すぐ下の記事 で書きましたが、本日 お待ちかね!の 「英・賃金上昇率」が発表されました。
*英・賃金上昇率英国の賃金上昇率が本日発表されました。
・ボーナスを除く Regular Pay1月 2.4%

2月予想 2.1%

結果 2.2%
・ボーナスを含む全体額 Total Pay1月 2.3%

2月予想 2.2%

結果 2.3%

(クリックすると拡大します)
賃金上昇率の数字は、通常は「ボーナスを含む全体額 Total Pay」の数字となっていますが (チャートの緑ライン)、英国では、日本のように年に2回、当然のようにボーナスが支払われる仕組みではありません。
金融業と一部の業種、あと公務員が年に一度ボーナスをもらえます。それ以外の業種は、その年に業績が非常によければ、分配金のような形で支払われるのが普通です。
ですので、賃金上昇率でも「ボーナスを含まない(チャート上の赤ライン)」を重視する人が多いのも事実です。
英国中銀の金融政策理事会(MPC)の理事達も、「ボーナスを含まない賃金上昇率」を重視しているようだ・・・ という話しを聞いたこともあります。
*賃金上昇率の上昇は止まったのか?上の2つのチャートを見る限り、ボーナスを含む/含まないにかかわらず、賃金上昇率そのものが高止まりしたように見えます。そして、今後 インフレ率(CPI)が上昇するのであれば、
インフレ率上昇

実質賃金減少

賃金上昇率も同時に高止まり

個人消費にお金が廻らない

消費の不振

GDPの伸びが鈍化する
こういう関係が生まれます。
特に今回心配しているのは、今年に入ってからのインフレ率上昇の大きな要因として、昨年のBrexit決定以降のポンド価値の下落による部分が大きい点です。
というのは、本来であれば、
賃金上昇率が下落し始める

労働市場のゆるみが拡大することになりかねない

経済活動の縮小懸念

インフレ沈静化

利下げ懸念

ポンド安要因
というシナリオが描けました。しかし、今回はポンドの価値が下がった影響もあり、最後から3番目の 「インフレ沈静化」 にはなりずらいと思うので、英中銀は非常にやりづらいだろうな と思います。
ということで、来月から始めようと思っている 【ロンドンFXチャネル】と題した動画配信では、このような
お話しを動画で配信させていただけたらいいな~ と考えているところです。皆さんのアイデアも是非お寄せください 
3月4日(土)に
「美子トーク」 という企画を
セントラル短資FXさん
がやってくださり、その時のトーク内容の一部が公開されました
こちら からお読みいただけます



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