歯医者さんに行ってました~

ええと、本日発表される6月18/19日のFOMC議事録内容に関する大手銀行の見方をご紹介しますね~
***ゴールドマン・サックスFOMC議事録では、市場が予想している以上に、出口戦略に関する詳細が紹介される可能性がある。
当行の米国専任エコノミスト達は、QE3の規模縮小時期を当初の12月から9月へ前倒しした。それに加え、バーナンキ議長の6月19日の記者会見での説明通り、規模の縮小の継続時期を、当初の2014年第3四半期から第2四半期へと、同じく前倒しした

ただし、一点だけ強調したいのは、FEDが実際に利上げに動き時期に関しては、一切変更していない。それは2016年第1四半期となるであろう。
米長期金利見通しに関しては、年末のレベルを2.5%から3%へ、2014年に入ってからは2.75~3%台で推移すると予想する。
***バンカメ・メリルリンチ本日発表のFOMC議事録は、市場の関心を集める

だろう。
投資家達は、どのくらい早い時期にQE3の規模縮小に動くのか?縮小が開始されたら、どのくらいのスピードで縮小を終了するのか?そしてより大事な点として、いつ頃から利上げが開始されるのか?を探るはずだ。
バーナンキ議長の言葉を借りれば、雇用市場の改善が確保されたと判断する物差しとして、失業率が7%程度に落ちることを提示している。当行としては、「失業率7%」以外の判断材料、例えばGDPやインフレ目標、他の雇用関連指標など、FEDの決定を左右すると思われるコメントを探したい

それ以外としては、縮小規模のサイズや縮小に動く条件について、FOMCの理事達がどのような会話を交わしているのか?も興味深い。それに加えて、現在QE3では米国債とMBS両方を購入しているが、
縮小に動く時には、両方を同じサイズだけ縮小するのか?それとも国債購入の規模の方が大きいのか?などもチェックすべきであろう。

私も、この点は、非常に気になっています
***バークレイズ銀行今回の議事録に期待している内容は、理事達が雇用市場の改善を確認し、景気下揺れリスクが軽減したことから、規模縮小に動く

ということが、議事録から読めるであろうということだ。
バーナンキ議長や各理事からの今までの発言を見る限り、FEDのバランスシートの拡大については誰も言及していない。もしかしたら、一部の理事達は、規模縮小から生じるマーケットの混乱について懸念を示すかもしれない

また、他の理事達は雇用市場の改善だけでなく、米国経済の下揺れリスクがかなりなくなったことを、規模縮小のきっかけとなったと語るかもしれない。
肝心な「規模縮小の対象となるものが何であるか?」について、当行としては米国債の規模の縮小を念頭においており、MBSはしばらく同額購入を続けるのではないか?と見てる。
規模縮小の判断材料となる雇用市場関連指標についても、新たな意見(失業率7%以下というもの以外にも)が出てくるかもしれない。それとも、今後もずっと「失業率」を出口戦略のベンチマークとして使っていくのかにも言及するかもしれない。
***クレディアグリコレ銀行本日のFOMC議事録公開は市場の関心を集めるだろう。6月19日のバーナンキ議長の記者会見の発言内容をまとめると
1)FOMCは発表される経済指標内容に対し忠実に出口戦略を練っている

2)QE3の規模縮小は、金融引き締めでは、ない

3)QE3が停止された後でも、かなり長い期間に渡り、緩和政策は継続する

一番最近のステイン理事の発言を聞く限り、規模縮小は9月から始まると考えてよさそうだ。本日の議事録で、この9月というタイミングが年末(12月)までずれるのか?そして最初の縮小規模がどのくらいになるのか?それのヒントを探してみたい。
もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ

御願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村
応援 よろしく御願いします