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英中銀Super Thursday 【5つのシナリオ】

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 


カーニー効果



アメリカ、そしてカナダと利上げ国が続き、最近は欧州中銀(ECB)のテーパリング観測がマーケットを賑わせています。そんな中、アメリカの次の利上げ国と言われてきた英国の金融政策理事会(MPC)が8月3日に開催されます。

今回のコラムでは、8月3日に起こり得る予想をいくつかご紹介します。




今回のコラム記事の主な内容は、

・6月15日英中銀MPCの復習

・MPC理事による発言(6月15日MPC以降)

カーニー総裁 
ブロードベント副総裁
カンリフ副総裁
ホールデン主席エコノミスト  
マカファーティー外部理事
ソーンダース外部理事
ブリハ外部理事

・テンレイロ新外部理事

・8月3日 ズバリどちら?

・5対3 据え置き決定後の2つのシナリオ

シナリオ 1
シナリオ 2

・6対2 据え置き決定後のシナリオ
シナリオ 3

・4対4 総裁決定権で利上げ、その後の2つのシナリオ
シナリオ 4
シナリオ 5
4対4での利上げの落とし穴





コラム記事の一部を抜粋しますと、


>>> 8名の理事のうち、6月末で退任したフォーブス理事が抜け、新たにテンレイロ理事が加わりました。ずっと空席となっていた副総裁が、7月27日午後に任命されましたが、就任は9月4日からとなっており、8月3日のMPC出席理事数の変更はなく、8名となっています。<<<




4月より、口座保有者のお客様のみが閲覧可能となりました。

どうぞごゆっくりお読みください 



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[ 2017/07/28 23:39 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(1)

米Q2GDP速報値 まぁまぁかな・・・

7月ということで、第2四半期(4~6月分)のGDPの発表が続いています。


* 本日の米Q2 GDP 速報値事前予想
一応 コンセンサスは、+2.5~2.7%

・アトランタ連銀予想  2.8%
・ニューヨーク連銀予想  2%
・ゴールドマンサックス  2.2%
・JPモルガン   3.5% 
・シティーバンク  2.9%
・バークレイズ銀行   2.7%


* 結果
期比年率  2.6%
前期比  0.65%

私が住むイギリスは、前期比 0.3%だったので、アメリカは倍以上で羨ましい  と思ってしまいましたが、スウェーデンのGDP見てビックリ 



* どうでもいいけど、念のために書きます
スウェーデンのGDP書いても、あまり興味ないとは思いますが、あまりに驚いたので、書いちゃいます 

前期比  予想 +0.9%    結果 +1.7%
前年比  予想 +2.7%    結果 +4%

スウェーデンも、未だにマイナス金利を導入したままなので、景気の過熱感がすごいのかもしれません。バブルになる前に、この国も緩和策の出口戦略を考えないといけないのかな? このあたりについては、きちんと調べていないので、今度 調べてみます。


主要国 GDP比較 2017Q2





ロンドンよりライブ・セミナーのお知らせ 

【8月3日 英中銀 Super Thursday】 に、ロンドンの自宅からライブセミナーを行ないます   個人的にも、ものすごく興味があるイベントですので、是非皆さんのご参加をお待ち申し上げます。

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[ 2017/07/28 22:20 ] 米国関連 | TB(-) | CM(0)

ギリシャ国債を大量に買ったのは、アメリカ人だった

今週の「ロンドンFXチャンネル」動画 でも取り上げたのが、3年ぶりのギリシャ国債入札


米ナスダックが載せたこの記事 や英FT紙の記事によりますと、



欧 ギリシャ国債入札 

このようになっています。

アメリカ人、特にヘッジファンドが多数参加したとも報道されていました。





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[ 2017/07/27 23:26 ] 欧州関連 | TB(-) | CM(0)

英大手不動産会社、大幅減益

おはようございます 

今日は、お風呂場からの水漏れを直すため、この際 お風呂場全部、作り替えちゃおう! ということで、業者さんが朝から働いてくれています。

その作業員の1人の男性が、私が家の中においている 「盛り塩」 を見て、「これ、なんだ?」と聞いてきました。説明したら理解してくれて、やけに褒めてくれました 



* 英国大手不動産会社、64%の減益
このFoxton という会社、以前はロンドン中心街の、いわゆる 「高級住宅」ばかりを扱っていて、顧客層も海外のお客様が多かったです。実はうちの近所に以前、この会社で働いていた人がいらっしゃるのですが、働く条件としては、英語以外の言語が話せることと仰っていました。

最近は、ロンドンでも中心街以外に拡大してきて、うちの近所にも店舗を構えています。


英不動産屋 Foxtons


Brexit決定以降、海外からのお客様のロンドン物件の購入熱が冷めたことに加え、ロンドンだけでなく英国の住宅市場全般が冷え込んできたため、ある程度の減益は覚悟しておりましたが、64%という数字には、驚きました 


先ほど、Foxton CEOのおじさんがコメントをして、

「ロンドン市内の不動産売買については、予想以上に健闘している。しかし、Brexitの影響で先行き不透明感が払拭されないこと、そして政治的にも非常に不安定である点は、今後の課題となるだろう。売買手数料収入は1年前と比較して3%の減収となっているが、売買件数に関しては6月から7月上旬にかけて、厳しい状態となっている。」



先週金曜日だったかな・・・  私も久しぶりにうちの近所の物件をチェックしてみて驚きました 

以前だったら絶対にマーケットに出てこない物件が、結構売りに出ていたからです。

これはどういうことかと言うと、イギリスの「待てば待つほど家の価格が上がる」というシナリオが崩れ、とりあえず高値圏にあるうちに、売っちゃえ! という人がどんどん物件をマーケットに出していることを意味します。

私ももっとキャッシュがあれば、欲しい物件、結構ありました。






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6月26日から、新興国通貨のスプレッドが大幅に縮小されました 




ユーロ高に死角があるのか? 利上げ時期次第で反動あり

11月11日という縁起の良い日から、YJFXさんのご好意で隔週コラム記事を担当させていただくことになりました。 



YJFX用
(クリックすると拡大します)


2009年に発覚したギリシャ債務危機以来はじめて、「ユーロ高」がマーケットのテーマとなっている。シカゴIMM通貨先物市場のユーロ買い持ちポジションが急激に過去最高記録に近づいてきているのが、それを物語っている。

果たして最近のユーロ高に一切の死角がないのか?それについて考えてみたいと思う。




こちら  から、お読みいただけます!





