3月19~20日の2日間に渡り、今年初のEUサミットが開催されています。

このサミット本番の最中に、少人数グループによる「ミニ・サミット」が開催されることが決定し、そこに招待されていないEU加盟各国の首相達は、へそを曲げている様子です。
*ギリシャ ミニ・サミットEUサミットに出席中のギリシャのツィプラス首相が、サミット前にトゥスクEU大統領に要請した会合が、このミニ・サミットです。ギリシャ政府が提出し、トロイカがチェックしているギリシャ改革案の詳細内容について、なかなか合意に至らないため、ギリシャが欧州側に妥協してくれないか...と頼むために開催されると言われています。

このミニ・サミットでは、
トゥスクEU大統領が議長となり、ツィプラス首相、メルケル独首相、オランド仏大統領、ドラギECB総裁、ユンケル欧州委員会委員長そして、ダイセルブルーム・ユーログループ議長のみが招待されているそうです。
ツィプラス首相は、来週月曜日にドイツを訪問し、メルケル首相と別途会談を持つため、このミニ・サミットは事前の地ならしという位置づけとなっていますが、メルケルさんはこの会合に先駆けて、
「本日のサミットやミニ・サミット、そして来週のツィプラス首相との会談でギリシャ問題の解決策が決定される見込みはない」とばっさり切っています。

いずれにしても、このミニ・サミットの開催時間は、はっきりしてませんが、19日のEUサミット後のディナーの、そのまた後に行われるようです。具体的な時間として、一部の報道では、ベルギー現地時間木曜日23時(日本時間 金曜日午前8時)くらいと書かれているところがありました。
いずれにしても、ここでは特に何も決まらないと世界中が脇を甘くしていますので、何か少しでも欧州サイドが折れるとか、ツィプラス首相が譲歩するなどの動きになると、マーケットのボラティリティーが、また上がりそうですね!
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