メルマガ配信 をしていたので、ブログの更新が遅くなってしまったこと、お詫びいたします。
*下院議席配分予想独立系シンクタンク・オープンヨーロッパが、下院 (総議席数:630) の議席配分予想を発表したので、お伝えします。
中道左派:ベルサニ連合 340議席 (29.57%)
中道右派:ベルルスコーニ連合 121議席 (29.15%)
5つ星運動:グリッロ氏 110議席 (25.54%)
モンティ連合 46議席 (10.57%)注:得票率は、他の報道から取りました。
イタリア選挙法では、下院で一番票を集めた政党/連合への追加議席配分制度を導入

最高得票率を獲得した政党(連合)に対し、上乗せ議席が与えられる

ベルサニ連合とベルルスコーニ連合の得票率の差が0.5%以下



にもかかわらず、これだけの議席差が出たことになります。
*上院議席配分予想次は上院 (議席総数:315議席) の議席配分予想です。
中道左派:ベルサニ連合 123議席
中道右派:ベルルスコーニ連合 118議席
5つ星運動:グリッロ氏 53議席
モンティ連合 19議席先が思いやられるような結果となりそうですね…
*えらいこっちゃ 
今回のイタリア総選挙の結果、2つはっきりしたことがあります。
ひとつは、ユーロ圏の安定が完全に崩れる可能性が高まったこと、そしてもうひとつはモンティ元首相の脱落です。
もうひとつ特筆すべき点として私が注目しているのは、5つ星運動です。
上で紹介議席配分・得票率の数字は『連合』単位ですが、
5つ星運動だけは『党』単位となっています。

つまりこの党は「下院で最大議席数を獲得した党」となるだけでなく、上院でも「2番目に議席数が多い党」となる予定です。
私があらためてここで繰り返すまでもなく、この党は
イタリア債務再編・ユーロ離脱に関する国民投票実施 を選挙公約に挙げていますので、今後政権が無事に樹立したとしても、相当波風が立つ



ことは覚悟しなければなりません。
今回の選挙を通して、イタリアの有権者は反緊縮姿勢を明確に示しました。これはユーロ圏全体の脅威

となるだけでなく、他の加盟国がこの動きをフォローする可能性も出てくるため、今年に入ってから小康状態を保っていたユーロ圏にとって、寝た子を起こした結果となるのかもしれません。
すみません、いろいろなことをずっとやっていたので、脳みそがただれて来ました

これからゆっくりバスにつかり、そのまま推理小説でも読みます。また明日~

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