今週はトレードが出来ないので、溜まっていた書き物と、早ければ来年2月下旬から、また日本に帰るので、ウィークリーマンションを探していました。
そしたら、アラートが鳴った

ので慌ててみてみたら、英国議会で動きがあったようです。
*英労働党からの動議明日(水曜日)は、英国議会で伝統的なPMQ(首相に質問コーナー)があります。その時に、労働党は動議を提出する予定です。
その動議とは、

(クリックすると拡大します)
まぁ、簡単に言ってしまえば、「EU基本条約(リスボン条約)50条を行使して、離脱交渉に入る前に、英国政府は「英国からのBrexit計画」を公開するよう、メイ首相にお願いする」 という内容の動議です。
ブログでも何度も書きましたし、先月日本に帰った時のセミナーでも申し上げましたが、メイ首相は 「英国の手の内」をEU側に知られたくないため、内容は一切公開しないと言い張っていました。
しかし、本日 11時間に及ぶ話し合いの結果 (と言っても、メイ首相は中東各国を廻っていますが・・・

)、明日のPMQの時にこの動議が発動されたら、メイ首相はこの条件を飲むと保守党幹部がさきほど発表したのです。
*どうして、メイ首相は労働党の要求に折れたのか 
いくつか理由が考えられますが、以下の2つの理由が一番大きな要因と考えられます。
1)
自由民主党と一部の労働党が要求していた『2度目の国民投票実施』を完全に葬り去る。その条件と引き換えに、今回の動議を飲むというある種の交換条件となる
2)
何がなんでも、2017年3月末までに50条を行使するという約束を、議会で取り付けたい。そのための交換条件
*メイ首相が出すであろう交換条件明日のPMQでこの動議について審議されますが、そこでメイ首相が出すと思われる交換条件は
1) 何があっても、2017年3月末までに、50条を行使する
2) 国民投票の結果を尊重する
2度めの国民投票実施の可能性をゼロにする
3) 条件内容の公開により、英政府がEUとの離脱交渉において、不利な立場に立たされるべきでない*果たして、本当に条件が公開されるのか?あれ? たった今 「メイ首相は折れ、計画の公開に合意する」 といいましたよね?
そういわれるかもしれません。
しかし、内容を全て公開してしまえば、EU側がそれに対して防戦体勢となり、英国に不利になってしまいます。
そもそも、メイ首相がBrexit条件の公開を渋るのは、EUとの交渉の舞台で丸腰で挑みたくないからです。そのため、もしかしたらメイ首相は、「詳細は伏せたBrexit計画書」を公開するのではないか?と言われています。
「Brexit条件」は100ページ以上に及ぶ書類になるそうです。しかし、メイ首相が議会で公開するのは、そのエッセンスを含んだ300文字くらいの「まとめ」となるかもしれません。
英国の政治って面倒くさいですね・・・ でも、もし私自身がメイ首相でしたら、やはり丸腰で戦いには臨みません。そこは、皆さんも同じ考えではないでしょうか?
いずれにしても、このニュースが発表されてポンドがガクッと売られましたが、その背景には
① 保守党内の「条件公開に反対議員」が、明日の議会で暴れる可能性がある
② 熱狂的な残留支持である一部の自民党の議員が、反撃に出るかもしれない
③ メイ首相がこの程度のことで「折れた」ため、今後のEUとの交渉、大丈夫か?という心配
などが挙げられています。
もう、日本時間 午前3時半くらいになります。おきていらっしゃる方、お疲れ様です

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