コラム全体のご紹介は、下のバナーをクリックしてください。そこからも記事が読めるようになっています。

               

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ロンドンFXチャンネル 【ホールデン理事講演】 動画 アップしました!

最近 4キロも太ったので、午前中にジムに行くようにしているので、仕事を始めるのが遅い時間からになってしまいます 

本当は今日は動画配信はしないつもりだったのですが、よくよく考えたら、このあと ホールデン英中銀主席エコノミスト氏の講演があるので、それだけはお伝えしておこう! と思いました。動画でもお話ししていますが、もしかしたら全く無風で終わるかもしれませんので、もし 皆さんが朝起きて、ポンドがやけに動いてたんだ・・・ という場合のみ、 「あ!ホールデンさんが何か話したのかも!」 とすぐにピンと来ることでしょう。


自分の宣伝になってしまいますが  2冊目の本 「ずっと稼げるロンドンFX」 が出ました、よろしくお願いいたします   これから本を買われる方で特典レポートが欲しい!という方は、メールフォームかブログのコメント欄でご連絡ください 


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【ホールデン理事講演】  の動画は  これをクリックしてください。

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過去の動画をもう一度見直したい方は、ブログ左の 「カテゴリー」にある 【ロンドンFXチャンネル 動画】からご覧になってください。

ロンドンFXチャンネルに、みなさんも  登録  お願いしま〜す 

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[ 2017/07/25 23:26 ] ロンドンFXチャンネル  動画 | TB(-) | CM(3)

ロンドンFX 「視るブログ」

2013年7月8日より、上田ハーローFXさん のご好意  で、『視るFX』 と題し、毎週月曜日にその週のマーケットの注目イベントや指標のご紹介  や為替動向を動画配信することになりました 



視るブログ用




今週の視るブログは、先週の振り返り(ECB理事会とドラギ総裁 )+ 今週の注目点と英保守党動向について、お話しさせていただきました  


このバナーをクリックすると動画が見れま~す 

Net Money
[ 2017/07/25 04:49 ] 動画レポート:『視る』ブログ | TB(-) | CM(0)

ギリシャ、3年ぶりに国債入札を発表!

このブログでも何度も書いておりますが、ギリシャは自国で国債発行をして財政運営が出来ないため、他のユーロ圏加盟国やECB、IMFから金融支援を受けながら財政を切り盛りしています。

しかし、本日 なんと3年ぶりに、国債の入札を実施すると発表しました 


* 5年国債の発行
明日 7月25日に入札を実施するようです。

新規国債に加え、2014年に発行された5年物国債(利回り: 4.75%  入札額: 40億ユーロ  満期: 2019年4月)の買い替えも同時に行なう模様。


主幹事は全部で6行
・米シティバンク
・米ゴールドマンサックス
・米バンクオブアメリカ・メリルリンチ
・独ドイツ銀行
・英HSBC銀行
・仏BNPパリバ銀行

ギリシャ政府としては、今回の新規5年債の利回りを、4.2%あたりに抑えたいようですが、マーケットの予想としては、良くて 4.3%、悪いと 4.5%あたりに落ち着くのではないか?と見ているようです。


* 欧州の不安がどんどん払拭されていく 
自分達で自分の国の財政運営が出来ないという不安定な状況が続いていたギリシャ。今でも完全に不安が払拭された訳ではないでしょう。

しかし、今年最大のリスクと言われていたフランス大統領選も終り、政治的リスクが大きく後退したことに加え、金融政策の方面ではテーパリング観測が出てくるほど、景気見通しも回復したということになります

そのため、もしかしたら、ギリシャだけでなく、ユーロ圏全体にとって、2017年は【正常化元年】となるのかもしれません。

まぁ、9月以降 全員参加のマーケットになった時に、株が崩れる   とか、あらたな XXXX危機   のような出来事が起きなければ・・・という前提付きですが 


欧 ギリシャ






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[ 2017/07/24 23:27 ] 欧州関連 | TB(-) | CM(1)

ユーロ版【テーパー・テントラム】相場スタートか?

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 


セントラル用




7月20日に欧州中銀(ECB)金融政策理事会が開催されました。7月の会合では、3ヶ月に一度のマクロ経済予想であるスタッフ予想の発表はなく、通常では夏休みに入る前の挨拶程度の理事会となるはずでした。しかし、今回は理事会の1週間前にWSJ紙が載せた観測記事のおかげで、かなり関心度の高い理事会となりました。

今週のコラムでは、ECB理事会とドラギ総裁発言内容を紹介し、最近よく耳にする「テーパリング・タントラム」についても書いてみようと思います。




今回のコラム記事の主な内容は、

・WSJ紙の観測記事

・ジャクソンホール経済シンポジウムとドラギ総裁との関係

・欧州中銀(ECB)からの発表

・ドラギ総裁記者会見内容

主な発言内容
ECBメンバーによる最近の発言

・ユーロ版【テーパー・タントラム】か?

・それ以外の通貨における【テーパー・タントラム】

主要国の金融政策スタンス
緩和終了/テーパリング観測 = 通貨高となっているか?

・ここからのマーケット
ユーロとドルの実効レート比較
ユーロとポンドの実効レート比較





コラム記事の一部を抜粋しますと、


>>> (各通貨の実効レートを比較した場合) 同じ「ユーロ買い」というストラテジーを組んでも、相手通貨によっては収益の伸びが変わってきます。もちろん、自分の得意通貨を徹底的に仕込むことは私も大賛成ですが、ポジションの一部を普段とは違う通貨で持ってみるちょっとした冒険も面白いかもしれません。<<<




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[ 2017/07/22 07:58 ] ECB 欧州中銀 | TB(-) | CM(3)

Brexit交渉、2回目が終了

6月8日に実施された 解散・総選挙 の影響で、Brexit に向けたEUとの交渉が中断していました。

ようやく、6月19日から Brexit交渉が再開 し、今週月~木曜日に、2回目の交渉となりました。

この過去記事 で、詳しく交渉内容を説明させていただきましたが、既に交渉はかなり難航しているそうです。この写真を見てもわかりますが、EU側は分厚いファイルを前に交渉に臨んでいますが、英国側は 「手ぶら」 

