たぶん日本では、ほとんど話題にもなっていないでしょうが、今週火曜日に欧州委員会は【秋の経済予測】(Economic Forecast)を発表します。
*経済予測とは?2012年までは、年に2回の発表でしたが、欧州統合の深化に伴い、現在は、
春(5月)・秋(11月)・冬(2月)に発表。
かなり深い予測となっており、
・GDPと構成要素
・物価(CPI,デフレターなど)
・貯蓄
・労働市場・賃金・人口など
・貿易・国際支払いなど
・為替
・政府(財政・債務など)
以上の分野に渡り、ユーロ圏・EU全体・加盟各国の全てに渡り、2~3年の予測をします。
*5月の春の経済予測では...5月3日に発表された
春の経済予測 では、2月の冬の予測よりも、ユーロ圏GDP予想を低く修正しています。
2013年GDP予想: 2月予想 -0.3%

5月予想 -0.4%
2014年GDP予想: 2月予想 +1.4%

5月予想 +1.2%
たぶん今回発表分は、5月と比較して、GDPなどが改善されていると思いますが、木曜日のECB理事会に先駆けて、CPI予想がどのようになっているのか

デフレ予想が強まれば、ECBでの利下げ観測が力を増し、ユーロ下落の背中を押すかもしれません。
それ以外の見所としては、金融支援を受けている加盟国のGDP予想と、それに伴い変化する債務残高対GDP比の動向かと思っています。

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