昨日(土曜日)は、
上田ハーローFXさん
主催の勉強会にご参加いただき、本当にありがとうございました。
せっかくの土曜日でしたが、皆さんの質問を多数受け、自分でもいろいろと考える機会がいただけて、嬉しかったです。
この勉強会形式のセミナーというか、集まりというか、今後も続けて行くつもりです。もし、FX会社様からお声がかからなくなれば

自分で勝手にやりますので、その時はどうぞよろしくお願いいたします
*お客様から最も多かった質問昨日の勉強会では、参加者の方々から事前に質問を受けておりました。その中で、最も多かった質問は、「Brexitが始まるが、ポンドはどうなるの?」 という素朴な疑問でした。
私自身の考えは、EUから離脱した前例となる国がないため、予期せぬタイミングでヘッドラインがたくさんでて、かなりヘッドラインリスクとボラティリティーが高まる相場展開

を予想しています。昨年6月の国民投票で予想外のBrexit となったことを目の当たりにし、政治相場の怖さをあらためて痛感したところ

ですので、政治相場を甘く見ることだけは避けようと肝に銘じました。
今 明日配信する
上田ハーローFXさん
の『視るブログ』の動画の準備をしていて、いろいろな情報を読み漁っていたら、この
FX Street という会社のポンド予想が目に止まりました。

このターゲットのポンド/ドルのレベルは、約20社くらいの金融機関やアナリストの単純平均のようです。 というか、私もこのページを初めて見たので、たぶんそうなんじゃないか?と思っているところです

個々の予想を見たい方は、
このページの下の部分に 書いてあります。
お伝えしたかったことは、1週間後・1ヶ月後・1四半期後 すべての時間軸で、ポンド予想がベアリッシュ(弱気)となっている点でした。
*どうして最近、ポンドが上昇しているのか?マーケットは、Brexit後のポンドをベアリッシュと見ているため、否が応でもポンド売りのポジションが溜まります。
3月14日のIMMシカゴ先物ポジションで、ポンドは史上最高のショートを記録しました。
その2日後に
英中銀MPCが 「8対1」で政策金利据え置き 決定したことが判明し、久々の利上げ票にマーケットは浮足立ちました。当然 弱いポンド・ショートは、損きりされたでしょう。
その翌週には、
2月分の消費者物価指数(CPIとCPIH) が発表され、予想をはるかに上回る強い数字となったことを受け、利上げ観測が出てき、ポンドがさらに上昇しました。
が・・・



3月21日のIMMシカゴ先物のポンド・ポジションは、本当に少しだけですが、さらにショートが増えており、107,844コントラクトという史上最大のポンド・ショートが出来上がっていました。
そのため、短期的には、少しでもポンドにポジティブなニュースが出れば、ポンドのショート・カバーによる上昇が予想されます。
しかし、中長期的には、「前例のないBrexit」となるため、ショートが溜まりやすい地合いが続きそうです。