メイ首相がレームダック化しており、全く政府そのものが機能していないのでしょう・・・・


Brexit交渉 2回目



* 市民権
英国には、約300万人のEU加盟国の国籍を持つ人たちが住んでいます。そして、EUには約120万人の英国籍の人々が生活しています。

これらの人たちとその家族も含め、移住権・医療・年金などにかかわる「権利」を明確にすることが最優先事項という点で、英国・EUとも異論はありません。しかし、問題は思った以上に複雑で、例えば 英国籍の人が現在イタリアに住んでいたとして、Brexit後にフランスに再移住した場合や、現在英国に住んでいるEU国籍の人が、Breixt中になんらかの犯罪を英国で起こし、Brexit後に自分の国に帰った場合、英国裁判所の判定を優先するのか?自身の国の裁判所が優位に立つのか?など、数えあげたらキリがありません。


* 慰謝料/手切れ金
Brexit交渉の中で最も厄介な問題が、英国がEUから離脱することによって生じる「手切れ金/慰謝料」です。その額は、550億ユーロとも、1,200億ユーロとも言われています。

最近になって、この額が 「650億ユーロ」 という数字にかたまりかかってきているのですが、今週4日間に渡る交渉で合意したことは、「この額を設定するための計算式を見つけ出す」 

かなり気が遠くなる話しのようです  


* アイルランドの国境問題
もし、英国がハードBrexitを最終的に選択した場合、英国連合王国とEU加盟国との行き来には、パスポートチェックを含む国境検査が義務付けられます。北アイルランドも英国連合王国の一員ですから、北アイルランドとアイルランド共和国との間にも、原則的には国境検査を含む「ハードな国境」が敷かれることになるでしょう。しかし、1998年ベルファスト和平合意で、「ハードな国境なし」と定められているため、Brexit後も例外的に北と南の間に国境は導入しない方向で話し合いが進められると予想されます。

この問題は非常に細かい点まで煮詰める必要があるため、最初から主席交渉者同士の話し合いをせずに、次官クラスの人たちが地ならしをして、最終案をトップが協議すると伝えられています。



* 上記3点以外に早く決めて欲しいこと
市民権、慰謝料額、北アイルランド問題 それぞれ非常に重要なことであるのは、わかっているのですが、英国に暮らす一市民として、早くはっきりさせて欲しいな~ と思うことがあります。


1) 本当にクリフエッジにならないのか?
Brexit交渉が終わってから、2~3年の「移行期間」が設けられるという話しになっていますが、これはまだ確定ではありません。ビジネスとしている人たちにとって、相当深刻な問題となるでしょう。

このあたり、早くはっきりしてくれないと、本当に今後 投資が減ります (既に減っていますが・・・)


2)  contingency plans  最悪の事態が生じた時の代替案は、本当にあるのか?
1)と似たようなことですが、国として運営していく上で、最悪の事態が生じた時の代替案は、ある・・・ と報道されていますが、本当にあるのでしょうか?

先ほどの写真のように、てぶらで交渉に出向く国です。果たして、先の先まで 「転ばぬ先の杖」とまでは行かなくても、とんでもない状況に陥らない保証があるのか、ちょっとだけ心配になってきている今日この頃


3) EUが絶対的な主導権を握っているが、英国政府は大丈夫なのか?
EUに残っている27ヶ国 対 英国 という 27対1の状態ですので、孤立することは仕方ないとして、交渉中も孤立していないのか、なんだか心配なんですよね、実は・・・

サッチャー前首相時代の、あの凛としたイギリス。どこに行っちゃったんでしょう?



私には1人ですが子供がおり、現在 香港で研修をしています。最近 ホリデーをとっていて、今週からまた香港で仕事しています。今朝起きたらメッセージが入っていて、「イギリス人の友達に聞いたんだけど、祖父母がアイルランド人なら、アイルランド共和国のパスポートも取れるようなので、取ろうかと思ってる。どう思う?」 という内容でした。

とにかく能天気で、何も考えていない子でしたが、こんなことを言って来たので、驚きました。

これは裏返せば、あれだけ何も考えていない子でさえ、なんだかマズくね  と感じたのかもしれません。

英国は2重国籍は大丈夫ですが、日本政府が認めていないので、うちの子供は22歳になる直前に、英国籍を選びました。そこに、アイルランド国籍が加われば、ハードBrexit になったとしても、ヨーロッパで自由に働けるので、私は取ったほうが良いと思うと返事をしました。

実際、英国人でアイルランド共和国の国籍を申請した人の数は、Brexit決定後、500%とか伸びているとも聞いています。









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ドラギ総裁のネクタイの色と理事会の内容

欧 ドラギ ネクタイの色
(クリックすると拡大します)


2016年1月(水色の丸)  ブルーのネクタイ
同年3月に、緩和策の拡大/追加を示唆
ユーロ急落


2016年3月(オレンジ丸)  青と赤のネクタイ
QE対象債券の銘柄あたりの購入上限拡大
QE額の増額(月額 600億ユーロから800億ユーロへ)
ユーロは、最初大きく下落したあと、マーケットのドル安が置き、結果としてユーロ高で終わる


2016年9月(ピンク丸)  ブルーのネクタイ
この頃から、現在も続いている  【長期金利上昇】 が始まった 



2016年10月(藤色の丸)  濃いブルーネクタイ
すべての決定は、12月の理事会で発表する と逃げた会合



2016年12月(黄色の丸)  ブルーのネクタイ
QE月額を、800億ユーロから 600億ユーロへ減額し、テーパリング疑惑 が騒がれた



2017年3月(黄緑丸)  ブルーのネクタイ
声明文内容が変更 され、経済に対する見通しが明るくなった


結論:
なんだか、ブルー系のネクタイが多すぎて、ネクタイの色と金融政策についての発表との相関性が、よくわからん

単なる時間の無駄に終わり、挙句の果てにECBからの発表も見逃した件・・・・・  


スタンプ  結構ショック






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[ 2017/07/20 20:57 ] ECB 欧州中銀 | TB(-) | CM(3)

欧州中銀、テーパー・タントラムとなるか?

