おはようございます

明日発表されるユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値に先駆けて、本日はドイツとスペインから一足お先に発表となります。ただし、発表時間がよくわかりません。スペインに関しては、ロンドン時間午前8時(日本時間16時)で、既に発表済み。同時にQ2GDPも発表されました。インフレ率はプラス予想に対し、久しぶりにマイナスに逆戻りし、-0.3%
*7月30日(水) 本日のイチオシ指標/イベント
・ECB Quarterly Bank Lending Survey 欧州中銀・四半期銀行貸出調査フランクフルト時間午前10時 日本時間17時
企業からの資金需要が増加していると確認された前回4月の貸出調査。
今回の調査は、6月にECBがマイナス金利導入も含めた緩和パッケージ発表後に実施されたため、4月の調査内容よりも良い内容になる可能性が指摘されています。
通貨への影響ですが、4月の調査が発表された後、ユーロは30ポイントほど上昇し、その翌日も上昇していました。しかしあの時には、同時に発表されたスペインQ1GDPが、前期比+0.4%となり、リーマン・ショック以降の高い数字となったことがきっかけだったと記憶しています。
いずれにしても、今回の貸出調査内容が更に改善しているようであれば、ECBは様子見に徹することが考えられます。
・米Q2GDP速報Q1 -2.9%

Q2予想 +2.9~3.1%
Q1は悪天候のせいで大きくマイナスとなりました。
それに対し、第2四半期は
・個人消費はQ1の2倍
・自動車販売台数は+26%
・企業投資も堅調
・政府支出も増加
ということで、【良くて当たり前】となる可能性が...
ここでも書きましたが、2年物米国債利回りとドル・インデックスを眺めながら、引き続きドル高への動きに注意して頑張りたいと思っています。
・FOMC四半期に一度の経済見通しも、イエレン議長の記者会見もないので、マーケットには無風といわれております。私ももしかしたら今回は見ないかもしれません。
テーパリングは今回も規制路線の「100億ドル縮小」と考えて、ほぼ間違いないでしょう。声明文の中の「経済成長と雇用環境」に関する部分で、若干アップビートの予想に格上げするかもしれませんが、それが大きくマーケットのかく乱要因になるようには思えません。もう一点は、最近のインフレ傾向に関する部分でしょうか...
いずれにしても、議事録に期待を繋いでいます。
最後になりますが、
米国債2年物の利回りに関しては、昨日の動きは「上昇一休みかな?」とも思えるチャートの形になっています。ドル円がここまできているので、逆に102.50の損切りをお願いしたい気分ですが、ちょっと注意が必要な一日になるかもしれません。
ロシア制裁強化にもかかわらず、ロシア株上昇してますし...

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