですが、党大会を控え、そして今週金曜日に演説を控えたメイ首相に対し、「出る杭は早めに・・・」と提言した形でしょう。そして、もしかしたら、本日(18日) メイ首相がボリスの更迭を発表するのではないか? と言われていましたが、その様子は全くありません。
* 国民の反応ボリスが大好きな人が、この国にはたくさんいます。日本人には理解しにくい部分がありますが、うちの近所の人たちも皆、ボリスの大ファンです。
今日 午前中でかけていたのですが、帰りの車の中でラジオを聴いていたら、多数のリスナーが、
「Brexit交渉に向け、英国には強いリーダーが必要だ。メイ首相は誰の目から見ても、完全に力をなくしている。そういう国家の大事なときに、ボリスのような自分の意見をきちんと言える (

この点に関しては う~んですが・・・) 強いリーダーが英国には必要だ。」
という意見を持っているのを知りました。
この話しは今後どうなるのかわかりませんが、金曜日にじっくり書きたいと思います。もし、FOMCで予想外の発表があれば、来週金曜日に書きますね
細胞レベルでFXしてる 
くみちゃん、元彼のことなんて忘れて、35億 稼いでみようよ 
