英国の住宅ローン供給高では、最大を誇るロイズ銀行傘下の住宅金融大手:ハリファックス
そこが毎月発表している住宅価格指数が本日発表されました。
*6月・住宅価格指数・前年比 +8.8%
・前期比 +2.3%
・前月比 -0.6%
・平均住宅価格 £183,462

これは、あくまでも「英国全体の平均住宅価格」です

そして、これまた小さいことに拘り恐縮ですが

英国の成人男子の平均賃金: £27,000 なので、平均住宅価格は平均賃金の6倍以上になります

金融安定報告書 【
(リンク記事最後の「まとめ」の部分を参照】 で設定された上限 《借り手の所得の4.5倍》をはるかに超えてしまうという悲しい現実...
*今回の落ち込みについて専門家の見方は?前向き派・金融安定報告書で住宅価格の過熱を冷ます内容の規制が発表されたので、仕方ないだろう。依然として、英国の住宅市場は堅調で、今年は(前年比) 10%程度の上昇を予想する
・ここからの景気回復がしっかりしたものになれば、おのずと住宅の需要も高まることは確実
・住宅価格の過度な上昇は一段落し、ここからは安定推移の時期になったと考えられる
・雇用市場が過去16年で一番堅調な状態を保っているため、個人消費が急速に萎えることは考えにくい
(ただし、賃金上昇率がなかなか回復しない点は、気になる)
・新築住宅件数があいかわらず需要に追いついていけないのが現状である限り、住宅価格の急落は考えにくい
少しだけ心配派 
・住宅ローン承認件数が毎月低下しているのが気になる。5月は約1年ぶりの低い数字となっている。今後数ヶ月以内に回復するか否かが鍵

実は私もこの点が非常に気になっておりまして... 同じような感想を持っている方がいらっしゃったことが確認できて、嬉しいです
・政策金利が上昇するようだが、そのタイミングがいつなのか?など、不透明感が増してきたことは、決していい材料ではない
・金利上げに加え、来年5月に総選挙を控え、一旦住宅価格の上昇が踊り場に来ている可能性がある。ただし、ロンドンとイギリス南東部の住宅市場は今後も堅調に推移することが予想される
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