11月28日(月)、ロンドン時間夜21時頃、無事に自宅に戻りました

私がいない間に空き巣に入られたようなんですが、特に盗まれたものがありません。ただし、近所の人たちと話したのですが、今回のは「事前チェック」で、後日あらためて「正式に」入られる可能性も残っているので、注意するように言われました

突然ですが、ロンドン、寒いです

今朝は5時に目が覚めましたが、寒くて寒くてベッドから出れない。家の中にいても、吐く息が白いんですよ。
ベッドの中でニュースをチェックし、朝7時に起き上がったのですが、外は一面氷結していて、危なそう。本当は混まないうちに大手スーパーに食料品買出しに行きたかったのですが、車も真っ白に凍っていたので、溶けるまで待ちました。
*イタリアの銀行問題この週末に
イタリアの国民投票 が実施されます。これについては、私が日本でやらせていただいた数々のセミナーで、お話ししましたので、皆さん覚えていらっしゃることと思います。
この国民投票に先駆けて、イタリアの国債や銀行株が売られています。特に、銀行株はマズイですね・・・

この銀行問題を最初から説明すると、ここに書ききれなくなるので今回は我慢しますが、イタリアの8つの銀行が特に不良債権処理でてこずっており、その総額は3600~4000億ユーロと言われています。レンツィ首相はこの問題を最小限に食いとめるため、以下の行動に打って出ました。
① 銀行や生保などに50億ユーロ規模の救済ファンドを設立するよう要請
② (ベイルインではなく) EUの規則に反する公的資金による救済を検討していると発表

公的資金注入はEUの銀行の再生・破綻処理指令に違反すると見なされており、EU加盟国特にドイツでは反感が強い
つまり、
レンツィ首相は、EUの規則に反することをしてでも、イタリア発銀行危機
を押さえこもうとしたのです。
しかし、今回の国民投票でNOが出てしまうと、同首相は辞任するという見方が一般的であるため、この銀行救済案が暗礁に乗り上げてしまうリスクが高まり
それを先取りした形で、イタリア株が急に値を崩してきたわけです。
*イタリアがユーロ圏から離脱するリスクドイツの調査会社; センティックスが発表している「投資家へのサーベイ」 11月29日分によると、イタリアが今後12ヶ月の間にユーロ圏から離脱すると考えている投資家は、19.3%と急騰。このサーベイは4年前から始まったそうですが、この高さはサーベイ開始以来、最悪だそうです。
*火曜日の欧州時間にユーロやイタリア株式指数が買われた理由これだけイタリアの銀行株に対する不安が高まっているのに

29日(火曜日)の欧州時間午後に、ユーロ/ドルは 1.05ミドルから100ポイントほど + イタリアの株価指数; MIBも上昇で終わりました。
え、どうして

その理由は、月末の特殊要因という理由も手伝っていますが、それよりもなによりも、12月8日に予定されている
欧州中銀(ECB)理事会 で、イタリア救済とも受け取れる何らかの発表があるのではないか

という記事がロイターに載ったからでした。
この記事を読んでみると、
ECBは国債をはじめとする資産購入プログラムを毎月 : 800億ドル規模で実施しています。ここでの国債購入は、キャピタル・キー を元に購入されていますが、もしかしたら12月8日の会合で、購入基準に柔軟性を持たせ、イタリア国債の購入を大幅に増やすのではないか? という内容でした。ということで、私は今日も早めに寝て、明日(水曜日)から徐々に通常通りに戻るつもりです。
OPECのニュースなども、明日書こうと思います。よろしく~
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