テーパー・タントラム(Taper tantrum)

2013年春以降にFXを始められた方は、聞いたことがない言葉かと思います。

これは、2013年5月にアメリカの量的緩和策(QE)の縮小(テーパリング)観測を巡り、報道/中銀関係者の発言にマーケットがあっちこっちに振らされ、 「大きな動揺を招くすっとこどっこい相場」 となった時期を指す言葉です。

タントラム という単語は、癇癪(かんしゃく)のような現象を指します。

つまり、テーパー(テーパリング)・タントラムとは、 【テーパリング(Tapering)】と、【癇癪(Tantrum】を組み合わせた造語


それから4年経った今、今度は欧州中銀(ECB)の量的緩和縮小や利上げなどの金融政策変更の可能性が出てきたため、ユーロを取り巻く環境   通貨や株価、資金の流れが、「かんしゃく(市場が動揺する状況)」を起こす番なのでしょうか?


本日のECB理事会について、こちらの市場関係者のコンセンサスとまで強いものではなりませんが、一部の意見としては、

・ドラギ総裁は、これ以上のユーロ高を誘発するような発言は、避けるのではないか?
・これ以上のQE額の増額はアナウンスしないが、期間の延長という手段で、QE総額が結果的に増える という発表は、もしかしたらあるかもしれない


という感じで、予想以上にハト派的な感じになっています。

個人的には、本日のECB理事会の前に、どうしてわざわざ 8月のジャクソンホール経済シンポジウムに出席するリーク記事を、WSJ紙が流したのか? そのあたりがちょっとね・・・


欧 ドラギ







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[ 2017/07/20 19:54 ] ECB 欧州中銀 | TB(-) | CM(0)

フランス中銀総裁の発言、ユーロ下落

今日は、1日お休みをいただき、読みたい本を読むために時間を使おうと思ったのですが・・・ ちょっとマーケットが気になって、PCをつけてしまいました 

エクセルのアップデートもしなければならないし、アメリカがテーパリング  利上げに動いたあの時期のマーケットも、きちんと調べておかないといけないですしね・・・



* ビルロワドガロー・フランス中銀総裁発言でユーロ下落
ECB理事の中では、 「中立/ややハト派」 と認識されているビルロワドガロー仏中央銀行総裁。

2~3週間前には、

「金融政策の調整についてはたぶん秋頃に行なう可能性がある」  と具体的な時期について言及し、ユーロが動きました。



仏 フランス中銀 ビルロワドガロー




本日、同総裁は議会で何か話をしたらしく、その場で、

「We have made progress, but we have not yet reached the target and so there is still a need for our accommodative monetary policy... We are adapting its intensity depending on the economic situation and progress towards the target

(ECBはデフレ払拭のため、金融政策を緩和気味にし) その効果がやっと現れてきた。しかし、現在も我々が意図するターゲットには到達しておらず、もうしばらくは緩和政策の必要性が続くだろう。(緩和政策の)強弱については、経済状態やインフレ・ターゲットへの到達状況などを考慮して、調節している。」



明日のECB理事会を控え、ただでさえマーケットはナーバスになっていると思います。そこにきて、ビルロワドガロー・フランス中銀総裁のこの発言ですので、出鼻をくじかれたかな 

昨日どこかで読んだんですが、 「マーケットはECBのテーパリングに関して、あまりにも前のめりになっていませんか 」 という意見が出てきているようです。

まぁ、ドラギさんがジャクソンホール経済シンポジウムに3年ぶりに出席される というニュースなど、前のめりにならざるを得ないニュースがいっぱい出ているので、仕方ないのですが・・・

このあたりについても、金曜日のコラムでじっくり書かせていただこうと思っています。







賞金総額 ナ・・・ ナ・・・ ナンと 1,000万円 
トレード・フィナンシャルさまの太っ腹トレードバトルが始まりました 

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[ 2017/07/20 00:35 ] ECB 欧州中銀 | TB(-) | CM(0)

ロンドンFX 「視るブログ」

2013年7月8日より、上田ハーローFXさん のご好意  で、『視るFX』 と題し、毎週月曜日にその週のマーケットの注目イベントや指標のご紹介  や為替動向を動画配信することになりました 



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今週の視るブログは、先週の振り返り( 英中銀/FRB関係者 ) + 今週の注目点とBrexit進捗状況 おまけにドラギさんについて、お話しさせていただきました  


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[ 2017/07/19 03:05 ] 動画レポート:『視る』ブログ | TB(-) | CM(0)

英国のインフレ率は、天井を打ったのか?

本日、注目  の 英国・6月分 消費者物価指数 (CPI) が発表されました。



* 予想を下回ったインフレ率

消費者物価指数 (CPI)   前年比
5月 +2.9%   6月予想 +2.9%  結果 +2.6%

昨年10月以来、はじめてのインフレ率低下
単月の下落幅は、2015年2月以来最大



コア・CPI   前年比
5月 +2.6%   6月予想 +2.6%  結果 +2.4%

英 CPI 7月分
(クリックすると拡大します)


こんな感じで、インフレ率 ( チャート青線)が下がってきました。


が、未だに 「インフレ率 > 賃金上昇率」 の関係が続いていることには、変わりありません。



* インフレ率が下がった要因
本日のインフレ率と同時に発表された 生産者物価指数(PPI) (前年比)  を見ると、インフレ率が下がった理由がよくわかります。それは原油価格です。


英 PPI 7月
(クリックすると拡大します)


久しぶりに下がったインフレ率を巡り、英国では既に 「インフレ率は天井を打ったのか?」
この議論が始まっています。
これは誰にもわかりませんが、私自身は第4四半期くらいから、ジリジリと下がっていくのかな? と思っています。



あと、これはあるエコノミスト氏の意見ですが、昨年6月の国民投票でBrexitという結果になり、ポンドは一瞬の間に10%急落しました。その後 さらに8%ほど下がったのですが、最初の 「10%の急落」の部分は、インフレ率 2~3%の押し上げ要因となるそうです。

昨年同時期の英CPI は、 +0.5%  本日発表の数字 +2.6%

ということで、「10%急落分」 のインフレ押し上げ要因 「2%」分は数字で確認できるのですが、 「3%」となると、その分はまだ表面化しておらず、本日の数字だけを見て、 「インフレは天井を打った」と判断するのは、時期尚早だという意見もあるようです。





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[ 2017/07/18 23:43 ] 経済 | TB(-) | CM(0)

ロンドンFXチャンネル 【ユーロ円】 動画 アップしました!

