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ロンドンまるごと90秒

すみません~
全然FXに関係ないのですが、ロンドンの主な観光スポットをまとめたものがあったので、載せてます。
これが私の住んでいるロンドンです~
少しテンポが速いのが難点ですが、いい具合にロンドンを紹介していると思いました。





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[ 2013/05/02 22:57 ] イギリスでの生活・食事等 | TB(-) | CM(1)

ドラギ総裁・定例記者会見ライブ中継!

今月も頑張って、ドラギ総裁の記者会見をライブでお届けします

スーパーマリオ・ドラギ

記者会見始まりました。

声明文を読み上げており、利下げの根拠を説明しています


our monetary policy stance will remain accomodative for as long as is needed
ECBの金融政策は必要な限りずっと、緩和状態を維持する

かなりDovishですね


ECB stance accommodative for as long as needed, ECB to keep full fixed-rate refinancing allotment until mid-2014.
ECBの緩和スタンスは必要な限り、継続する。ECBは2014年中盤まで固定金利の利ファイナンスオペを継続する

Cut in interest rate should aid economic recovery later in the year
金利カットは今年後半にも、景気回復の助けとなるべきだ

ESSENTIAL GOVTS TO INTENSIFY STRUCTRUAL REFORMS
加盟各国政府による構造改に前向きになることが必要である

improvements in financial markets since last summer should work their way through to the real economy
昨年夏以来のマーケットを取り巻く環境の改善は、実体経済の改善に役立つべきである

labor mkt conditions remain weak, short-term indicators signal weak activity. Exports should benefit from stronger global demand
労働市場の回復も弱い、短期的には労働市場の活動も低迷が予想される
輸出は世界的景気回復の恩恵を受けるべき

Urges Swift Implementation of Banking Union
銀行同盟の早期設置を切望

recent data confirm that the underlying pace of monetary expansion continues to be subdued
最近のデータによると、資金供給拡大のペースは停滞気味

Downside risks include weaker than expected domestic and global demand, slower reforms
加盟国の国内需要、世界的な需要が弱いことに加え、構造改革の遅延により、ユーロ圏経済は下落リスクを抱えている

Inflation Rates Could Remain Subject to Volatility. Risks to Outlook on Prices Broadly Balanced
多少のボラタイルはあるが、インフレ懸念は台頭していない、物価安定の見通しはバランスが取れている

the below-target inflation rate of 1.2pc in March was partly due to Easter falling in the month, as well as falling energy prices.
ECBインフレターゲット(2%)より低い4月のCPI 1.2%は、イースター休暇がその月にあったことをエネルギー価格の下落が理由であろう



**質疑応答に入りました

we will certainly look at all incoming data and stand ready to act if needed
今後のデータを注意深くチェックし、必要であればECBは次の行動を起こすであろう

お!  これは指標が弱ければ、追加の金利下げがあり得るという意味でしょう  ユーロ下落 

There Can't Be Fears of Lack of Funding As Excuse for Not Lending
企業貸出用の資金が不足するという恐れはあり得ない

 お~~~~~~~~~~~  英FT紙の記者が「本日の利下げは、タイミングが遅すぎ、カット率も少なすぎる」と抗議してます。

ドラギさん、まじめな顔になってます。

weakness isn't only affecting periphery, now affecting core countries.
景気後退などの影響は南欧州だけでなく、コア各国(ドイツなど)にも波及してきた

MONPOL HAS BEEN EXTRAORDINARILY ACOMMODATIVE
金融政策はかなり過大なまでに緩和状態となっていた

WE LOOK AT THE DATA, STAND READY TO ACT WHEN NEEDED
今後のデータを見極め、必要であれば行動を起こす  さっきと同じことを繰り返しています。これは追加金利下げと受け止められ、更にユーロ下落


it is more effective to act now than a few months ago as there is increasing evidence that a rate cut would filter through
数ヶ月前と比較して、金利下げの影響(よい影響)が経済に浸透するためには、今金利カットする方が効果的だという根拠がある

no wonder higher taxes had contractionary effect in an area where taxes are already very high
(緊縮財政策の一環での)増税が逆効果を招いたことは全く不思議ではない


wants to see lower government spending not tax rises as Europe is already a high tax area.
加盟各国政府の歳出削減を希望、欧州の税率はすでにかなり高いレベルに来ている

以前から思っていたのですが、ドラギさんはかなり財政政策に対する注文をつけています。これはバーナンキ議長も同様で債務上限問題などについて、相当言及しています。
これに対し、英中銀では中銀総裁が財政政策に言及するのは、ある意味「タブー」とされており、以前キング総裁が1度か2度、財政政策に言及した時、ボコボコに叩かれました 
やはり国が違うと、中銀総裁のあり方も違うのでしょうかね?素朴な疑問です


