すぐ下の記事の続編とでもいうべきものですが、本日発表された英・製造業PMI(1月分)は、とんでもないことになってました
*製造業PMI よりも、仕入れ価格が・・・ 


百聞は一見にしかず ですので、まずはチャートをご覧になってください。

(クリックすると拡大します)
なんか、小難しそうなチャートばかりで、見るのも面倒だ・・・ という方がいらっしゃるかもしれません。スルーしてくださって結構ですので 笑
*** 最初のチャート 【製造業PMI】製造業PMI
12月 56.1

1月予想 55.9

結果 55.9
12月の数字は、32ヶ月ぶりの強さでしたが、1月はちょっとだけ下げました。それでも、まぁまぁ順調な滑り出し

と言ったところでしょうか?
*** 2番目のチャート 【仕入れ価格と製品価格】問題は、この 【仕入れ価格と製品価格】 のチャートです。
青いラインが、
仕入れ価格ですが、ポンド安の影響 + 商品価格の上昇 のダブルパンチ
で、仕入れ価格の伸び率は、1992年統計開始以来の高さ だそうです

しかし、黒いラインで表わされた製品価格は、仕入れ価格より全然低いレベルですので、製品を作っている工場なり会社が、差額を飲んでいる状態でしょう。しかし、この状態は長くは続きません。いずれ、我々消費者に跳ね返ってくるでしょう。
*** 3番目のチャート 【仕入れ価格とインフレ率(CPI)】すぐ上で説明したとおり、仕入れ価格 (青いライン) は大きく上昇していますが、その上昇分が製品価格に転嫁されていないため、インフレ率 (黒いライン) は同じマグニチュードでは、急上昇していません。
しかし、上昇していることには変化なく、今後 英中銀の緩和策が終り、一気に利上げという事態にもなりかねないでしょう。
明日は、英中銀の四半期インフレーション・レポートが発表される 「Super Thursday」 です。 ロンドンの自宅からライブセミナーを実施し、インフレ・レポート内容や記者会見の様子をご説明しますので、皆様のご参加をお待ち申し上げております
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