久しぶりの動画アップです 

今日はこれから確定申告の準備に入りますので、明日から本気出そうと思っています 


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【ユーロ円】  の動画は  これをクリックしてください。

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[ 2017/07/17 21:29 ] ロンドンFXチャンネル  動画 | TB(-) | CM(0)

下半期のポンドについて考える 【政治/経済編】

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 


セントラル用





7月17日(月)午後12時~13時、ラジオ日経で夏のリスナー感謝DAYとして、「プロはこう見る!FXの神髄」という特別番組 が放送されます。この中で、セントラル短資FXさんのコーナーがあり、私もロンドンから電話を繋いでお話しさせていただくことになりました。

ラジオ番組でお伝えできない部分も出てくると思いますので、今回のコラムでは、日本ではあまりニュースになっていないBrexit関連報道や、英国の金融政策の行方など、下半期のポンド取引に役立つ情報をご紹介したいと思います。




今回のコラム記事の主な内容は、


・政治
政治が為替に与える影響
政治ネタでポンドが動くタイミングは、いつ頃か?
1) 党大会までに首相交代があるとしたら、それはいつ頃か?
2) 新首相は誰か?

・経済
先週までに発表された経済指標は、全て悪化
今週発表された経済指標を見ると・・・・
下半期の英国経済の注意点




コラム記事の一部を抜粋しますと、


>>>英国の秋は、党大会の季節であり、毎年9月中旬から10月上旬にかけ、各党の国会議員や党の幹部たちは党員たちを招き、一年の振り返りとここから党として何をしていくのか、説明をします。昨年の保守党大会では、メイ首相がはじめて「ハードBrexit」構想を公にし、ポンドが一気に下落しました。<<<




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[ 2017/07/15 01:23 ] 相場検証/予想 | TB(-) | CM(0)

ゴールドマンサックス、米利上げの可能性下げる

今日は仕事をしない日に決めていたのですが、ちょっと動き始めていて、慌ててブログ書いています 



* 消費者物価指数(CPI) 5ヶ月連続の下落
先ほど発表があった米・6月分 消費者物価指数(CPI)ですが、5ヶ月連続の下げとなっており、次回のアメリカの利上げ時期予想が、ますます不透明になってきました。

米 CPI 2017年6月
(クリックしたら拡大します)


まぁ、そうは言っても今年12月には利上げとなるのでしょうが、米ゴールドマン・サックスは、今後の利上げの可能性として、

・9月FOMC   5%
・11月FOMC   5%
・12月FOMC   50%

と変更し、年内利上げの可能性を、60%に修正




* 小売売上高 2ヶ月連続の下落

前月比 
予想 +0.1%  6月 結果 - 0.2%
(5月分を、+0.3%    - 0.1% へ修正)

前年比    +2.8%

コア・前月比 
予想 +0.4%  6月 結果 - 0.1%



* Fed Watch 「今年12月FOMC利上げ予想」
今年12月のFOMCで利上げするか、否かの予想を、1ヶ月前と本日とで比較してみました。

米 Fed watch 7月14日


本日の数字は、今現在の数字ですので、終値はまた変わってくるかもしれません。

とりあえず、現在の時点で 「12月FOMC 据え置き 48%」ということですので、逆算して 52%の利上げの可能性となっています。







私が書いた 「ずっと稼げるロンドンFX」 プレゼントキャンペーンのご紹介です 

Net Money


[ 2017/07/15 00:15 ] 売買取引 | TB(-) | CM(0)

英中銀理事でポンド高 → 「信用状況調査」でポンド安

今朝は朝早くからポンドが上昇  下落と忙しい動きになっています。



* 英中銀金融政策理事会(MPC) タカ派代表: マカファーティー君
英中銀MPC9名の理事のうち、もっともタカ派の1人であるマカファーティー外部理事。


マカファーティー




今朝の英タイムス紙のインタビューで、

「the Federal Reserve is already outlining plans to normalise its balance sheet:
Given that other central banks are thinking about it, I think it would be remiss of us not to at least think about it.
As of today, I would not be changing my position.

米連銀 (FED)は、既にバランスシート縮小に向けた計画のアウトラインを示し始めている。
このように他の主要国の中央銀行が(緩和からの脱出について)考えを表明していることを考慮すると、我々英中銀が、少なくとも考えることをしないというのは、職務怠慢と見なされても仕方ない。
現時点で、私は(利上げ票を入れるという)行動を変更する気はない。」

と語り、今までの 「利上げ票」 に加え、「バランスシート縮小」 について一歩踏み込んだ考えを示しました。

ただね・・・ この「バランスシート縮小」   これを実行するには、問題があるんです。

それは、現在空席になっている副総裁席、この副総裁こそが、バランスシート縮小の実行責任者となるべき方なのです。

以前は、シャフィク副総裁でした。しかし、この方は、LSE大学の学長になるため、辞任    その後任となったのが、ホッグ副総裁でしたが、英中銀の行動規制に反した行動があったため、辞任   それ以降、ずっと空席 となっているんです。

なので、まずは この空席の副総裁の任命を待ち、話しはそこからだと思います。しかし、いくら途中で解散・総選挙があったといえ、いくらBrexit交渉で忙しいとはいえ、ホッグ副総裁が辞任したのは、3月頃だったはずですので、そろそろ新しい副総裁を決めてもよかろうに・・・ と思っているのは、私だけでしょうか?



