ECBの政策金利変更はなく、ドラギ総裁記者会見を待つだけとなりました。
先日、
ドラギ総裁からの発表内容予想 を書きましたが、もう一度復習してみようと思います。
・理事会開催地は、イタリア通常、ECB理事会は本店のあるフランクフルトでの開催となりますが、本日の理事会は、イタリア・ナポリで行われています。
長引く不況、緊縮財政策、失業率の高止まりに対する市民の抗議デモが激しく繰り広げられているようです。
・ABS購入の詳細ドラギ総裁記者会見の冒頭で読み上げる声明文の中で、RMBSを含むABS+カバードボンド購入の詳細が明らかになると思いますが、今週に入ってから英FT紙では、「ドラギ総裁は、ギリシャとキプロス国債も購入対象に含むことを理事会で強く押すらしい」 という観測記事を急遽載せています。
火曜日に発表された《9月のインフレ率》が、5年来の低さである+0.3%となったことに加え、頼みの綱であったコア・インフレ率も8月+0.9%から、9月は+0.7%まで下がってしまったため、このような観測記事が載ることになったのでしょう。
ギリシャとキプロスの2カ国は、今でもEU/IMFからの金融支援を受け取りながら自国の財政運営をしています。そして、問題は、これら2カ国の国債格付けは、ジャンク債扱い…
「デフレと戦うためなら、ECBのバランスシート内容の毀損も問わずジャンク債でも購入に踏み切るぞ!」 と本気でドラギ総裁が考えているのであれば、本日の理事会では、「コンセンサスでの決定」に持っていくためにも、他の理事に対してドラギさんの説得交渉の場となるのかもしれません。
既にABS購入に対し、NOと表明している
ドイツ政府/ドイツ連銀を敵に回すやり方が、どこまで有効であるのかは疑問です。
・バランスシート拡大について実は私が一番注目しているのは、バランスシート拡大についての方法です。早ければ今年11月くらいから

遅くても来年早々から、私は【バランスシート相場】が始まると考えています。
これについては、今週金曜日の
セントラル短資FXさん
のコラム記事で書いてみたいと思っています。
お楽しみにしてください~




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