この記事 でご紹介しましたが、本日は英国祭り!です
*英雇用統計・失業率11~1月期失業率は、7.2%と変わっていませんが、単月でみた場合、1月の失業率は、6.9%

これは、2009年2月以来の低さ
・週平均賃金上昇率極端な話し、私はこの数字だけに集中していました。結果としては、予想の+1.2%に対して、ガッツリの+1.4%

今までの英経済を引っ張ってきたのは、住宅市場の回復。しかしこの国の経済の77%はサービス・セクターであり、個人消費抜きでは語れません。リーマンショック前までは、賃金上昇率>インフレ率だったものが、その後からは立場逆転し、インフレ率>賃金上昇率の関係がずっと続いていました。そのため、いつまでたってもGDPが上昇しない状態が、昨年まで続いていたのです。
一番最近のCPIは、+1.9%

たぶん今年下半期くらいから、賃金上昇率>インフレ率になると予想され、個人消費に安定感が出てきて、経済が安定的に成長できる土台が整うと考えています。
*MPC議事録賃金上昇率が予想より良かったので、本来であればポンドのサポート要因になるべきでした。しかし、議事録内では、
BOE SEES RISK OF FURTHER POUND GAINS AS U.K. ECONOMY RECOVERS
一段のポンド高は英景気回復にとってリスク
Downward Pressure Has Been Put On CPI By STG Strength
ポンド高の影響で、インフレ率低下の圧力がかかっている

ECBのような「デフレ懸念」とまでは行きませんが、この英国で低インフレ懸念などという言葉を耳にしたのはたぶんこの25年ではじめてじゃないかと思います。
かなりBOEはこのポンド高を意識していることがわかったので、これが完全にポンドの頭を押えこんでいる状態。
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