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大手銀行のユーロ/ドル予想

昨日は少し戻しがあったユーロですが、本日はまたジリジリと値を下げていますね。

来週に迫った米FOMCで、市場参加者が全員注目しているのが、声明文の中で'patient(忍耐強く)」という文言が外されるのか?の一点。

昨年12月のFOMCでは、「considerable time (相当な期間)」 という文言を削除し、その代わりに現在まで使用されている 「 parient (忍耐強く)」に置き換えられました。

今週に入ってから、ある欧州系銀行は、「 parient (忍耐強く)という文言が削除されることにより、一気に利上げ観測が高まり、ドル高になるという予想がある。しかし、当行は、その文言が削除されたとしても、最近のドル高に対する言及 (ドル安要因になりえる) が出てくると見ている。」 という見解を披露しています。そして、「’忍耐強く’の文言削除はある程度既にマーケットに織り込まれているが、ドル高に対する言及に関して、またその強弱については全く予想がつかないため、念のためにFOMCに先駆けて、ユーロ売り/ドル買いのポジションを一部なりでも利食ったほうがよいのではないか? 」 という提案をしました。

もしかしたら、それを受けてなのでしょうか、昨日までユーロは若干の戻りを見せておりました。


*ゴールドマン・サックスのユーロ見通し修正
昨日から今朝にかけて、米ゴールドマン・サックスが、ユーロ/ドルの見通しを、またまた下方修正しました。

主要銀行予想 GS 2015-03

本日は、この更なる下方修正の影響もあり、ユーロは軟調に推移しています。



*JPモルガンの見通し
同じアメリカ系のJPモルガン銀行もユーロ下落を予想しているようですが、GSよりは少し穏やかめ。

主要銀行予想 JPM




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[ 2015/03/13 23:32 ] 相場検証/予想 | TB(-) | CM(0)

英総選挙特集 !!!

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 



毎日飽きるほどギリシャ関連報道や、来週に控えた米FOMCでの予想が、マーケットをにぎわせています。

私は英国に住む地の利(?)を生かし、投票まで2ヶ月を切ったこの国の総選挙について、じっくりと書いてみました。選挙が近づくにつれて、第2弾、3弾と続きますが、初回の本日は、【総選挙の基礎知識 + 連立政権の組み合わせ】を中心にご紹介しようと思います。


主な内容は

・投票日までの予定

・主な政党の紹介

保守党
労働党
自民党
英国独立党(UKIP)
緑の党

・各政党の支持率
苦戦が予想される自由民主党 (自民党)
人気急上昇中の英国独立党 (UKIP)
隠れたキングメーカー : SNP党

・単独政権は無理…

・連立政権の組み合わせ

保守党+自民党
保守党+自民党+UKIP
保守党+自民党+UKIP+小政党
労働党+SNP
労働党+自民党
労働党+SNP+自民党

・テレビ討論会について

・ポンドへの影響




コラム記事の一部を抜粋しますと、
>>>保守党主導の連立政権となり、キャメロン首相が再選された場合は、(特にUKIP党が連立に参加したら)EU離脱に関する国民投票の実施時期が、当初の2017年から2016年に前倒されるリスクが台頭する。国民投票の前倒しが決定となれば、企業は英国への投資決定を先送りすることが考えられ、今年後半のGDP下押し要因となりえる。

労働党主導の連立政権が誕生すれば、現政権が真摯に取り組んできた財政赤字削減/財政均衡に向けた努力が水の泡となり、赤字拡大のリスクが台頭する可能性が指摘されている。労働党は伝統的に金融機関に対して厳しい態度で臨むことがあるため、銀行株の下げリスクが既に指摘されている。

つまり、保守党が勝とうが、労働党が勝とうが、ネガティブなリスクがついて廻る。<<<



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マーケット・ビューの過去記事は このリンク を使って頂ければと思います 
[ 2015/03/13 21:13 ] 英選挙 | TB(-) | CM(0)

欧州のQE効果:株価編

すぐ下の記事の続編ですが、今度は株価の変動率に目を向けていきたいと思います。

もう一度復習すると、ECBと加盟国の中央銀行が、マイナス0.2%までの国債を購入するため、国債利回りは、コア国   セミン・コア国   周縁国の順番で、低火することが予想されています。

それなら、株価はどうなってるのだろう?と思い、調べてみました。


*アメリカのQE1とQE2の時の株価上昇率
欧州の株価上昇率だけ調べて、「どうだ!」とご紹介しても説得力不足なので、何はともあれ、QEの大先輩であるアメリカさんの過去の動向を調べてみました。

米株とQEの関係

これは、あるシンクタンクのおじさんが作成したチャートを、黙ってパクッタものです。

2009年からのQE1の時には、米代表的株価指数:S&P500は、56%アップ 
その後のQE2の時には、30%アップ 

量的緩和策の導入だから、株価も上がって当然だろうなぁとは思っていましたが、56%って凄すぎね?
スタンプ 驚き

でも、まぁ1年かけての上昇だから、許してあげよう… とか、勝手に自分で理屈をつけて、理解しようとしていました、私



*ヨーロッパのQEと株価上昇
次は、今週月曜日からスタートしたヨーロッパのQEです。

このグラフは、今年に入ってから3月11日までの、ヨーロッパ各国の株価指数の上昇率です。
欧州株とQE

毎日株価が高値更新した!というニュースが出ていたので、上がっていることは知っていました。しかし、ちょっと待ってよ! ドイツとかイタリアって、もう既に20%も上がったんかい?

スタンプ ヤバっ

もしこのままの調子で上がっていくようなことになれば、アメリカのQE1の時の56%に匹敵するような上昇率となるのでしょうか?

それにしても、すごすぎ…




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[ 2015/03/13 00:37 ] ECB 欧州中銀 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX (株)さんで 連載スタート
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