ECB TECHNICALLY READY FOR NEGATIVE DEPOSIT RATES
出た~~~~~~~~~~~~~~ 
ECBはテクニカル的にも、デポジット金利をネガティブ(マイナス)にすることは可能

ユーロ急落 

ドラギさん、記者がおしゃべりしているのに、注意してます、先生みたい ...

we should never forget that our objective is price stability in the medium term, not the market reaction in the immediate term
忘れてならないことは、ECBの目的は、中期的な物価安定を維持することであり、目先のマーケットのリアクションでは、ない


When asked on Merkel saying Germany needs higher rates says ECB independence dear to all and especially to German citizens
メルケル首相の「利上げが必要」発言に対し、ドラギさんは
ECBは誰が何を言おうと独立した中央銀行であり、特にドイツ国民にとってそれは明白は事実である と語っています。

too much was made of Merkel's comment, simply said business cycles are different across eurozone
メルケル首相発言に、あまりにも騒ぎすぎている。加盟国はどこも経済のサイクルが違うのである

OMT REMOVED THE TAIL RISK AND WAS THUS VERY HELPFUL
OMT(債券購入プログラム)はユーロ圏を取り巻くテールリスクを取り除いたので、非常にヘルプフルなものである。

capital inflows continue to happen, also other side of the coin as to why euro continues to be strong
資本の動きをみると、欧州への流入が継続している。これがどうしてユーロが強いのか?の理由である

domestic deposits contnue to go up in all troubled countries
問題を抱えている加盟国のデポジット口座バランスは上昇している

SHARE OF REJECTED LOAN APPLICATIONS HAS GONE DOWN
融資申請が却下される件数は減少している

bank lending survey shows that there is slower pace of tightening in stressed countries
銀行貸出調査の内容をみると、資金がタイトな国のタイト度が徐々に解除されている

***イタリア財務相発言
SACCOMANNI SAYS PRO-GROWTH POLICIES MUST NOT RAISE DEBT
景気重視の政策により、債務残高を増やしてはならない

Saccomanni says Italy must keep deficit under 3 pct of GDP in 2013 and coming years
イタリアの財政赤字対GDP比は、2013年もそのあとも3%を超えてはならない

SACCOMANNI SAYS ITALY ABLE TO MEET EU BUDGET DEFICIT GOALS
イタリアはEUの赤字削減目標の達成が可能である


ドラギさんに戻ります


DOMINANT FACTOR IN LOW CRED DEMAND IS MACRO UNCERTAINTY
欧州でのクレジット需要が低迷している主な理由は、マクロ経済の先行き見通しが不確かであることだ


全然関係ないけど、ドラギさん ものすごく疲れた顔をされているけど、白髪が減ったような気がする
髪の毛、染めたのかな 


Some Banks Will Have to Strengthen Captial Position to Lend Again
ユーロ圏の銀行の中には、貸し出し用の資金を強化しなければならない


記者会見終りました。なんだか、いつもと違い、5分の休憩の後、新しい5ユーロ紙幣の発表があるそうです。



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[ 2013/05/02 21:34 ] ECB 欧州中銀 | TB(-) | CM(2)

ECBによる非標準的措置に関する予想

あと15分でECBからの政策金利発表があります。

この記事で ECB予想 を書きましたので、是非お読み頂けると嬉しいです 

*非標準的緩和措置

ここでは私が考えた緩和措置 について書きましたが、それ以外の考えられる手段を挙げてみましょう。

1)コミュニケーション
今月の理事会では、政策金利カット  のみとなり、流動性供給や中小企業への貸し付け拡大に対する措置は来月以降発表となる旨を、ドラギ総裁が記者会見で伝える 

問題点:
昨年夏にドラギ総裁が「ビリーブミー」発言をし、その翌月のECB理事会でどんなバズーカ砲  が出されるのか市場は大きな期待をかけていたところ、結局その時は何の発表もされず、マーケットは非常に落胆  しました。今回はその時の学習効果で、「今月は何も出来ませんが、来月には皆さんの期待するような政策発表をしますので、ご期待ください」  とし、将来の期待感を高める  という手段に出てくるかもしれません。


2)担保基準の緩和
ユーロ圏内の銀行がECBから資金を借り入れる際に提出する担保の基準は、数回にわたり緩和されてきました。この「担保基準の緩和」は主に、担保としてECBが受け入れる国債の格付けの緩和(低い格付けの国債でも担保として使用可能となる)という形で実施されてきました。今回も更に担保基準を下げる可能性が残されています。