*  英中銀 四半期に一度の「クレジット・サーベイ (信用状況調査)」
英国の政策金利は、未だに0.25%と歴史的に低い水準で、クレジットカードなどの金利も低い状態が続いています。 私はこの手の 「ローン」 は使わないので、正直なところ どのくらいの金利水準なのかわからないので、ササッとネットで検索したら、

・はじめての方特別レート  5.9%~9.9% (年率)
・それ以外の銀行のクレジットカード金利  15.9~24.7% (年率)

全然低くないと思うんですが、以前はもっと高かったのかな   てか、こんな高いのに、それでも借りるわけ? 意味不明

まぁ、私の個人的な見解など誰も興味がないので おいといて、本題に入ります 

本日発表された四半期に一度のクレジット・サーベイ(信用状況調査)によると、英国の銀行は、今後世帯向け融資の縮小を考えているようです。いくつかチャート載せますね


英 英中銀 クレジットサーベイ


一番最初のチャートを見ると、借りたはいいけど返済できない「デフォルト」の可能性がグンと伸びているのがわかります。

これに関しては、 6月下旬にアップした私の【ロンドンFXチャンネル動画】でも詳しく説明しましたが  金融安定報告書の中でも既に指摘がありました。





6月26日から、新興国通貨のスプレッドが大幅に縮小されました 





[ 2017/07/13 21:01 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(0)

本日のポンド安の背景

こんな遅い時間に、今更 この記事を書く価値があるのか、自分でも疑問ですが・・・ 

最近、午前中にジムに行くようにしていて、どうしても仕事が午後に持ち越しになってしまいます 

本日はそれ以外の収録もあり、やっと仕事に専念できる時間帯になりました。



* ブロードベントBOE副総裁のインタビュー
昨日の講演では、金融政策に関する発言を一切しなかったブロードベント副総裁。

マーケット関係者は、がっくりの栗でしたが、一夜明けた今朝 滞在先のスコットランド・アバディーンの地元紙のインタビューに、同副総裁は応じました。

この手の 「時間差攻撃」  を使うあたり、にくいですね~ 


英 ブロードベント インタビュー


これがそのインタビューについての記事ですが、タイトルの部分 (黄色いアンダーライン部分)

「英中銀副総裁、政策金利の利上げ票を入れるには、まだ早い」

というで、8月3日のSuper Thursdayでは、「据え置き票」を入れるという予想が高まりました。



*  いろいろ入り乱れた英雇用統計結果
英国では、毎月中旬ちょっと前に、雇用統計 が発表されます。

本日発表された内容は、

・失業率   4.5%
1975年以来の強さ 

・就業率   75.9%
1971年以来の強さ 

英国の雇用市場は、驚くほど強いんです 


が・・・  

・週賃金上昇率    ボーナス込み(Total Pay) +1.8%   ボーナス除く(Regular Pay) +2%

英 インフレ 賃金


これは英国に限ったことではなく、アメリカでも最近の雇用統計で注目されるのは、失業率や雇用者数以上に、「賃金の上昇率」 ここに注目が集まっています。景気の過熱感や、先行きのインフレ見通しを占う上で、欠かせません。


次の消費者物価指数発表は、7月18日


さて、イエレン議長の議会証言まであと10分あるので、何かおやつを持って来ます~ 




6月26日から、新興国通貨のスプレッドが大幅に縮小されました 




[ 2017/07/12 22:52 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(0)

思ったよりハトっぽいイエレン議長のテキスト内容

米 イエレン ハト


ハト派的内容が、目に付きました。例を挙げると     字が小さいのでクリックしてくださいね


米 イエレン テキスト
(クリックして、拡大してご覧になってください)


特に黄色で囲んだ 【ニュートラル (中立水準)】 に関する言及には、正直 驚きました。

これについては、この記事 でも取り上げていますので、お時間があれば是非お読みください!





6月26日から、新興国通貨のスプレッドが大幅に縮小されました 




[ 2017/07/12 21:56 ] 米国関連 | TB(-) | CM(0)

メルケル独首相発言

Twitter では呟いたのですが、どこにもニュースが確認できず、右往左往していたら、やっと  ロイターに短い記事  が載りました。



* 中央銀行の独立性を重視するドイツの首相が、驚きの発言
中央銀行の独立性の重要さを強く問うドイツ
しかし、本日 メルケル首相は以下のような発言をし、それがユーロ買いに繋がっています。

「The European Central Bank's monetary policy is not yet where Germany would like it to be
We're not yet back where we want to be in terms of the ECB's monetary policy,

現時点でのECBの金融政策は、行くべきところまで、まだ到達していない」


「The good news is that all euro zone member states are growing again. Millions of new jobs have been created, encouraging us that we're on the right path

喜ばしいニュースとしては、ユーロ加盟国の経済は拡大し、何百万という新しい仕事が生まれた。これらのニュースは、我々ユーロ圏が望ましい方向に向かっていることを実証することにもなる」



最初の発言では直接的ではないにせよ、「早く緩和解除したら?」 という催促にとれるため、ユーロは上昇しました。

これまた Twitterでも呟きましたが、為替ディーラーだけでなく、ドイツ国債のトレイダーさんたちも、連日お疲れだと思います。この催促相場、どのくらいの賞味期限があるのか、見守りたいと思っています   


トレイダーたち






6月26日から、新興国通貨のスプレッドが大幅に縮小されました 




[ 2017/07/11 22:41 ] 欧州関連 | TB(-) | CM(0)

ガックリの栗 ブロードベント副総裁

本日のメインイベントとなるはずだった、英中銀ブロードベント副総裁の講演。
時間が遅れたこともあり、なんだか大きく梯子を外された感 満喫
トレイダー達は、がっくりの栗でしょう・・・

栗


しかし、ほぼ同時にメルケル独首相が金融政策に関する発言をしたため、マーケットではユーロも同時に動くことに・・・ 

スタンプ そんなバナナ



* ブロードベント副総裁の講演内容
ブロードベント副総裁の スピーチ では、マーケットが期待していた金融政策に関する言及がなく、典型的な 「Buy the rumour, Sell the fact 噂で買い、事実で売る」 相場となっています。

ポンドが唯一反応したのは、

「Brexit could hurt UK trade   Brexit によって、英国の貿易は打撃を受けるだろう」

この部分だったと思います。




* 8月のMPCでの予想
これに関しては、 セントラル短資FXさん の金曜日のコラムで詳しく書きますが、ここではざっくりとした印象を書いておきます。

これはあくまでも、私個人の印象ですが、本日せっかく講演する機会があったのに、そこで利上げをにおわせる発言をしなかっただけでなく、「金利」について一切全く全然言及しなかったということは、8月のSuper Thursdayで同副総裁は、【据え置き】に票を入れるのではないでしょうか?

