Bank Run



バンク・ラン という言葉を聞いたことがありますか?
一番頻繁にこの言葉を耳にしたのは、ギリシャから端を発したユーロ圏の債務危機

が悪化したときに、ギリシャやスペイン、ポルトガルの銀行に信用不安が置き、そこに口座を持っている市民が銀行が倒産する前に、自分の口座から預金を引き出そうと、行列を作って並ぶアレです。
9月18日に実施されるスコットランドの独立に関する国民投票まで、あと約3週間に迫った今、独立反対を支持する英HSBC銀行会長の発言が、英テレグラフ紙ビジネス版の1面に大きく載りました。

会長は反対理由として、独立が決定したら、スコットランドのBank Runが激しくなるとして、そうなると経済がやっていけなくなることを心配をしているようです。
今でも
独立後に使用する通貨が、はっきりしていないスコットランドですが、独立反対派の代表:ダーリング前英財務相は、8月5日にスコットランドのみで放映されたTV討論会の場で、サモンド自治政府首相に対し、
「小学生の子供にスコットランドの国旗、首都、通貨は何?と質問して、通貨の答えが出来ないような無責任な独立は認めない!」
と攻撃したことは有名です。
日本ではあまり馴染みがない顔かもしれませんので、念のためにご紹介しますと、
左側: サモンド自治政府首相

思いっきりスコットランド訛りで喋ります
右側の眼鏡: ダーリング前英財務相
2回目のTV討論会は、
来週月曜日(8月25日)、BBC2で放映されるので、私は非常に楽しみにしています!

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