7月25日から8月13日まで、夏休みを楽しんでいるメイ首相


イタリアからベルギー、そしてオランダかな? ヨーロッパをいろいろ旅行しているようです。
メイ首相が留守にしている間、残された保守党議員達が、Brexit の内容や、2年間の交渉期間が終了したあとに設置する 「移行期間」について、言いたい放題状態です。
そもそも、メイ首相が旅行に出た直後に、ハモンド財務相が、 「移行期間は、当初の予定通り、2022年総選挙直前まで設けるべきだ。そして、移行期間が完全に終了するまで、EUからの移民制限は強化せず、その代わりに、英国からEUへの輸出も今まで通りに行なえるようにする。」 と発言したことが発端だったように思います。
これに対し、強硬派のフォックス貿易担当大臣が、「なにをおっしゃるウサギさん・・・」 とはじまり、「移行期間なんて不要。交渉期間終了後、ただちにEUからの移民制限を強化すべき!」とやりかえしました。
そこから、出るわ出るわ
ブレアー元首相も出てくる。労働党と保守党の超党派グループも出来るわ・・・・で、いったい何がなんだかわからなくなっています。
まぁ、そもそもメイ首相の立場がしっかりしていれば、夏休みで不在にしている間に、このような【ミニ・クーデター】

は起きないのですが、いつ辞めるかもわからない状態なので、Brexitだけでなく、イギリスの政局そのものが、一寸先は闇状態
バルニエEU委員会Brexit交渉責任者の肩を持つつもりはありませんが、非常にやりにくいと思いますよ・・・
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