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ECB注目の「金利正常化」は、 思ったより遅れる可能性も?

11月11日という縁起の良い日から、YJFXさんのご好意で隔週コラム記事を担当させていただくことになりました。 




YJFX用




先週ポルトガルで欧州中銀(ECB)年次フォーラムが開催された。そこで、ドラギECB総裁とカーニーBOE総裁が、超緩和政策からの脱却(金利の正常化)について発言し、それがユーロと英ポンドの上昇を引き起こした。

今回のコラムでは、今まで私達が経験してきた【金融引き締め(利上げ)】と、現在直面している【金利の正常化】の違いについて考えてみたい。




こちら  から、お読みいただけます!





コラム全体のご紹介は、下のバナーをクリックしてください。そこからも記事が読めるようになっています。

               

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マカファーティー vs ブリハ (共に英中銀MPC理事)

本日はアメリカ市場がお休みですので、あと15分したら、往復4時間かけて、股関節の治療に行ってきます。毎月一度、この治療に通っていますが、往復で4時間は、正直 シンドイです・・・  



* タカ派代表: マカファーティー選手
ウェールズの地元紙にコメントを載せたのが、英中銀金融政策理事会(MPC)のタカ派代表: マカファーティー外部理事 

タカ派/ハト派については、私の2冊目の本の アマゾン・キャンペーン 【特典レポート】 で詳しく解説しておりますので、是非ご覧になってください。


6月のMPCでも、当然 利上げ票を入れたマカファーティーさんは、本日の新聞のインタビューで、


「昨年6月の国民投票で、英国民は離脱(Brexit)を選択した。それを受け、英中銀は8月のMPCで政策金利を0.5%から0.25%へカットした。この決定は、Brexitによる先行き不透明感を嫌気して、景気が低迷する可能性があったための措置であったが、結果としては、我々が恐れていたようなことは、起きなかった。そのため、金融政策のバランスが(昨年8月の利下げや追加緩和のため) 傾いていると思われ、それを変更する時期に来たと考えている。



* ハト派代表: ブリハ選手
本日のインディペンデント紙には、ブリハさん  のインタビューが載っています。そこでは、

「本格的なBrexit交渉が始まり、今まで以上に一寸先は闇の状態である。このような環境の中で、政策金利を上げることは、早まった判断にならないと誰も言い切れない。(賃金上昇率があがらないこともあり)個人消費に力がなくなってきていることも気がかりだ。ポンド安による輸出競争力の強化が、個人消費低迷をカバーしてくれるのであれば話しは別だが、その傾向も見られない。総合すると、現在の金融政策を継続するが、多大なリスクを呼び起こすとは、今のところ考えられない。」


英 マカファーティー ブリハ


少なくとも、今後発表される経済指標が大きく崩れたり、逆に良くなっていたりしない限り、8月のSuper Thursdayで両氏はそれぞれ 利上げと据え置きに票を入れることは、間違いなさそうです。






6月26日から、新興国通貨のスプレッドが大幅に縮小されました 





[ 2017/07/04 19:22 ] 英中央銀行 | TB(-) | CM(1)

ロンドンFX 「視るブログ」

2013年7月8日より、上田ハーローFXさん のご好意  で、『視るFX』 と題し、毎週月曜日にその週のマーケットの注目イベントや指標のご紹介  や為替動向を動画配信することになりました 



視るブログ用




今週の視るブログは、先週の振り返り(ドラギ/カーニー発言とECB経済報告書)と、Brexitについて、お話ししてみました 


このバナーをクリックすると動画が見れま~す 

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[ 2017/07/04 08:11 ] 動画レポート:『視る』ブログ | TB(-) | CM(0)

製造業PMI比較 出揃いました!

本日は、

・ユーロ圏各国とアメリカの製造業PMI 改定値
・英国の製造業PMI  (英国は速報値 でないので、1回だけ)

発表されました。

比較しやすいように表にしましたが、ユーロ圏 元気だな~ 


製造業PMI 比較


ユーロ圏以外の国(イギリスとアメリカ)には、黄色くハイライト入れましたが、ユーロ圏の特に北側の国、元気ありますね。

英国の場合、数字は 「54.3」とそこそこに見えますが、予想は 「56.4」 ですからね・・・ 厳しいよなぁ 

ちょっと利上げについて自分で考えていること、今週中に書きます。といいつつ、実はまだ自分の中でも、考えがまとまっていないので、もうちょっと時間かかるかも・・・



ps 業務連絡: 私のLine 使えなくなってます   未読 214 とかになってるけど、返事できないんです・・・・   今日はあと5時間くらいで仕事終わるので、それから、再チェックしてみます。申し訳ありません。急ぎの人 いないこと 希望 




6月26日から、新興国通貨のスプレッドが大幅に縮小されました 





[ 2017/07/03 23:30 ] 経済 | TB(-) | CM(1)

欧州中銀 Target2残高発表

これは自分の記録用の記事になります、申し訳ありません。


本日、欧州中銀(ECB)が毎月発表している加盟各国別の   「Target2」 残高  を発表しました。

Target2 については、この記事で詳しく書いている のですが、もう一度 繰り返しますね。


*Target2 (ターゲット2)とは?
ユーロ加盟国全ての中央銀行が相互に決済を行えるクロスボーダー決済システムのことで、ECBは加盟国全てのターゲット2の動きを月に一度発表しています。



欧 ターゲット2 比較
(クリックすると拡大します)


このチャートは、ユーロ圏の優等生であるドイツと、イタリア・スペイン・ポルトガル・フランス・ギリシャを選んで、それぞれの国のお金の流れを比較してみました。

非常にわかりやすいチャートですが、ドイツへの資金流入は増加。それに対して、イタリアとスペインからは資金がどんどん逃げています。

国債利回りの高さと正比例かな?と思って調べましたが、そうだとは言い切れない結果へ・・・

いつだったかなぁ、イタリアの残高がどんどんマイナスしていくので、心配になって調べてみたら、昨年末あたりは、「国民投票実施による不確定要素」を理由に挙げていて、それが終わってからも流出が止まらないので、また調べてみたら、2015年3月にECBがPSPP(加盟国の国債購入プログラム = QE) を開始した時から、 「ECBが買ってくれるなら・・・ 」 と言って、非居住者(いわゆる 外人) が手持ちのイタリア国債を売りに廻った・・・ と説明書いてありました。

ただ、そういう売りが、2年以上経った今も続いているの????  


