日本にいらっしゃる方にとって、南北と言えば、韓国を思い出されることでしょう。しかし、英国に住む私達にとっての南北は、お隣り:アイルランドです。
明日 4月29日に、Brexit条件/内容に関する非公式EUサミットが開催されますが、そこでは
「もし、 北アイルランドとアイルランド共和国が統合した場合 北アイルランドはその日から、EUのメンバーと見なされる」という内容が含まれるようです。
*北アイルランド人は、統合に賛成なのか?私はてっきり、南(アイルランド共和国)と統合をして、EUに残る選択を選ぶ人のほうが多いと思ったのですが、それは 間違いでした

2016年6月の国民投票における北アイルランドの投票結果は、「EU残留支持 56% vs 離脱支持 44%」となっていたからです。
しかし、一番最新の世論調査結果によると、
・英国連合王国に残りたい(=EU離脱を受け入れる) 62%
・アイルランド共和国と統合し、EUに残留したい 22%
・わからない 16%
このような結果となっています。
29日にサミットに向け、昨日 ユンケルEU委員会委員長が、ダウニングストリート(英国の首相官邸)を訪問し、Breixt担当省の人たちやメイ首相と話し合いを持ったのですが、ユンケルさんと一緒に同行してきたEUサイドのBrexit担当関係者は、
「イギリス人はBrexitで自分達の意見が通ると、非常に楽観している。僕達は、まるで他の宇宙の人間と話しているように感じた。」

マジっすか

ということでしょう・・・
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