私が住む英国では、総選挙の投票が既に開始されています。本当であれば、そちらのニュースをお伝えすべきなのですが、昨日この記事を書く時間が取れなかったので、最初に書かせてください。
今年4月21日、以前PIMCOで、そして現在はJanus Capitalで働いている債券王のビル・グロスさんが
「German 10yr Bunds = The short of a lifetime. ドイツ国債は、生涯最大の売り場」とTweetした日以来、グングン値を下げています。
ただし、昨日グロスさんのインタビュー記事があったのですが、彼は自分のこの発言でここまで世界的な国債急落を招くとは想像もしていなかったそうで、
自身が運用している債券ファンドは、現在収益がマイナスになっているそうです

このチャートは昨日の利回りですが (申し訳ありません…)、グロスさんの発言以降、急速に債券売り=利回り高騰が、世界各地で起きているのが判ります。

例えば、これがリスク・オフとかオンのマーケットですと、ドイツ国債が売られれば、スペインなどの周縁国の国債は買われるとかの反応になります。しかし、今回は、ユーロ加盟国だけでなく、全く関係ない英国やアメリカの国債利回りも上昇中。
ただし、利回りの上昇速度は、ドイツ > アメリカとなっているので、両国のイールドスプレッド(利回り格差)は縮小しており、これがユーロ/ドル上昇の理由のひとつであるという指摘もあるようです。
いずれにしても、グロスさん本人が損失を出すほどのマグニチュードで国債の売り(利回りの上昇)が進行しているということは、いままで「どんだけ買われすぎてたの?」ということなのでしょうか?
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