CNBCで、ウォーレン・バフェットさんのインタビューがあったようで、そこでバフェットさんなりの、最近のギリシャ問題についての見解を披露しています。
- If you have behavior you want to get rid of, it's probably not the smartest idea to reward it. If you have a dog peeing on your carpet, you do not want to start giving it a bunch of dog biscuits.
もし、自分にとって直したい癖などがあるのなら、それを褒めてあげることは、賢い方法とは思えない。例えば、カーペットの上でオシッコをしてしまう犬がいたとしたら、その行為に対して、犬にご褒美のビスケットを与えないのと同じである。
- If European countries want to engage in foreign aid, that's up to them.
もし、ヨーロッパ各国が、対外援助を支給したいと考えているのなら、それは彼らの勝手だ。
- What Greece has done is expose the weakness of the original concept of the euro zone.
ギリシャが今までにしてきたことは、ユーロ圏で単一通貨を作るというそもそもの構想の弱さを浮き彫りにしたことになる。
- The idea that you're going to link currency in lockstep among a large group of countries that have different fiscal policies, different cultures, different labor laws, it has a structural weakness to it.
財政政策も違う、文化も違う、労働市場の構造や法律も違う、そういう国々が集まって、ひとつの通貨を使用するというアイデアに、そもそも構造的な弱さがある。
- Euro zone structure will not work over time, but it may work in some modified form.
ユーロ圏の構造じたい、長期に渡っては機能し続けないだろう。たぶん、(今とは)違った形でなら、大丈夫かもしれない。
- I think the EU will exist in 50 years, but it will be modified.
50年後にEUが存続しているか?と聞かれれば、「そう思う」と答えるが、たぶん今とは違った形となっているだろう。

う~ん、ちょっと飼い犬と比較されるのも何ですが

仰りたいことは、よく理解出来ます。
本当に「そもそも論」になってしまいますが、ドイツは侵略戦争を犯した過去を反省し償うため欧州統合に積極的でしたが、財政統合 ⇒ 通貨統合 という意見を持っていたようですが、それがかなわずに、通貨統合だけがスタートしてしまいました。
ドラギ総裁も他の政治家の方々も、「ユーロは後戻り出来ない」 と発言していますが、果たしてこのままギリシャの言い分をずっと聞いていくのか?
2015年はそれを決める1年になるのかもしれませんね。

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