まず、このすぐ下の記事で、今回発表の住宅ローン承認件数が、英統計局の数字と明記しましたが、英中銀の誤りです。記事は訂正いたしましたが、本当に申し訳ありません。
*住宅ローン承認件数今回発表された内容を読んでみましたが、承認件数は予想の63,000件を大きく超えて、67,196件となりました。前月より件数が増加したのは、今年1月以来はじめて

ただし、1994年からの承認件数の推移を見る限り、今回の数字はピーク時の半分以下であることに変化なし。
*住宅ローン額の内訳次は承認された住宅ローンの内訳を見てみましょう。
今回の発表にはいくつものエクセル資料が添付されていたので、その中のひとつを使って、自分でチャートを作ってみました。
青ラインの新規住宅ローン以外に、
ピンクの棒グラフで示した「住宅価格上昇分の借り入れ」が、なんとなく鍵を握っているように思いました。
私は日本で住宅ローンを組んだことがないので、日英の差はわかりませんが、英国では住宅購入後、その価値が上がれば、差額(オリジナルの住宅価格と上昇後の価格)の一部を、あらたに借り入れが可能となります。
例:最初に購入した時に組んだ住宅ローン額が、20万ポンド

その後 40万ポンドに値上がり

差額の20万ポンド分を元に、同じ住宅ローンで差額分の一部を借り入れが出来る

住宅ローン残高は、当然ですが、20万ポンド+新規借り入れ分の合計額となる
英国はこの「新規上乗せ借り入れ分」で、自宅の改増築をしたり、旅行に行ったり、新しい車を買ったりしています。
つまりこの借り入れ分が個人消費に直結している

GDPの動向にも直結している という結論。
当然ですが、逆もまた正なりで、住宅価格が上がり新規の借り入れをした後、リーマンショックのような事件が起き、住宅ローン残高が不動産価格を上回ったままで苦しみに毎日を送ることも、起きます。これをネガティブエクイティーと、こちらでは呼んでいます。
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