おはようございます

ロンドンは1日で気温が10度以上下がり、ストーブをつけて仕事をしています。昨日の最高温度は14℃。体感温度では、東京の11月中旬と言った感じでしょうか・・・
9月下旬から日本に帰りますが、暑いんだろうなぁ・・・

昨年は10月1週に一時帰国しましたが、10月中ほとんど 半そでで過ごしていました。なんだか、元気の良い小学生男子のようで恥ずかしかったですが、日本の場合は湿気が半端ないので、同じ温度でも体感温度がグッと上がります
* ソーンダース外部理事の講演今朝早く、たしか8時過ぎでしたが、訪問先のウェールズでの講演となりました。

私は英中銀のメールリストに登録しているため、このようなスピーチがあると、自動的にお知らせとリンクが送られてくるので、ざっと読んでみたのですが、
一番最後の「結論」 のところで、
「I have laid out the factors that persuaded me to vote for a 25bp rate hike at recent MPC meetings. But the
path of monetary policy is not preset, and my future votes will depend on the economic data.
私は英中銀金融政策理事会(MPC)で25bpsの利上げに票を入れており、今回の講演で私自身がどうして、利上げに票を入れたかについて、説明をした。しかし、将来の金融政策は、事前に決められているものではない。そのため、経済指標次第で、私の票も変更することもあろう。」
となっていたので、そこを真っ先に読んだ私は、「お!ポンド売られるかな?」と思ったのです。
しかし、最初から読んでみると、こんな感じの内容でした。
・Brexitへの工程は、紆余曲折があるだろう
・Brexitによる先行き経済への不透明さは認めるが、英中銀はその点ばかりにフォーカスしすぎて、超緩和政策をダラダラと続けていくべきではない
・英経済は今年に入り弱くなっているが、あまりブレーキを踏みすぎるのも、どうかと思う
・現実に目を向けると、英国のインフレ率は英中銀のターゲットを上回る期間が続いている
・経済の緩みも、予想以上に早く消滅してきた
・失業率も、英中銀が予想した以上に改善されている
・英中銀の緩和策は、あまりに長く続きすぎた。
・金利の正常化を早めれば、今後の利上げサイクルは、もっともっと穏やかなものとなり、消費者も利上げの痛みを急激に味あわなくて済むだろう
という内容になっています。
この講演を聞く限り、英国のインフレ率が急速に下がらない限り、ソーンダース理事は今後も 「利上げ票」 を入れる可能性が高そうですね
FXプライム by GMO さんで、はじめてWebセミナーをやらせていただくことになりました。
秋からの相場は、伝統的にボラティリティーが高まる傾向があります。私が住む英国では、年に一度の党大会シーズンでもあります。この動きに乗るためにも、このセミナーでは英欧の経済・政治・金融政策をお話し、ここからの政策手段予想などを交えてお話しできたらなぁ~ と思っています。
どなたでも参加できますので、皆様のご参加をお待ち申し上げております
9月13日(水) 20時~21:30