寝不足で、頭が朦朧としているため、誤字脱字、訳わからない記事になるかもしれない点、あらかじめお詫びいたします。

昨日は、スコットランド住民投票のドサクサにまぎれて、
ECBのTLTRO が実施され、
・826億157万ユーロ
・255行の参加
こういう結果となりましたが、今朝になって、
ブルーンバーグが新たな観測記事 を載せています。
*ブルーンバーグの記事記事のタイトルは、ズバリ
「Banks in Italy and Spain Take More Than 45% of ECB Loans
イタリアとスペインの銀行は、TLTROの割り上げ額のうち、45%以上を取得」45%以上というと、金額にして約372億ユーロになりますが、記事を読み進めていくと、
・イタリア銀行合計 全体の28%を取得
・スペイン銀行合計 全体の17%を取得
そしてご丁寧にこんなグラフも載せています。


(クリックすると拡大します)
これはイタリアとスペインの銀行のみを拾って作成されたグラフのようですが、スペインの銀行には赤字で「スペイン」と付け加えました。何もないのが、イタリアの銀行です。
割り当ての多い順から
・UniCredit (イタリア) 78億ユーロ
・Intesa Sanpaolo (イタリア) 40億ユーロ
・Banco Santander (スペイン) 36億ユーロ
この3行だけでも、既に154億ユーロとなっており、372億の半分弱を取得した計算になります。
ドイツやフランスの銀行は、ほとんど ノーコメント状態らしいですが、オランダの銀行は
・ING 9月・12月合計で57億ユーロほど調達する予定
・ABN AMRO 9月・12月合計で41億ユーロほど調達する予定
と語っており、ユーロ圏コア地域の銀行も、参加したことが伺われます。
*ますます高まるQE策導入の可能性昨日の記事でも書きましたが、ドラギ総裁は1兆ユーロ規模の流動性供給を念頭においているようですが、今回は残念な結果に終わってしまいました。もちろん、この1兆ユーロという規模は、9月・12月のTLTROだけを念頭においている訳ではなく、その後も四半期ごとにTLTROが実施されます。
ただし、初回の数字がこれだけ低い結果になってしまうと、ドラギさんの夢見る【1兆ユーロ】達成

は、かなわぬ夢かもしれません。

ドラギさん、ちょっとふてくされています…
それを考慮すると、突然インフレ率が上昇するとか

GDPが驚くほどの改善を示す

という事態でも起きない限り、TLTROに平行して、量的緩和策(QE)の導入の可能性が常にくすぶり続けるため、ユーロの頭が重い展開が継続すると考えられます。
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