間違ってるかな・・・  


ということで、少し早いですが、この問題の【8月3日 英中銀 Super Thursday】 に、ロンドンの自宅からライブセミナーを行ないます   個人的にも、ものすごく興味があるので、是非皆さんのご参加をお待ち申し上げます。

事前申し込み不要、口座がなくても見れますので、是非 


[ 2017/07/11 22:11 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(0)

ロンドン・ディーラー 準備完了!ブロードベント、どんと来い!

おはようございます。

本日 ロンドン昼12時(日本時間 20時)から、英中銀 ブロードベント副総裁がスコットランドで講演します。

 ちょっと変更です。


英 ブロードベント講演

赤く囲んだ部分が、講演お知らせですが、時間が 13:30 (日本時間 21:30) に変更になりました。


私は、当初の予定の12時スタートだと家にいなかったのですが、13:30なら ギリギリ間に合うかもしれません 
週一度のお手伝いさんが来る日で、他の日に移動してもらおうとお願いしたところ、明後日からホリデーで自分の国 (ブルガリア) に帰るので、もう余裕の時間なし!  ときっぱり断られました 



私の2冊目の本の 【特典レポート】 で詳しく書きましたが、8月3日の英中銀Super Thursdayでは、ブロードベント副総裁の1票が、金融政策を決定するといっても過言ではありません。

そのため、地元ロンドン金融街:シティのディーラーやアナリスト達は、本日の講演で同副総裁がなんらかの「ヒント」をくれるのか、待ち望んでいるわけです。



*予想される動き
ブロードベント副総裁は、英中銀9名の理事の中でも 「中立中の中立」 と見られています。

・もし、利上げを示唆する内容となれば   ポンド上昇

・据え置きを示唆する内容となれば   普通であれば、ポンドは動かないはずですが、本日は既にロンドンオープン直後に上昇してますので、調整の下げが入ってもおかしくない地合いでしょう。



ということで、ロンドンだけでなく欧州の銀行のエコノミストさんたちも次々とコメント出してきてますので、ブロードベント副総裁講演に対する関心度は 「明日のイエレンFRB議長の議会証言」  と同格くらいに高くなっています 






6月26日から、新興国通貨のスプレッドが大幅に縮小されました 





[ 2017/07/11 18:45 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(0)

泣きが入ってきたメイ首相

今 衛生歯科から帰ってきましたが、歯医者さんの待合室でも話題になった今朝の各紙一面


英 今朝の一面 7月10日
(クリックすると拡大します)



* メイ首相 野党の協力を仰ぐ
6月26日付けの上田ハーローFXさんの 【視るブログ】 でお話しさせていただいた内容とかなりかぶります。

メイ首相は6月8日の総選挙で過半数議席を獲得できなかったことを受け、党内で孤立無援状態。保守党内部の声を伝えるだけの「人形化」していました。

しかし、今朝の朝刊を見ると、メイさんも最後の賭け  に出たようで、事もあろうに野党:労働党に、協力を要請したようです 




*今週木曜日からが、最初のハードル
今年3月29日、メイ首相は、EU基本条約50条を行使し Brexitに向けたEUとの2年間の交渉がスタートしました。

この翌日 (3月30日)、同じくメイ首相は、EU法と欧州司法裁判所を英国法より上位に置く欧州共同体法を廃止し、既存のEU関連国内法の内容をすべて英国法に置き換える「Great Repeal Bill (大廃止法案)」の概要を発表しました。

私は、今年3月に日本に一時帰国した際に行なったWEBセミナーで、これについて説明しましたが、その時には、「Great Repeal Bill (欧州共同体加盟法撤退)」という言い方をさせていただきました。

このGreat Repeal Billについて、今週木曜日から議会での審議に向けたリーディングが行なわれます。本格的な審議に入るのは、夏休み後になりますが、既に政治家たちが水面下で動きはじめており、「形だけのお人形さんのメイ首相」がこの審議を乗り切れるのか? 正直 自信はありません。そして、それをわかっているメイ首相は、木曜日のリーディングの前に、野党に協力を申し出たという訳です。


*Great Repeal Bill  とは 何か?
結構 面倒くさい内容なので、疲れてる方は、明日にでもゆっくり読んでください。

英国は、1973年にEC(欧州共同体)に加盟しましたが、当時のEUは

・欧州経済共同体 (EEC)
・欧州原子力共同体 (EAEC)
・欧州石炭鉄鋼共同体 (ECSC)

の3つの共同体から構成されていました。これら3つの共同体の法律をまとめて 「1972年欧州共同体法」 と呼んでいます。

当然ですが、英国が加盟した時、英議会はこの共同体法案を採択しました。


英国がEUを離脱すると決まってから、与党:保守党のメイ首相は、 「1972年欧州共同体法」を破棄するために、Great Repeal Billを適用し、現存するEU法を英国法に置き換えることを最優先しました。

注: Great Repeal Bill  の 「Repeal」 は、破棄/廃止 という意味です。

ここからが最も複雑で理解が難しいところなのですが、 

「Great Repeal Bill とは、単純にEU法を破棄して、既存の英国法を採用するのではなく、イギリスがEUと取り結んだEU法を、一旦全て受け入れる  これを英国法と定める  司法管轄権を欧州司法裁判所から英国最高裁判所へ移す  これが完了したら、受け入れた英国法の中で、議会が不要と考える個別の法律を、廃棄/修正 あるいは、そのまま継続するか、決める」

もう聞いているだけで、どうしてここまで問題を複雑にしないといけないのか、私にはまだよく理解できません 

私の理解が間違っていなければ、英国政府が絶対に譲りたくない点は、【英国最高裁 > 欧州司法裁】 です。どうして、そこに拘るのか?と言えば、英国法とEU法を同一のものと見なせば、欧州司法裁の権限が無力となり、英国最高裁が司法の管轄権を握ります。

そうなれば、EUに進出する英国籍の企業や、英国を欧州拠点として活動する多国籍企業の業務を円滑に進められるからではないでしょうか?