問題点:
担保基準、つまり受け入れ国債の格付けをあまり下げてしまうと、ECBバランスシートの質の劣化となるため、果たしてこの点をどう妥協するのかが問題となるでしょう。そしてこの措置が、中小企業などへの貸し出し拡大に直結するか?疑問符もつきます。


3)中小企業貸出基準の緩和
2)は欧州内の銀行に対する担保基準ですが、3)は中小企業が自国の中央銀行から借り入れる際の担保基準のことを指しています。

昨年ECBは、中小企業貸出活性化を目的とし、加盟各国の中央銀行が自国の中小企業に貸し出す際の担保基準を、ECBの基準よりも低い格付けのローン債権を担保として受け入れることを認めました。
これを受け、スペインをはじめとする南欧州各国の中銀は早速担保基準の拡大に踏み切った経緯があります。

ただし、ECBはこれらローン債権に約50%程度のヘアカット率(担保価値の切り下げ)を適用しています。もし更なるヘアカット率の引き下げが発表されれば、貸し出しの拡大に繋がることを考えると、本日にでもこのヘアーカット率の引き下げ発表があるかもしれません。


4)ECBが直接に中小企業の担保であるローン債権を買い取る
これはほどんど可能性がないと思いますが、果たしてどのくらい欧州そしてECBが切羽詰っているか  によると思っています。

問題点:
ECBが格付けの低いローン債権を直接買い取るとなれば、ECBのバランスシートの劣化は相当悪くなる  と予想されます。これに対し、特にドイツ連銀は、バランスシートの劣化だけでなく、中央銀行の『介入』と位置づけ、絶対に賛成しない  と思ってます。


5)英国のFunding for Lending Scheme(FLS 融資促進のための資金調達スキーム)の導入
BOEが中小企業融資に特化した対策として打ち出したFLSと非常に似た措置の導入。既にドラギ総裁もこれを念頭においていると報道されていますが、意外と導入は難しいのではないか  と私は思っています。

問題点:
ユーロ加盟17ヶ国では、それぞれの国が違った貸し出し規制や中銀の制限などがあると考えられるため、意外と導入に踏み切らないのではないか?と考えられます。


6)EIB(欧州投資銀行)との連携プレー
これは十分にあり得る選択だと考えています。ただし加盟各国全てがEIBが中小企業貸出にコミットすることに合意する必要性が出てくるでしょう。


いずれにしても、これらの発表はドラギ総裁の記者会見の席、特に最初の20分くらいで同総裁が読み上げる声明文の中に書かれている筈です。その後、質疑応答に移り、記者団からの質問もありますので、本日は特に気を引き締めて記者会見に耳を傾けたいと思っています。



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[ 2013/05/02 20:36 ] ECB 欧州中銀 | TB(-) | CM(0)

欧州財政政策とECB金融政策予想

2010年からずっと隔週火曜日に担当させて頂いておりました セントラル短資FX さんのコラム すこしFX ☆ なが~くFX が、2012年11月16日より 毎週金曜日に マーケット・ビューで連載されることになりました 

本日は、私自身が勝手に「今週のメインイベント」  と位置づけた欧州中銀(ECB)金融政策理事会が開催されます。政策金利などの発表の後には、ドラギ総裁の定例記者会見  が待っています 

過去3年に及ぶ緊縮財政策の限界  に関する欧州政府高官達の発言を受け、果たして本日ECBは景気浮揚対策の一環として政策金利カットや、流動性供給に向けた非標準的措置の導入に動くのでしょうか 

本日のコラムでは、それに関して私なりの意見を書いてみました 

どうぞごゆっくりお読みください 

このバナーをクリックすると記事が読めます。


Net Money

または このブログの左上 すこしFX ☆ なが~くFX バナー をクリックして是非お読みください!  よろしく~

過去記事に閲覧法ですが、2012年10月5日までの記事は全て このリンク  をクリックして頂くと読めます。マーケット・ビューの過去記事は このリンク を使って頂ければと思います 
[ 2013/05/02 17:02 ] ECB 欧州中銀 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

N20   (松崎美子)

Author:N20   (松崎美子)
東京でスイス系銀行Dealing Roomで見習いトレイダーとしてスタート。18ヶ月後に渡英決定。1989年よりロンドン・シティーにあるバークレイズ銀行本店Dealing Roomに就職。1991年に出産。1997年 シティーにある米系投資銀行に転職。肉体的・精神的に限界を感じ、2000年に退職。その後、憧れの専業主婦をしたが時間をもてあまし気味。たまたま英系銀行の元同僚と飲みに行き、証拠金取引の話しを聞き、早速証拠金取引開始。

口座残高ゼロ経験あり

セントラル短資FX (株)さんで 連載スタート
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2012年11月16日より毎週金曜日に連載を担当することになりました。 皆さん是非ご覧下さい !
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