今週末、9月22日にはドイツ連邦議会選挙(総選挙)が実施されます。その1週間前の昨日、ドイツのバイエルン州で議会選挙が実施されました。
*得票率結果
(クリックすると、グ~ンと拡大します)
このグラフが、得票率と州議会での議席数の最終結果です。
注: 得票率が5%以下の党は、議会で議席配分されない*バイエルン州議会選挙結果を受けて・今回の州議会選挙結果を受け、22日に実施される本番の総選挙では、CDU/CSUが更に票を伸ばすことが出来るのか?

その結果、独議会の過半数を取ることが可能なのか? 注目を集めそうです


CDU/CSUが単独で下院の過半数を取ったのは、1957年が最後です。それを考えると、下院の単独過半数は無理という見方が優勢
・現在の連立政権の一党であるFDP党の得票率の落ち込みが痛々しい

バイエルン州の前回の議会選挙での得票率は8%

今回は3.3%まで落ち込んだ。この結果を受け、バイエルン州議会での議席獲得は無理となった


この結果を受け、総選挙でもFDP党の不振が心配されている

CDU/CSU党の支持者の中には、SPD党との大連立を嫌う人達がおり、彼らがFDP党へ投票することも考えられる。
・伝統的に、FDP党はバイエルン州議会選挙での得票率は低い傾向がある。
・バイエルン州は熱心なカソリック教徒が多く、保守系政党への支持率が高く、CSUは1950年代から一貫して州の首相ポストを握っている。残念なことに、前回の選挙は第1党を確保したものの、単独過半数は維持できなかったという屈辱の結果となった。そのため、今回の議会選挙では、有権者が意識的にCSU党に票を入れた可能性も指摘されている。
*総選挙の連立予想一番最近の世論調査によると、与党連合と野党連合の支持率は50/50

CDU/CSU+FDP 支持率 45~46%
SPD+緑の党+左翼党 45~46%
ひとつだけ言えることは、メルケル首相の3期目は確実である点でしょう。

問題は、果たしてどの党との連立政権となるか?です。

FXをやる私達にとって、それが大事である理由のひとつは、
組む連立相手がSPD党となった場合、ショイブレ財務相から他の財務相へ交代する可能性が出てくるからです。もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ

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