今朝は朝早くからポンドが上昇

下落と忙しい動きになっています。
* 英中銀金融政策理事会(MPC) タカ派代表: マカファーティー君英中銀MPC9名の理事のうち、もっともタカ派の1人であるマカファーティー外部理事。

今朝の英タイムス紙のインタビューで、
「the Federal Reserve is already outlining plans to normalise its balance sheet:
Given that other central banks are thinking about it, I think it would be remiss of us not to at least think about it.
As of today, I would not be changing my position.
米連銀 (FED)は、既にバランスシート縮小に向けた計画のアウトラインを示し始めている。
このように他の主要国の中央銀行が(緩和からの脱出について)考えを表明していることを考慮すると、我々英中銀が、少なくとも考えることをしないというのは、職務怠慢と見なされても仕方ない。
現時点で、私は(利上げ票を入れるという)行動を変更する気はない。」
と語り、今までの 「利上げ票」 に加え、「バランスシート縮小」 について一歩踏み込んだ考えを示しました。
ただね・・・ この「バランスシート縮小」 これを実行するには、問題があるんです。
それは、現在空席になっている副総裁席、この副総裁こそが、バランスシート縮小の実行責任者となるべき方なのです。
以前は、シャフィク副総裁でした。しかし、この方は、
LSE大学の学長になるため、辞任 
その後任となったのが、ホッグ副総裁でしたが、
英中銀の行動規制に反した行動があったため、辞任 
それ以降、ずっと空席 となっているんです。
なので、まずは この空席の副総裁の任命を待ち、話しはそこからだと思います。しかし、いくら途中で解散・総選挙があったといえ、いくらBrexit交渉で忙しいとはいえ、ホッグ副総裁が辞任したのは、3月頃だったはずですので、そろそろ新しい副総裁を決めてもよかろうに・・・ と思っているのは、私だけでしょうか?
* 英中銀 四半期に一度の「クレジット・サーベイ (信用状況調査)」英国の政策金利は、未だに0.25%と歴史的に低い水準で、クレジットカードなどの金利も低い状態が続いています。 私はこの手の 「ローン」 は使わないので、正直なところ どのくらいの金利水準なのかわからないので、ササッとネットで検索したら、
・はじめての方特別レート 5.9%~9.9% (年率)
・それ以外の銀行のクレジットカード金利 15.9~24.7% (年率)
全然低くないと思うんですが、以前はもっと高かったのかな

てか、こんな高いのに、それでも借りるわけ? 意味不明
まぁ、私の個人的な見解など誰も興味がないので おいといて、本題に入ります

本日発表された四半期に一度のクレジット・サーベイ(信用状況調査)によると、英国の銀行は、今後世帯向け融資の縮小を考えているようです。いくつかチャート載せますね

一番最初のチャートを見ると、借りたはいいけど返済できない「デフォルト」の可能性がグンと伸びているのがわかります。
これに関しては、
6月下旬にアップした私の【ロンドンFXチャンネル動画】でも詳しく説明しましたが 金融安定報告書の中でも既に指摘がありました。
6月26日から、新興国通貨のスプレッドが大幅に縮小されました 