当然、話しが相当複雑で、法律の専門家からみれば、まだまだ他の解釈が出来ることは間違いありません。そのため、この問題については、所属政党に関係なく、数々の意見/代案があります。

現在のメイ首相はそれでなくても、飾り人形のような立場であるのに、よりによって一番難しいこの問題  を議会で審議するため、党を超え、野党:労働党にも協力を請うという塩梅のようです。









ロンドンFX 「視るブログ」

2013年7月8日より、上田ハーローFXさん のご好意  で、『視るFX』 と題し、毎週月曜日にその週のマーケットの注目イベントや指標のご紹介  や為替動向を動画配信することになりました 



視るブログ用





今週の視るブログは、先週の振り返り(長期金利上昇)+今週の注目点とイエレン議会証言と日経平均株価などについて、お話しさせていただきました  


このバナーをクリックすると動画が見れま~す 

Net Money



[ 2017/07/10 20:12 ] 動画レポート:『視る』ブログ | TB(-) | CM(0)

急上昇してきたドイツ国債利回り

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 


セントラル用






先週、このコラムでは【キャリー取引、復活か?】という記事を載せ、2007年から始まった世界規模の金融危機以降、主要国の中央銀行が導入してきた量的緩和策(QE)やマイナス金利政策を含む超緩和政策からの脱出の可能性について説明しました。

今週に入ってからも、この脱出観測は消えず、とうとうドイツ国債の利回りが1週間で2倍以上に高騰する結果となりました。

今回のコラムでは、長期金利上昇はどうして起きたのか?ドイツだけにおきた現象なのか?そのあたりについて、調べてみたいと思います。




今回のコラム記事の主な内容は、


・第2四半期の主要国長期金利の推移

・長期金利差と為替の動き

米日金利差とドル円
独日金利差とユーロ円
英日金利差とポンド円

・ECBのテーパリングは、既に始まっている?

・ECB議事要旨もタカ派的内容

・ここからのユーロ





コラム記事の一部を抜粋しますと、


>>>今週、ドイツ国債(10年物)の利回り(=長期金利)が一気に上昇した背景に、「ECBは、一部の加盟国の国債に対し、既にテーパリングを開始している」という話しがありました。先週のコラムでも書きましたが、「国債購入プログラム(PSPP)で、購入可能となるドイツ国債が、10月にも枯渇する」という話しに加え、オランダとフィンランドも枯渇懸念が出てきています。<<<




4月より、口座保有者のお客様のみが閲覧可能となりました。

どうぞごゆっくりお読みください 



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※当キャンペーンのご参加には、別途申し込みが必要です。



[ 2017/07/08 02:05 ] 欧州関連 | TB(-) | CM(0)

ロンドンFXチャンネル 【ドイツ長期金利上昇!】 動画 アップしました!

今週は病院廻りをやっていて、なかなか動画のアップが出来ず、申し訳ありませんでした  

ロンドンは連日 30℃くらいの気温が続いていますが、エアコンなしで頑張ってます 



自分の宣伝になってしまいますが  2冊目の本 「ずっと稼げるロンドンFX」 7月1日からアマゾン・キャンペーンしています~
詳細は動画をご覧になってくださいね 


実効レートに関する無料レポートを、まだお読みでない方は、 こちら  から、どうぞ 



【ドイツ長期金利上昇!】  の動画は  これをクリックしてください。

Net Money





過去の動画をもう一度見直したい方は、ブログ左の 「カテゴリー」にある 【ロンドンFXチャンネル 動画】からご覧になってください。

ロンドンFXチャンネルに、みなさんも  登録  お願いしま〜す 

質問は、
・Twitter
・ブログのコメント欄   
・ブログのメールフォーム  
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これからもよろしくお願いします 
[ 2017/07/07 23:53 ] ロンドンFXチャンネル  動画 | TB(-) | CM(0)

ポーランド首相の奥さん、最高!

為替に関するブログは、次にして、これは本日開催されているG20首脳会議での一場面

ピンクのスーツをお召しの女性は、ポーランドの首相夫人。

トランプ大統領は、彼女が握手をしてくると思って待っていたのですが、夫人はトランプさんを素通りして、トランプ夫人と先に握手をしました。

トランプさんの顔 面白く、雇用統計前のロンドン市場では、この動画が廻ってきています w










6月26日から、新興国通貨のスプレッドが大幅に縮小されました 





[ 2017/07/07 21:17 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

伊モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行、国有化

もう半年以上、いやもっと前から、いったいどうなるのか?と思われていた世界最古の銀行: モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ  (以下、モンテパスキ) について、イタリア政府は、国有化を発表しました。

この記事は、自分の記録用のものです。

伊モンテパスキ 2



*EU イタリア政府の公的資金注入を承認
EUでは、ギリシャ債務危機の時に、加盟各国が公的資金を使って銀行救済(ベイル・アウト) したため、一時的に財政赤字が大幅に増え、その結果 国債利回りが高騰した苦い経験から教訓を得て、現在は問題銀行の株主や投資家による損失負担 (ベイル・イン) を求めています。

それもあって欧州では、欧州銀行再生破たん処理指令 が導入されました。しかし、その指令の中には、

「予防的 かつ 一時的な資本注入の場合、この指令が適用されない」 という例外規定を設定しており、今回のモンテパスキ救済には、この例外規定が適用されたため、EUはイタリア政府の公的資金注入(ベイル・アウト)を  承認すると発表



*具体的な数字
モンテパスキ銀行は、82億ユーロの資本不足と言われており、

・イタリア政府  39億ユーロ
・株主と劣後債保有者によるベイル・イン負担額 43億ユーロ

となりました。

ただし、個人投資家が保有する劣後債については別扱いとなるようで、その分 15億ユーロは、イタリア政府が損失補てんに動くとも言われています。

蛇足になりますが、イタリアでは、金融機関の劣後債に個人が投資するのが普通らしいのですが、もし個人にも負担を求めると、社会問題になりかねないため、政府が損失分を補償するやり方に変更したようですね。

私の記憶が間違っていなければ、モンテパスキをはじめとするイタリア系銀行のベイルアウト資金として、イタリア政府は昨年末に、200億ユーロ相当の【追加国債発行】を認めたはずですので、それようの資金は手元にあると勝手に予想しています。

公的支援を受けるに当たり、モンテパスキは261億ユーロに相当する不良債権を売却するとも報道されています。

これで、長年問題となっていたモンテパスキ問題は、解決ということなのでしょうかね?




この記事を書いている間に、ECB議事要旨が発表されましたが、それなりにタカ派的内容がありますね・・・






6月26日から、新興国通貨のスプレッドが大幅に縮小されました 





[ 2017/07/06 21:21 ] 欧州関連 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX (株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
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