先週のイエレン議長に続く、ドラギさんの議会証言が行われています。
*やる気のドラギさん1月末にドラギ総裁がどこかで講演した時に(すみません、場所忘れました…)
「If a central bank sets an objective, it can’t just move the goalposts when it misses it. Meeting our objective is about credibility」
と発言したのが非常に印象的でした。
つまり、「中銀たるものが、ゴール(ここでは、インフレ・ターゲット)を設定したら、(それが達成出来ないからと言って)ゴールそのものを (達成しやすいレベルまで) 動かすなんてことは出来ない。目標を達成することは、クレディビリティーに関わる問題だからだ。」
と語り、これが非常に私の心に響いたのです

もしこの言葉に偽りがなければ、ドラギさんはインフレ目標達成のためなら whatever it takes (何でもやる)気なのかもしれません。果たして、残りの理事達がそれについてくるのか?そして、どんな追加手段が残っているのか?それが問題です。
*今朝出ていた噂を否定マイナス金利の大先輩であるECBは、3月10日の理事会で追加の緩和策導入を決定するというのが、市場のコンセンサスになっています。
追加の手段としては、
・預金金利のマイナス度を高める
・国債購入を含むQE策の期限を延長する
・QE策の額を増額する
などが挙げられていますが、先週の欧州系銀行の急落を受け、にわかに浮上してきたのが、ABS(資産担保証券)購入の一環として欧州の銀行が持っている不良債権を買い取るというもの。
ロイターの記事 にも出ていました。そして、このロイターの報道を好感したこともあり、本日の欧州市場では、銀行株全般、そして特にイタリア株式指数MIBが上昇しました。
そして、本日の議会証言で、このイタリアの銀行に関する噂ついて、イタリア人の議員から質問が出ましたが、それに対するドラギさんの答えは、
「そういう話しは一切出ていないし、聞いてもいない。銀行の不良債権の一部は、担保として有効になるかもしれないが、それを購入するということは、全く別の問題である。」 と語っています。
ただし、3月の理事会では、追加緩和も含め数々の手段について協議すると語っていらっしゃいますので、楽しみです。
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