安心してください、私はバイナリーとか、やりませんので、私の話しでは、ありません

先週、英タイムス紙日曜版を読んでいたら、バイナリーオプションで全財産を失った人たちの話しが、記事になっていました。そのかたわらで、バイナリーで毎月平均9万ポンド稼ぐ黒人の若者の話しも載っていました。
*タイムス紙日曜版の話しここでは、具体的なFX会社名は出てませんが、その会社はイスラエル籍ですが、キプロスの金融監督を受けいてる と書かれていました。
そこには、いくつかの数字が並んでいました。
・英国でバイナリーオプションをやっている人たちの 過去3ヶ月の 「平均損失/月額」 は、 20,000ポンド (約270万円)
・今年に入ってから今までの、バイナリー取引で発生した 「損失額合計」 は、1,200万ポンド (16億円+)
・イギリスで、バイナリーを取引する個人投資家の3割は、35歳以下
*あるインド人男性の話しこれも、タイムス紙に載っていた話しで、この男性は42歳
サウスハンプトン・フットボール・クラブのスポンサーをやっている Banc de Binary という会社なら、安心だろうと思い、口座を開設
その直後、この会社からどんどん電話がかかってきて、いろいろな取引推奨を受けたそうです。
口座開設時に、350ポンド 〔約48,000円) 入金し、バイナリーオプションをやり始めたそうですが、電話で教えてもらった取引推奨内容が、悉くはずれ、クレジット・カードで借金しながら、口座にお金を振り込んでいたそうです。
その借金の額が、26,000ポンド (約350万円)
その後、サウスハンプトン・フットボール・クラブは、Banc de Binary とのスポンサー契約を中止しました。
*ロイターの話しロイターでは、バイナリーオプションの被害について、長い記事 を載せています。

そこでは、具体的な会社名も出てきます。
・NRGbinary
・Titan Trade com
私は、はじめて聞く名前ですが、これもイスラエル人が始めた会社のようです
NRGbinaryに関しては、イスラエル人がロンドンで会社を作り、その後 キプロス、そしてセイシェルと移動したようなので、ここからもインチキっぽさが感じられます。
非常に長い記事なので、最初の半分だけ読みましたが、こりゃ ひどい
・イギリスでこの会社の被害にあい、弁護士に相談をしている個人投資家は、現時点で3000人
・個人の被害額は、少ない人で1万ポンド(約135万円)、多い人で数十万ポンド(ウン千万円でしょう・・・)
・弁護士の話しをまとめると、口座開設直後から、この会社からしつこく電話がかかってきて、取引を勧められる。
・この会社は、顧客のお金を、顧客の承認なしに、他の口座に移しかえるのは、日常茶飯事
・顧客が資金を引き出そうとするが、できない
・この会社は、フランス金融庁のブラックリストに載っている
・ベルギーでは、バイナリ・オプション取引全てが禁止となった
など
まだまだ話しは続きますが、読んでると気分が悪くなってきます。
日本でも、バイナリーをやっていらっしゃる方が結構いらっしゃるのかもしれませんが、口座開設の時には、くれぐれも気をつけてくださいね!
私も、見知らぬ会社から、海外のFX会社に日本人を紹介し、その人が口座を開き、取引を始めたら、取引高に応じて報酬を払う という勧誘が、結構入ってきます。
当然ですが、全てお断りしています。 というか、返事も出しません。
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