英国のEU離脱(Brexit)の決定を受け、株やポンドが売られ、国債(Gilts)が買われています。
*南欧州売り/北欧州・英国買い今までの動きを見ると、今朝は典型的な 「南欧州各国の国債売り vs 北欧州と英国の国債買い」 となっています。
つまり、国債売りの国々の国債利回り(イールド)は上昇し、国債買いの国々のイールドは下がっています。
具体的には、売られているのが、スペイン・イタリア・ポルトガル
買われているのは、ドイツ・フランス・オランダ・英国など
*スペインとイタリア注意報 
まず、スペインから
スペインは、週末26日に2度目の出直し総選挙を控えています。非常にまずいタイミングでの総選挙となってしまいました。
それに加え、スコットランドが英国から離脱する可能性が出てきたため、カタルーニャ独立の動きも、また強くなることでしょう。
イタリアは、地味ながら爆弾をかかえています

昨日の
セントラル短資FXさん
のセミナーでもお話しさせていただきましたが、今年10月に「憲法改正の是非を問う国民投票」が予定されています。もしかしたら、この国民投票が、EU離脱の国民投票に化けてしまう可能性がないとは言い切れません。
*英国の格下げについて既にS&Pは、格下げの可能性について言及
フィッチは、格付けはそのままであるが、見通しの変更について言及しています。
これだけ「格下げ」のお話しが出ても、英国債は売られていません。
まぁ、離脱決定当日の今日、もう 英国は完全に麻痺状態なので、週末ゆっくり考えて、来週から徐々に 「本気」のフローが出てくるような予感がします。
この投票は法的根拠がないって聞いたんですが。ここからEUとの協議で投票結果無効になったりとかしないんですか。次の首相が強引に反故にするとか
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