ちょっと気晴らしに、水中エアロビのクラス、行ってきます~ 90分でまた仕事戻りますね 






6月26日から、新興国通貨のスプレッドが大幅に縮小されました 





[ 2017/07/03 20:32 ] ECB 欧州中銀 | TB(-) | CM(0)

先週の優等生 「ポン様」 vs 落第生 「日本円」

恒例 日曜日12時間労働真っ最中です 
あとでデパ地下スーパーで、ご褒美の「いくら」を買ってきて、久しぶりに白いご飯といくらを食べようと思い、それだけを励みに仕事してます (情けない・・・)



*先週の優等生 「ポン様」 vs 落第生 「日本円」
これが先週の通貨変動幅です。

先週の通貨変動


一番買われたのが ポンドでした。
たぶん 蟹発言  ルーズ・キャノン・ホールデン(英中銀主席エコノミスト)発言   内閣信任投票 可決! と、続いたからでしょう。

それに対し、一番売られたのが、日本円

つまり、買い ポンド vs 売り 円 =ポンド円の買いがわっさわっさと出たとも言えます。



*ポンド円
週足を見ると、黄色のハイライト まだ上抜けていません。ちなみに、青いラインは、【200週SMA】

ポンド円 週足 6月末



次は月足です。6月のクロス円の月足は、程度の差こそあれ、かなり大陽線となっています。ちなみに、こちらの青いラインは、【100SMA】です。

ポンド円 月足 2017年6月


黄色いハイライトの上限が、148ミドルくらいなので、まず そこを目標にしていますが、明日月曜日の朝 動きあるんじゃないか?と思ってもいますが・・・ 





6月26日から、新興国通貨のスプレッドが大幅に縮小されました 





[ 2017/07/02 20:38 ] マーケット | TB(-) | CM(0)

アマゾン・キャンペーンのお知らせ!

やっと・・・ やっと書きあげました 

自分で言うのもなんですが、予想以上に満足の行く仕上がりとなりました。

1冊目の本を2倍くらいわかりやすく書いたつもりです。



7月1日(土) ~ 13日(木) まで、アマゾン・キャンペーン行ないます。

特典は、8月3日のSuper Thursday の予想に加え、英国の金融政策について、噛み砕いて書いたレポートをプレゼントします。このレポートだけでも、一読の価値があると勝手に自画自賛 

詳しくは、  このバナーをクリックしてください。

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私はメールなどを一斉に送付するシステムを持っていないため、今回はお友達の斉藤トモラニさんの会社のシステムを使わせていただいたため、リンクがそうなっております点、ご了承ください 
[ 2017/07/01 00:30 ] 未分類 | TB(-) | CM(5)

キャリー取引、復活か?

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 


セントラル用






週末に、「最近のマーケットは、ボラティリティーが歴史的低水準まで下がり、動意に欠けている。先週金曜日(6月23日)のドル円は、1日でわずか28銭しか動かなかった。」という話しを、FX仲間としていたのですが、今週に入ってから大きく様子が変わってきました。きっかけは、英中銀や欧州中銀総裁の発言によるものですが、昼寝をしていたマーケットが、いきなり大声で起こされたような動きでした。

今回のコラムでは、果たして最近のマーケットは、「キャリー取引再開」の始まりなのか?について書いてみました。



今回のコラム記事の主な内容は、


・超金融緩和政策から平常運転へ

・ドラギ総裁発言

・カーニー総裁発言

・ECBが緩和解除を急ぐもうひとつの理由

・米英欧中銀の金融政策変更のタイミングを比較する

2003年からの利上げ局面
2007年からの利下げ局面

・主要国の長期金利と通貨の動き
10年物国債利回り(長期金利): 米国と日本の場合
10年物国債利回り(長期金利): ドイツと日本の場合
10年物国債利回り(長期金利): 英国と日本の場合

・キャリー取引は復活するのか?




コラム記事の一部を抜粋しますと、


>>>米欧英すべての国の長期金利は、中央銀行はコントロールしておらず、マーケットのフロー次第で金利水準は変わってきます。それに対し、日本は日銀が長短金利操作付き(イールドカーブコントロール付き)質的量的金融緩和策を解除しない限り、ずっと0%に近い水準に張り付くことになります。

その場合、他の国の長期金利が上昇すればするほど、日本との長期金利差は拡大し、円売りが出てくることになります。

ただし、2000年中盤に起きたキャリー・トレードの時と同じマグニチュードで、円さえ売っていれば間違いなく儲かるか?と聞かれれば、答えはNOでしょう。<<<





4月より、口座保有者のお客様のみが閲覧可能となりました。

どうぞごゆっくりお読みください 



キャンペーンのご紹介 
2017年4月3日(月)~6月30日(金) 営業終了まで

キャンペーン期間中、新規に口座を開設し、「FXダイレクトプラス」で取引をされ、条件を満たされたお客さまに最大20,000円をキャッシュバックします。
※当キャンペーンのご参加には、別途申し込みが必要です。



[ 2017/07/01 00:07 ] 初心者向け | TB(-) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX (株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
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