月曜日、ユーロ圏財務相会合が始まった頃、私は肩の骨折後のチェックのために、病院に検診に行ってきたのですが、たまたま検診の担当医がギリシャ人でした w ギリシャ人だから、深刻なことは言わないだろうと脇を甘くしていたら、骨折した側の手を挙げてみろ!とか言われて、いろいろやっていたら、
「肩を動かさないでいたから、肩が完全に固まっている。今までに教えたリハビリをあと6週間くらい続けて欲しい。その頃に、また診察する。そこでも、思うように腕が動かなかったら、8月末か9月に手術をする。」
と言われてしまいました

昨年末から股関節と膝が痛くて、5分以上歩けないし、階段の上り下りも一段づつなので、そちらの方の手術の覚悟は出来ていたのですが、肩までですか?と驚いています。
*明日火曜日の英国各紙の一面
左側がFT紙、右側がガーディアン紙、それぞれの一面です。どちらも、≪ギリシャ問題、合意ならず≫
*ユーロ圏財務相会合を終えてまず、先週の復習ですが、(先週水曜日に開催された)緊急ユーロ圏財務相会合で、ギリシャのファルファキス財務相は、合意書への
署名を取り消し、棄権票を投じた と伝えられています。
そして、本日の会合でも、またまたとんでもないことをしでかしたと、こちらではかなり話題になっています。
その内容ですが、ファルファキス財務相の言葉だけですので、本当かどうか判りませんが、本日の会合で実は、お互いの合意が取り付けられる予定であり、合意書原案を、モスコビシEU委員が提出し、ギリシャは署名をするところだったそうです。



ここで驚くべき事件が起きました。
それは、合意書原案がリークされ、会合が開催されている会場につめかけた記者団の手に渡ってしまったようなんです。



更に驚いたことに、原案は、ギリシャにいるSYRIZA党がリークさせた模様
(財務相会合の会場は、ベルギーでした)


先週の緊急会合 の時も、ベルギーで記者会見が始まる前に既に、ギリシャ政府のホームページには
「本日の緊急ユーロ圏財務相会合では、双方の間で何も合意に至らなかった。ギリシャ政府としては、金融支援延長は受け入れられない。今後も、双方に有益な合意内容を探るためにも、交渉は継続することとなるだろう。」
というメッセージが載ったんですよね。



リークした原案は破棄されたのか知りませんが、ダイセルブルーム議長が、慌てて2番目の合意書を持ってきたそうですが、その中では、原案に書かれていた「支援金延長期限を4ヶ月延長し、その間に双方で合意に向けた努力をする」 という文章の 【4ヶ月】の部分が消えていたそうで、ファルファキス財務相は署名が出来ないと主張し、最終的に合意に至らなかった という話しになっています。
原案はリークしましたが、2番目のものはリークしていないので、比較は出来ませんが、ファルファキス財務相によると、全てはダイセルブルーム議長が内容を変えたため、ギリシャは窮地に陥れられたという被害者的な記者会見となりました。
しかし、文書のリークって、それも2回も続けてって、どういうことなのかしら?
両方 (先週水曜日の緊急会合、月曜日の会合) の会合に出席していたのは、他でもないファルファキス財務相。彼が合意書原案の写真かなにかを、こっそり撮って、ツィプラス首相に送ったのでしょうか?
私がここで怒っても何の解決にもなりませんが、今までに、財務相会合とかサミットとかG20とかの会合で、内容がリークした、それも同じ人が参加してから立て続けに…とかいう話し、聞いたことがありません。
気のせいか本当か判りませんが、このリークが起きてから、参加していたユーロ圏の財務相達の態度が、妙に反ギリシャになってきたような気がします。IMFも、今までは、ギリシャ支援については個別で対応するというような発言をしていたのが、本日は一転して、「支援延長に合意しない限り、IMFからの支援もストップするかもしれない。」と、いきなり強硬な態度になってきました。
金曜日までに、まだまだイベントがありますが、ちょっと明日早いので、そろそろ失礼します。明日またたくさん書きますね!
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